ノートPC画面の縦線・横線を直す方法|Windows 10で試せる7つの対処法
仕事用にノートパソコンを開いたら、画面に縦線や横線が入っていた――そんな経験はありませんか?ディスプレイの表示が正常に働かず、異常な色が出ることもあります。どうすればいいのでしょう?実は、こうした表示トラブルは非常によくある症状で、いくつかの手順を踏めば簡単に解決できることがほとんどです。
この問題はハードウェアとソフトウェアのどちらかが原因のため、まず原因を見極めることが解決への第一歩となります。本記事で紹介するすべての対処法は実際に検証済みです。スクリーンショットを参考にしながら、画面の線をひとつずつ修正していきましょう。

Windows 10のノートPC・モニター画面に横線/縦線が表示されるときの直し方
画面にランダムな線が現れる原因として考えられるのは、主に以下の通りです。
- ハードウェアの不具合: ディスプレイにはそれぞれ異なる接続方法が必要で、ケーブルやGPUなどの周辺機器も関わってきます。フラットケーブル(リボンケーブル)が外れている、あるいはモニターがシステムと非対応の場合、画面に横線が現れることがあります。
- 古い・非対応のドライバー: 画面表示やグラフィック、視覚効果などの設定は、すべてインストール済みのグラフィックカードが担っています。そのため、グラフィックドライバーが古かったりOSと互換性がなかったりすると、この問題が発生します。
- 誤ったディスプレイ設定: モニターに適さない画面解像度を使用していると、この問題が起こることがあります。
- Windows OS自体の問題: マルウェアに感染したOSを使っている、またはグラフィック描画に関わるWindows 10の重要なシステムファイルが破損している場合も、同様の症状につながります。
ワンポイントアドバイス: 原因を切り分けるには、PCを再起動してBIOS設定画面に入りましょう。BIOS画面でも線が表示されるならハードウェア起因、表示されなければソフトウェア起因の問題だと判断できます。
方法1:ハードウェアの問題を解消する
画面の横線・縦線を直すには、まずハードウェアの点検が不可欠です。
- モニターとケーブルの相性を確認しましょう。規格が合っていないと正常に表示されません。
- コットンや柔らかい布で画面を優しく清掃します。
- 画面にひび割れがないかを目視で確認します。
- 内部のフラットケーブルの点検は専門業者に依頼しましょう。
方法2:画面解像度を調整する
まずは解像度を調整して、モニターとWindows OSの間の不整合を防ぎましょう。
- デスクトップの何もない場所を右クリックし、「ディスプレイ設定」を選択します。
- 「拡大縮小とレイアウト」セクションにある「ディスプレイの解像度」のドロップダウンメニューをクリックします。
- 「推奨」と表示されている解像度を選択し、PCを再起動します。

方法3:Windowsトラブルシューティングツールを実行する
オプション1:ビデオ再生のトラブルシューティングツール
動画の視聴中やストリーミング中だけ画面が乱れたり線が現れたりするケースでは、Windows標準のトラブルシューティングツールが役立ちます。
- Windowsキー + I を同時に押して「設定」を開きます。
- 「更新とセキュリティ」をクリックします。
- 左側のメニューから「トラブルシューティング」を選び、右側の「追加のトラブルシューティングツール」をクリックします。
- 一覧から「ビデオ再生」を選択し、「トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。
オプション2:ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツール
動画以外の場面でも症状が広く現れる場合は、こちらのツールを試すのがおすすめです。
- Windowsキー + R を同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- msdt.exe -id DeviceDiagnostic と入力して「OK」をクリックします。
- 「詳細オプション」をクリックします。
- 「自動的に修復する」にチェックを入れ、「次へ」を押します。
- 処理が完了したらPCを再起動し、問題が解決したか確認しましょう。
方法4:DISMスキャンを実行する
DISMは、コンポーネントベースサービシング(CBS)の修復に欠かせないツールです。Windowsのディスプレイ関連ファイルに不具合がある場合、このスキャンで画面の線が消えることがあります。
- 検索ボックスにcmdと入力し、「管理者として実行」を選択してコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
- DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth と入力してEnterキーを押します。
- 最初のスキャンが完了したら、続けて DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth を実行します。
- 完了後にPCを再起動します。改善しない場合は、次の方法を試してください。
方法5:グラフィックスドライバーを更新する
前述の通り、グラフィックカードは画面表示の中核となる部品です。ここに不具合があると、さまざまな表示問題が起こり得ます。ドライバーを更新して画面の横線を直しましょう。
- Windowsキーを押して「デバイスマネージャー」と入力し、「開く」をクリックします。
- 「ディスプレイアダプター」をダブルクリックして展開します。
- 使用中のディスプレイドライバー(例:NVIDIA GeForce 940 MX)を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
- 「ドライバーを自動的に検索」を選びます。
- ドライバーが最新版へと更新されます。すでに最新の場合は、その旨のメッセージが表示されます。
- 最後に「閉じる」をクリックしてPCを再起動します。
方法6:ドライバーの更新を元に戻す(ロールバック)
グラフィックドライバーの更新の中には、バグを含むものやシステムと相性が悪いものがあります。そんなときは、以前のバージョンへ戻すことで解決する場合があります。
- 先ほどと同じ手順で「デバイスマネージャー」>「ディスプレイアダプター」を開きます。
- ディスプレイドライバー(例:Intel(R) UHD Graphics 620)を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「ドライバー」タブに切り替え、「ドライバーを元に戻す」をクリックします。
- システムを再起動し、線が消えたことを確認しましょう。
方法7:Windowsを更新する
これまでの方法で改善しない場合は、Windows本体を最新の状態に更新してみてください。
- Windowsの検索バーから「設定」アプリを起動します。
- 「更新とセキュリティ」をクリックします。
- 左側のメニューから「Windows Update」を選択します。
- 右側の「更新プログラムのチェック」をクリックします。
- 更新プログラムがあればダウンロードし、「今すぐ再起動」をクリックしてインストールします。すでに最新の場合は「最新の状態です」と表示されます。
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