Windowsで画面が上下逆に表示されたときの直し方【5つの解決策】
Windowsには、画面をさまざまな角度に回転させる機能が標準で搭載されており、キーボードショートカットでも簡単に操作できます。しかし、この便利な機能であるにもかかわらず、「何も操作していないのに画面が回転してしまった」というケースが多く報告されています。

原因としては、うっかりショートカットキーを押してしまったか、別のアプリケーションが設定を変更した可能性が考えられます。幸い、この問題の解決方法は非常にシンプルで、特別な手間もほとんどかかりません。以下の5つの解決策を順番に試してみてください。
解決策1:ホットキーを使って画面の向きを戻す
Windowsには、ディスプレイの向きを変更できるホットキーが用意されています。まず、これらのホットキーが有効になっていることを確認し、有効であればキーボードショートカットで向きを変更しましょう。
- デスクトップ上の任意の場所を右クリックし、「グラフィックオプション」を選択します。
- 「ホットキー」>「有効」を選択します。ホットキーが有効になっていることを確認したら、「Ctrl + Alt + ↑(上矢印)」を押して画面の向きを元に戻します。「Ctrl + Alt + →」「Ctrl + Alt + ←」「Ctrl + Alt + ↓」でも他の方向へ回転できます。

解決策2:グラフィックスプロパティで設定を確認する
Intel HD Graphicsを使用している場合、デスクトップを右クリックすると「グラフィックスプロパティ」という項目が表示されるはずです。このメニューにはグラフィックドライバーの各種プロパティが含まれており、リフレッシュレート、解像度、色深度などの設定を変更できます。ここから画面の向きの設定を確認しましょう。
- デスクトップ上の任意の場所を右クリックし、「グラフィックスプロパティ」または「Intel グラフィックス設定」を選択します。
- 表示されたサブメニューの一覧から「ディスプレイ」を選択します。
- 「ディスプレイ設定」の項目に画面の回転に関するオプションがあるので、回転角度が「0」に設定されていることを確認します。
- 「適用」をクリックして変更を保存し、画面を閉じます。画面の向きは自動的に元に戻るはずです。



解決策3:Windowsのディスプレイ設定から変更する
Windowsの設定にも、パソコンのディスプレイを管理する専用セクションがあります。ここから解像度や表示方向を手間なく制御できます。この設定が意図せず変更されているために、画面が上下逆に表示されている可能性もあります。
- 「Windows + S」キーを押し、検索ボックスに「設定」と入力してアプリを開きます。
- 設定画面で「システム」をクリックし、左側のナビゲーションから「ディスプレイ」を選択します。一番下までスクロールして「詳細ディスプレイ設定」をクリックします。
- 詳細ディスプレイ設定で「ディスプレイアダプターのプロパティ」をクリックし、「Intel HD Graphicsコントロールパネル」を開きます。
- 回転の設定を「0度」に変更します。ディスプレイは自動的に元の状態へ戻るはずです。


解決策4:モニター本体の物理ボタンを確認する
一部のモニターには、画面の回転を90度単位で切り替えるための物理ボタンが搭載されています。この機能の存在を知らずに誤ってボタンを押してしまい、画面が回転してしまったケースもあります。モニターの側面や背面にあるボタンを確認し、メニューが開いたら項目をたどって回転に関するオプションがないか探してみてください。
また、お使いのモニターの型番でインターネット検索を行えば、この機能が搭載されているかどうかを調べられます。取扱説明書にも回転オプションに関する詳細が記載されている場合があります。オプションが見つかったら、デフォルトの「0度」に戻しておきましょう。
さらに、モニター自体が正しく設置されているかも確認してください。当たり前のことのように思えますが、実際にモニターを上下逆に取り付けていたという報告例も存在するのです。
解決策5:グラフィックドライバーを更新する
上記のいずれの方法でも解決しない場合は、グラフィックドライバーが古くなっているか、破損している可能性があります。ドライバーに問題があると、ディスプレイが応答しない状態になり、アプリケーションからの設定変更を受け付けなくなることがあります。ドライバーを更新すれば、画面の回転は自動的に正常な状態へ戻ります。
- 「Windows + R」キーを押し、ダイアログボックスに「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押します。デバイスマネージャーが開いたら「ディスプレイアダプター」を展開し、該当するハードウェアを右クリックして「アンインストール」を選択します。
- パソコンを通常モードで再起動し、再度「Windows + R」キーで「devmgmt.msc」を開きます。多くの場合、デフォルトのドライバーが自動的にインストールされます。インストールされない場合は、デバイスマネージャーの空きスペースを右クリックして「ハードウェア変更のスキャン」を選択してください。
この手順により、パソコンに標準のドライバーがインストールされます。パソコンを再起動して、画面の回転が修正されたかどうかを確認してください。改善しない場合は、上記の解決策1〜4を再度試すか、以下の方法でドライバーを最新版に更新しましょう。

- 次の2つの方法があります。ひとつは、NVIDIAなどのメーカーの公式サイトからお使いのハードウェアに対応した最新(または旧安定版)ドライバーをダウンロードして手動でインストールする方法。もうひとつは、Windows自身に最新版を自動的にインストールさせる方法です。
- ここでは自動インストールの手順を紹介します。デバイスマネージャーでハードウェアを右クリックして「ドライバーの更新」を選択し、最初のオプション「ドライバーを自動的に検索」をクリックします。
- 必要なファイルのインストールが完了するのを待ち、パソコンを再起動します。これで画面の回転の問題は解決するはずです。

ワンポイントアドバイス:「設定」からWindows Updateを実行し、パソコンに利用可能な更新プログラムがないか確認するのもおすすめです。OSやドライバー関連の更新によって問題が解消されることがあります。
-
Windows 10でSling TVがダウン・読み込めない問題を解決する8つの対処法
Sling TVは、世界中のさまざまなチャンネルをストリーミング配信するアメリカ発のアプリ型TVサービスです。海外ドラマや国際的な番組を一気見したい視聴者にとって理想的なプラットフォームとなっています。テレビ番組だけでなく、ニュース、スポーツ、オンデマンドコンテンツもライブ配信しており、パラボラアンテナやケーブル接続は一切不要。デスクトップPC、ノートPC、Android/iOS端末、Rokuなど幅広いデバイスで利用できる、非常に便利なサービスです。 しかし近年、Sling TVユーザーの間では読み込みに関する不具合の報告が相次いでいます。同じ問題でお困りの方は、この記事がきっと役立つはずで
-
スマホの画面焼け(焼き付き・残像)とは?AMOLED/LCDディスプレイの対処法と予防策を徹底解説
スマートフォンを選ぶ際、ディスプレイは購入判断に大きく影響する重要な要素です。その中でも悩ましいのが、AMOLED(有機EL)とLCDのどちらを選ぶかという問題です。近年では多くのフラッグシップモデルがAMOLEDへ移行していますが、だからといってAMOLEDが完璧というわけではありません。AMOLEDで懸念されるポイントの一つが「画面焼け(焼き付き)」や「残像(ゴースト画像)」です。LCDと比べると、AMOLEDの方が焼き付きや残像が発生しやすい傾向にあり、この点においてAMOLEDは明確に不利と言えます。 実際に画面焼けを経験したことがない方も多いかもしれませんが、多くのAndroidユー