【Windows 10】クリップボードの履歴を表示・確認する3つの方法

クリップボードの履歴とは、PC上でコピー・切り取り・移動したデータが一時的に保存される記録のことです。テキスト、ハイパーリンク、画像など、さまざまな形式のデータをコピーすると、その複製がクリップボードに保存されます。通常、クリップボードの内容はPCをシャットダウンするとリセットされるため、保存されているのは現在のセッション中にコピーしたデータのみです。クリップボードは、データをPC内のある場所から別の場所へコピー・移動するための機能であり、アプリケーション間でのデータの受け渡しにも活用できます。
Windows 10では、Ctrl + C(コピー)とCtrl + V(貼り付け)のショートカットキーを使えば、データを簡単に目的の場所へ転送できます。しかし、「過去にコピーしたデータをもう一度使いたい」「クリップボードに何が残っているか確認したい」といった場面もあるでしょう。そんなときに役立つのがクリップボードの履歴機能です。この記事では、Windows 10でクリップボードの履歴を表示する方法をわかりやすく解説します。

Windows 10でクリップボードの履歴を表示する方法
クリップボードの履歴を確認すべき理由
クリップボードの履歴を確認したい理由はいくつかあります。最も重要なのは、ログインID、パスワード、銀行口座情報などの機密性の高いデータを削除するためです。特に共用PCや他人のPCを使用した場合、機密情報がクリップボードに残ったままにならないよう注意が必要です。また、以前コピーしたデータをもう一度参照したい場合にも、履歴機能が大いに役立ちます。
Windows 10でクリップボードの履歴を表示する3つの方法
方法1:標準搭載のクリップボード履歴機能を使う
2018年のWindows 10アップデートにより、クリップボード履歴機能が標準搭載されました。詳細はMicrosoftの公式ページでも確認できます。ただし、この機能が対応しているのはテキスト、HTML、および4MB未満の画像のみです。以下の手順で有効化できます。
1. まず、画面左下のWindows検索バーに「クリップボードの設定」と入力し、「開く」をクリックして設定画面を開きます。

2. 「クリップボード履歴」のトグルスイッチを「オン」にします。

3. 別のデバイスとクリップボード履歴を同期したい場合は、「サインイン」をクリックしてMicrosoftアカウントでサインインします。

4. クリップボードのデータを消去したい場合は、「クリップボードデータの消去」の下にある「消去」ボタンをクリックするだけで完了です。

5. なお、Microsoft Wordなどの一部のアプリには、アプリ内で使えるクリップボード機能が組み込まれています。Wordの場合は、「ホーム」タブにある「クリップボード」をクリックすることで利用できます。

方法2:Microsoft StoreからClipboardアプリをダウンロードする
次に紹介するのは、Microsoft Storeで配信されている「Clipboard」アプリです。このアプリを使えば、クリップボードの履歴を一覧形式で簡単に確認でき、データのコピー&移動もスムーズに行えます。Windows 10標準のクリップボード機能よりも使い勝手が良く、操作も直感的なのが魅力です。導入手順は以下の通りです。
1. Windows検索バーに「Microsoft Store」と入力し、検索結果からMicrosoft Storeを開きます。

2. Microsoft Store内で「Clipboard」と検索します。

3. 検索結果からClipboardアプリを見つけ、「入手」をクリックしてインストールします。必ず正しいアプリを選択してください。正規のClipboardアプリはJustin Chase氏によって公開されており、無料で利用できます。

4. インストールが完了したら、アプリを起動します。
5. アプリを起動すれば、Windows 10 PCのクリップボード履歴を自由に閲覧できます。さらに、クリップボード上のデータを他の任意の場所へ共有することも可能です。
方法3:Clipdiaryアプリを使う
Microsoft Storeのアプリに満足できない場合は、サードパーティ製のクリップボードビューア兼マネージャー「Clipdiary」を試してみましょう。このアプリも無料で提供されており、現在のセッション中にコピー・移動したすべてのデータを一括で確認できます。さらに、クリップボード履歴の編集や削除も行えるのが大きな特徴です。導入と使い方は以下の通りです。

1. まず、WebブラウザからClipdiaryの公式サイトにアクセスし、アプリをダウンロードします。
2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、PCにインストールします。インストール後はファイルをダブルクリックするだけでアプリを起動できます。
3. Clipdiaryは起動後にバックグラウンドで常駐するため、ショートカットキーCtrl + Dを押すだけでクリップボード履歴を表示できます。
4. 履歴から必要なデータを再取得したり、内容を編集したりすることが可能です。もちろん、コピー済みのデータを任意の場所へ移動することも簡単に行えます。
Clipdiaryは完全無料で、すべての機能を制限なく利用できる優れた選択肢です。前述の方法に満足できない場合の代替手段としておすすめできます。
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本ガイドが参考になり、上記の方法でWindows 10のクリップボード履歴を表示できれば幸いです。ご不明な点があれば、コメント欄でお気軽にお尋ねください。
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