WindowsでBackTrackをインストール・実行する方法【VMware/VirtualBox/ISO対応】
お使いのパソコンやAndroidスマートフォンにセキュリティ関連の問題が発生し、その解決方法をお探しではありませんか?「BackTrack(バックトラック)」は、システムエラーや技術的な問題の診断に役立つ強力なツールです。Windowsへのインストールも実行も簡単で、この記事を読めば手順がすぐに把握できます。
本記事では、BackTrackの概要から、パソコンにインストールして実行するための具体的な手順まで詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
BackTrackとは?
BackTrackは、セキュリティツール向けに設計されたLinuxディストリビューションをベースとしたシステムで、セキュリティ専門家によるペネトレーションテスト(侵入テスト)に使用されています。セキュリティのプロフェッショナルが、ネイティブ環境で脆弱性の評価や診断を行えるように作られた侵入テストプログラムです。
BackTrackには、「情報収集」「ストレステスト」「リバースエンジニアリング」「フォレンジック」「レポーティングツール」「権限昇格」「アクセス維持」など、300以上のオープンソースセキュリティツールが豊富に搭載されています。
WindowsでBackTrackをインストール・実行する方法
BackTrackのインストールと実行はとても簡単です。以下の3つの方法から、お好みのものを選択できます。
- VMwareを使用する方法
- VirtualBoxを使用する方法
- ISOイメージファイルを使用する方法
方法1:VMwareを使う
- パソコンにVMwareをインストールします。ファイルをダウンロードし、仮想マシンを作成しましょう。
- 「Typical(標準)」オプションをクリックして続行します。

- 次に、以下のようにインストーラーイメージファイルを選択します。

- ゲストOSを選択します。「Linux」オプションの横にあるボタンをクリックし、ドロップダウンメニューからUbuntuを選択してください。
- 次のウィンドウで仮想マシンに名前を付け、保存先の場所を選択します。

- ディスク容量を確認します(20GBが推奨されます)。

- 「Finish(完了)」をクリックし、ブート画面が表示されるまで待ちます。

- 新しいウィンドウが表示されたら、以下のように適切なオプションを選択します。

- GUIを起動するために「startx」と入力し、Enterキーを押します。
- アプリメニューから「BackTrack」を選択すると、インストール済みのセキュリティツールが一覧表示されます。
- これで、すべてのツールが使用可能な状態になりました。

- 画面左上の「Install Backtrack」オプションをクリックすると、インストールが実行されます。
方法2:VirtualBoxを使ってインストールする
- VirtualBoxを起動し、ツールバーの「新規(New)」をクリックして、新しい仮想マシンの作成を開始します。

- 新しい仮想マシンの名前を入力し、OSの種類とバージョンを選択します。

- ※メモリサイズは512MB〜800MB程度が推奨されます。
- 仮想ドライブのファイルを選択し、仮想マシン用にディスク容量を割り当てます。「次へ(Next)」をクリックすると、新しい仮想マシンが作成されます。

- 「新しいハードディスクを作成(Create a new Hard Disk)」の横にあるラジオボタンを選択し、「作成(Create)」をクリックします。ハードドライブファイルのタイプを指定し、「次へ」をクリックして確定しましょう。

- OSのISOファイルまたはイメージファイルを追加します。「設定(Settings)」ボタンをクリックし、「ストレージ(Storage)」を選択して「空(Empty)」をクリックします。ディスクアイコンを選択し、ドロップダウンメニューからオプションを選んでください。

- 仮想CDまたはDVDファイルを選択し、ISOファイルが保存されている場所を開きます。ISOファイルを選択したら「OK」をクリックし、最後に「起動(Start)」ボタンを押して完了です。

- 「起動」をクリックすると仮想マシンがブートします。キーボードのEnterキーを押して進みましょう。

以上で、VirtualBoxを使ったBackTrackのインストールと実行は完了です。
方法3:ISOイメージファイルを使ってインストール・実行する
この方法は、Windows PCにBackTrackをインストールして実行するための簡単な代替手段です。以下の手順に従って進めてください。
- PowerISOやDaemon ToolsなどのISO書き込みソフトウェアを用意します(多くの場合、すでにPCにインストールされています)。インストールされていない場合は、各ソフトの公式サイトからダウンロードしてください。
- BackTrackのISOイメージファイルをダウンロードします。
- CD/DVDライティングソフトウェアと、それに対応した光学ドライブが必要です。
- 空のDVDをディスクドライブに挿入します。
- PowerISOを使用して、イメージファイルをディスクに書き込みます。
- DVDからPCを再起動した後、BackTrackをインストールします。
※補足:BackTrackの開発は終了しており、現在は後継となる「Kali Linux」が広く利用されています。最新のセキュリティテスト環境を求める場合は、Kali Linuxの利用も検討してみてください。
まとめ
以上が、Windows PCにBackTrackをインストールして実行するための簡単な手順でした。紹介した3つの方法のいずれかを選べば、お使いのパソコンでBackTrackを実行できます。BackTrackは、Linuxベースで開発された、セキュリティ上の脆弱性の評価やセキュリティテスト・侵入テストに役立つ便利なツールです。同様の目的であれば、より新しいKali Linuxの活用もおすすめです。
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