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Windows 10でデバイスによるPCのスリープ解除を許可・禁止する2つの方法

パソコンをスリープ状態にするのは、省エネのために多くのユーザーが日常的に行っている操作です。スリープなら、必要なときにすぐ作業を再開できるのも大きなメリットですね。しかし、マウスやBluetooth機器などの一部のハードウェアが、勝手にPCをスリープから復帰させてしまうことがあります。これでは作業の妨げになるだけでなく、気づかないうちに電力を消費し、ノートPCの場合はバッテリー残量を大きく減らしてしまう原因にもなります。

そもそもPCがスリープ状態になると、マウスや指紋認証リーダーなどの人間インターフェースデバイス(HID)への電源供給は停止されます。Windows 10には、どのデバイスにスリープ解除を許可し、どのデバイスを禁止するかを自分で選択できる機能が備わっています。

この記事では、Windows 10でデバイスによるスリープ解除を許可または禁止する方法を、2つの手順に分けてわかりやすく解説します。

Windows 10でデバイスによるスリープ解除を許可・禁止する方法

注意: 作業を始める前に、万が一問題が発生した場合に備えてシステムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。

方法1: コマンドプロンプトで許可・禁止を設定する

手順1. 「Windowsキー + X」を押し、メニューから「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。

手順2. コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。

powercfg -devicequery wake_from_any

ポイント: このコマンドを実行すると、スリープ解除に対応しているすべてのデバイスの一覧が表示されます。許可したいデバイス名を控えておきましょう。

手順3. 特定のデバイスにスリープ解除を許可したい場合は、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。

powercfg -deviceenablewake "デバイス名"

ポイント: 「デバイス名」の部分は、手順2で控えた実際のデバイス名に置き換えてください。

手順4. コマンドの実行が完了すると、そのデバイスはPCをスリープ状態から復帰させられるようになります。

手順5. 次に、逆にデバイスによるスリープ解除を禁止したい場合は、まず以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。

powercfg -devicequery wake_armed

ポイント: このコマンドで、現在スリープ解除が許可されているデバイスの一覧が表示されます。禁止したいデバイス名を控えておいてください。

手順6. 続けて、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。

powercfg -devicedisablewake "デバイス名"

ポイント: 「デバイス名」の部分は、手順5で控えた実際のデバイス名に置き換えてください。

手順7. すべて完了したら、コマンドプロンプトを閉じてPCを再起動します。

方法2: デバイスマネージャーで許可・禁止を設定する

コマンド操作に慣れていない方には、GUIで直感的に設定できるこちらの方法がおすすめです。

手順1. 「Windowsキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押します。

手順2. デバイスマネージャーが起動したら、設定したいデバイスのカテゴリ(例:「キーボード」)を展開します。次に、対象のデバイス(例:HID キーボード デバイス)をダブルクリックします。

手順3. デバイスのプロパティウィンドウが表示されたら、「電源の管理」タブを開き、「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」にチェックを入れると許可、チェックを外すと禁止になります。設定後、「適用」→「OK」の順にクリックします。

手順4. すべてのウィンドウを閉じ、PCを再起動して設定を反映させます。

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以上で、Windows 10でデバイスによるスリープ解除を許可または禁止する方法の解説は完了です。マウスやキーボードの意図しない復帰に悩まされている方は、ぜひ試してみてください。この記事についてご不明な点がある場合は、お気軽にコメント欄でお尋ねください。

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