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Windows 10でエラーコード0x80004005(未指定のエラー)が発生したときの対処法まとめ

長い歴史を持つWindowsですが、今なお多くの問題に悩まされています。そのほとんどは比較的簡単に解決できるものの、原因が特定できないエラーに遭遇すると途方に暮れてしまうこともあるでしょう。

Windowsのエラーにはそれぞれ不可解なコードが割り当てられており、そのひとつが「0x80004005」です。このエラーはMicrosoft自身によって「未指定のエラー(Unspecified Error)」に分類されており、さまざまな状況で発生します。具体的には、Windowsのインストールやアップデート時、圧縮ファイルの展開時、共有ファイルやフォルダへのアクセス時、仮想マシンの起動・セットアップ時、Outlookでのメール受信時など、幅広い場面でこのエラーが報告されています。

Windows 10でエラーコード0x80004005(未指定のエラー)が発生したときの対処法まとめ

エラーコード0x80004005の修正方法

作業を始める前に、万が一のトラブルに備えて復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。

0x80004005エラーには万能な解決策は存在せず、エラーが発生する状況や場所によってトラブルシューティングの手順が異なります。そこで本記事では、エラーが起こりやすい代表的なシーンごとに、それぞれの対処法を詳しく解説していきます。

ケース1:Windows Update時にエラー0x80004005が発生する場合

0x80004005エラーが最も頻繁に発生するのは、Windowsのアップデートを試みたときです。明確な原因は判明していませんが、破損したファイルやサービスが関係している可能性があります。また、このエラーはセキュリティ修正のための更新プログラム「KB3087040」とも深く関連しています。Internet Explorerの脆弱性を修正するために配信されたこの更新プログラムがダウンロードできず、エラーコード0x80004005が表示されるという報告が多数寄せられました。

Windows 10の更新時にエラーコード0x80004005や0x80070490が表示される場合は、以下の方法を試してみてください。

対処法1:Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行する

Windowsでエラーが発生したときの最初の定番手段は、専用のトラブルシューティングツールを実行することです。以下の手順に従ってください。

1. スタートボタンをクリックするかWindowsキーを押し、「コントロールパネル」を検索します。検索結果が表示されたらEnterキーを押すか「開く」をクリックします。

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2. コントロールパネルの一覧から「トラブルシューティング」をクリックします。
注意:アイコンのサイズを変更すると項目を見つけやすくなります。「表示方法」のドロップダウンメニューから「小さいアイコン」を選択しましょう。

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3. トラブルシューティング画面の左側にある「すべて表示」をクリックすると、利用可能なトラブルシューティングツールの一覧が表示されます。

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4. 一覧を下までスクロールして「Windows Update」を見つけ、ダブルクリックします。
Windows 7および8のユーザーは、Microsoftの公式ページからWindows Updateトラブルシューティングツールをダウンロードできます。

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5. 「詳細」をクリックします。

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6. 「自動的に修復する」にチェックを入れ、「次へ」を押します。

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あとはトラブルシューティングツールの処理が完了するのを待ち、画面上の指示に従って操作してください。

対処法2:システムファイルチェッカー(SFC)スキャンを実行する

SFCスキャンは、破損したシステムファイルを検出して修復するための最も手軽な方法のひとつです。実行手順は以下の通りです。

1. 管理者としてコマンドプロンプトを起動する

a. Windowsキー + Xを押し、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択する
b. 検索バーで「コマンドプロンプト」を検索し、右側のパネルから「管理者として実行」を選択する

2. 次のコマンドを入力してEnterキーを押します。
sfc /scannow

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スキャンには環境によって時間がかかる場合がありますので、完了までお待ちください。

対処法3:Windows Updateのダウンロードフォルダの中身を削除する

Windows Updateのダウンロードフォルダ内に破損ファイルがあると、このエラーが発生することがあります。該当フォルダ内のファイルを手動で削除すれば解決する場合があります。

1. デスクトップのショートカットをダブルクリックするか、Windowsキー + Eを押してエクスプローラーを起動します。

2. 次の場所へ移動します:
C:\Windows\SoftwareDistribution\Download
(アドレスバーの余白をクリックし、上記のパスをコピー&ペーストしてEnterキーを押します)

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3. Ctrl + Aですべての項目を選択し、右クリックして「削除」を選択します(キーボードのDeleteキーを直接押しても構いません)。

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削除の確認メッセージが表示されたら、操作を確定してください。削除後は、ごみ箱も空にしておきましょう。

対処法4:Windows Update関連サービスを再起動する

更新プログラムのダウンロードやインストールなど、Windows Updateに関する処理は複数のサービスによって担われています。これらのサービスのいずれかに不具合や破損があると、0x80004005エラーが発生する可能性があります。サービスを一度停止して再起動することで改善が期待できます。

1. 前述の方法で、管理者としてコマンドプロンプトを開きます。

2. 更新サービスを停止するため、以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーを押します。

net stop wuauserv
net stop bits
net stop trustedinstaller
net stop appidsvc
net stop cryptsvc

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3. 続いて、以下のコマンドを1行ずつ入力して各サービスを再起動します。こちらも必ず1行ごとにEnterキーを押してください。

net start wuauserv
net start bits
net start trustedinstaller
net start appidsvc
net start cryptsvc

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4. 再度Windowsの更新を試み、「エラーコード0x80004005:未指定のエラー」が再発しないか確認します。

対処法5:Windowsを手動で更新する

上記の方法がすべて失敗した場合は、手動でアップデートを行うのが最善です。

お好みのブラウザを起動し、「Microsoft Update Catalog」のページを開きます。検索ボックスにインストールしたい更新プログラムのKB番号を入力してください。

更新ファイルをダウンロードし、完了後にダブルクリックして、画面の指示に従って手動でインストールします。

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ケース2:圧縮ファイルの展開時にエラーが発生する場合

0x80004005エラーは、圧縮ファイルを展開する際にも発生します。展開時にのみエラーが出る場合は、まず別の解凍ソフト(7-ZipやWinRARなど)を試してみてください。また、そのファイルが本当に展開可能な形式であること、パスワード保護されていないことも確認しましょう。

もうひとつの原因として考えられるのは、アンチウイルスソフトの過剰な保護機能です。一部のセキュリティソフトはPCを守るためにzipファイルの展開をブロックします。展開しようとしている圧縮ファイルに悪意のあるファイルが含まれていないと確信できるなら、一時的にアンチウイルスを無効化してから再度展開を試みてください。無事に展開できた場合は、現在のアンチウイルスソフトを別の製品に乗り換えることも検討しましょう。

それでも解決しない場合は、コマンドプロンプトを使って2つのダイナミックリンクライブラリ(DLL)を再登録する方法を試します。

1. 前述の方法で管理者としてコマンドプロンプトを起動します。

2. コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
regsvr32 jscript.dll

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3. 続けてregsvr32 vbscript.dllと入力し、Enterキーを押します。

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最後にPCを再起動し、ファイルの解凍を再度試みてください。0x80004005エラーは発生しなくなるはずです。

なお、ファイルのコピー名前変更など他のファイル操作中に0x80004005エラーが発生する場合は、「ファイルとフォルダーのトラブルシューティングツール」の実行をおすすめします。手順は以下の通りです。

1. Microsoftの公式ページ「Windowsのファイルとフォルダーの問題を自動的に診断して修復する」から必要なファイルをダウンロードします。ダウンロード後、「winfilefolder.DiagCab」ファイルをクリックしてファイルとフォルダーのトラブルシューティングツールを起動します。

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2. 「詳細」をクリックし、「自動的に修復する」オプションにチェックを入れます。「次へ」ボタンを押すとトラブルシューティングが開始されます。

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3. 発生している問題を尋ねるウィンドウが表示されるので、該当する問題にチェックを入れて「次へ」をクリックします。

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トラブルシューティングツールの処理が完了するまで待ち、途中で表示される指示にはすべて従ってください。完了後、Windows 10でエラー0x80004005が解消されたかどうかを確認しましょう。

ケース3:仮想マシンや共有フォルダへのアクセス時にエラーが発生する場合

0x80004005エラーは、共有ファイルやフォルダへのアクセス時、または仮想マシンのエラーによっても引き起こされます。いずれの場合も、レジストリキーの削除またはレジストリエディターの設定変更で問題が解決することが知られています。

対処法1:レジストリキーを削除する

レジストリエディターは強力なツールであり、誤った操作は深刻な問題を引き起こしかねません。以下の手順は慎重に進めてください。

1. 以下のいずれかの方法でWindowsレジストリエディターを開きます。

a. ファイル名を指定して実行(Windowsキー + R)を開き、「regedit」と入力してEnterキーを押す
b. スタートボタンをクリックするかWindowsキーを押し、「レジストリエディター」を検索してEnterキーを押す

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どちらの方法でも、アプリケーションによるシステム変更を許可するかどうかを尋ねるユーザーアカウント制御のメッセージが表示されます。「はい」をクリックして許可してください。

2. 次のレジストリパスへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\AppCompatFlags\Layers

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3. 右側のパネルを確認し、キーが存在する場合は右クリックして「削除」を選択します。キーが存在しない場合は、次の方法を試してください。

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対処法2:Windowsレジストリを更新する

1. 前述の方法でWindowsレジストリエディターを再度起動します。

2. 次のパスへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System

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3. 右側パネルの空いている部分を右クリックし、「新規」を選択します。システムのアーキテクチャに応じて、以下のいずれかの値を作成してください。

32ビットシステムの場合:DWORD値を作成し、名前を「LocalAccountTokenFilterPolicy」にします。
64ビットシステムの場合:QWORD(64ビット)値を作成し、名前を「LocalAccountTokenFilterPolicy」にします。

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4. 作成したら、値をダブルクリックするか右クリックして「修正」を選択します。

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5. 値のデータを「1」に設定し、「OK」をクリックします。

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PCを再起動し、エラーが解消されたか確認してください。

対処法3:Microsoft 6to4をアンインストールする

最後の方法として、デバイスマネージャーからすべてのMicrosoft 6to4デバイスをアンインストールします。

1. 以下のいずれかの方法でデバイスマネージャーを起動します。

a. ファイル名を指定して実行(Windowsキー + R)を開き、「devmgmt.msc」または「hdwwiz.cpl」と入力してEnterキーを押す
b. スタートボタンをクリックするかWindowsキーを押し、「デバイスマネージャー」を検索して「開く」をクリックする
c. Windowsキー + Xを押す(またはスタートボタンを右クリック)し、パワーユーザーメニューから「デバイスマネージャー」を選択する

2. ウィンドウ上部の「表示」メニューをクリックし、「非表示のデバイスの表示」を選択します。

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3. 「ネットワークアダプター」をダブルクリックするか、横の矢印をクリックして展開します。

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4. 「Microsoft 6to4 アダプター」を右クリックして「アンインストール」を選択します。ネットワークアダプター配下に表示されているすべてのMicrosoft 6to4デバイスに対して、同じ操作を繰り返します。

すべてのMicrosoft 6to4デバイスを削除したら、PCを再起動し、Windows 10でエラーコード0x80004005が解消されたか確認してください。

ケース4:Outlookでメールにアクセスする際にエラーが発生する場合

Microsoft Outlookも、0x8004102aエラーや0x80004005エラーと関連が深いアプリケーションです。メールへのアクセス時、新着メッセージの受信時、さらにはメール送信時など、さまざまな場面でこのエラーが発生します。主な原因は2つあります。ひとつはアンチウイルスソフトが新着メッセージをブロックしていること、もうひとつは新着メールの通知機能に不具合があることです。

まずはアンチウイルスソフトを一時的に無効化し、エラーが解消されるか確認してください。それでも改善しない場合は、以下の手順に従ってOutlookの新着メール通知機能を無効化しましょう。

1. Outlookを起動してアカウントを開きます。「ツール」をクリックします。

2. 「オプション」をクリックし、「基本設定」タブに切り替えます。

3. 「電子メール オプション」をクリックし、「新しいメールが届いたときに通知メッセージを表示する」のチェックを外して機能を無効化します。

4. 「OK」をクリックし、さらに「OK」を押して設定を終了します。

ケース5:破損した一時ファイルを削除する

0x80004005エラーの最終的な解決策として、PC上のすべての一時ファイルを削除します。これにより、エラーの原因となっている破損ファイルも取り除くことができます。ここでは、Windows標準搭載の「ディスククリーンアップ」を使用します。

1. Windowsキー + Sを押して「ディスククリーンアップ」を検索し、Enterキーを押します。
または、ファイル名を指定して実行を開き、「cleanmgr」と入力してEnterキーを押しても構いません。

Windows 10でエラーコード0x80004005(未指定のエラー)が発生したときの対処法まとめ

2. スキャンが完了すると、削除可能なファイルの一覧が表示されたウィンドウが現れます。

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3. 「Temporary Internet Files(インターネット一時ファイル)」にチェックを入れ(ほかの項目は選択しないよう注意してください)、「システムファイルのクリーンアップ」をクリックします。

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一時ファイルを手動で削除する場合:

Windowsキー + Sを押し、検索バーに「%temp%」と入力してEnterキーを押します。一時ファイルやフォルダが格納されたフォルダが開くので、Ctrl + Aですべて選択し、「削除」を押します。

Windows 10でエラーコード0x80004005(未指定のエラー)が発生したときの対処法まとめ

一時ファイルの削除が完了したら、ごみ箱を開いて、そこからもファイルを完全に削除しておきましょう!

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以上で、Windows 10におけるエラー0x80004005の修正方法についての解説は終わりです。この記事についてまだ不明な点がある場合は、お気軽にコメント欄でお尋ねください。

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