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「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーを修正する5つの方法【Windows 10】

ファイルやフォルダーを別の場所へコピーまたは移動しようとした際に、「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました。この操作を実行するにはアクセス許可が必要です(Destination Folder Access Denied)」というエラーが表示されることがあります。

「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーを修正する5つの方法【Windows 10】

このエラーの主な原因は「所有権(Ownership)」が自分のアカウントにないことです。フォルダーやファイルの所有権が別のユーザーアカウントに存在しているため、閲覧はできても変更や削除ができない状態になっています。この場合、所有権を現在のユーザーアカウントに変更することで問題を解決できます。

また、Windowsのシステムファイルは既定でTrustedInstallerサービスが所有しており、Windowsファイル保護機能によって上書きが防止されています。そのため、管理者権限を持っていてもシステムファイルを削除・変更しようとすると「アクセスが拒否されました」というエラーが発生します。

エラーが表示されるファイルやフォルダーの所有権を取得すれば、フルコントロールが可能になり、削除や変更ができるようになります。以下では、このエラーの具体的な解決方法を5つ紹介します。

「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーの解決方法

方法1:コマンドプロンプトで所有権を取得する

1. Windowsボタンを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。

「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーを修正する5つの方法【Windows 10】

2. 例として、Dドライブ内の「Software」というフォルダー(完全なパス:D:\Software)の所有権を取得する場合を考えます。

3. コマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。
takeown /f "ファイルまたはフォルダーの完全なパス"
今回の例では以下のようになります。
takeown /f "D:\Software"

「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーを修正する5つの方法【Windows 10】

4. 上記のコマンドでうまくいかない場合は、代わりに次のコマンドを試してください(二重引用符を含みます)。
icacls "ファイルのパス" /grant (ユーザー名):F
例:icacls "D:\Software" /grant aditya:F

「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーを修正する5つの方法【Windows 10】

5. 「正常に完了しました」というメッセージが表示されたら、PCを再起動します。

これでエラーが解消され、ファイルやフォルダーを自由に変更できるようになります。解決しない場合は、次の方法を試してください。

方法2:「所有権の取得」レジストリファイルをインストールする

1. 手作業の手間を省きたい場合は、レジストリファイルを利用すると大幅に時間を節約できます。

「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーを修正する5つの方法【Windows 10】

2. このレジストリファイルをインストールすると、ワンクリックでファイルの所有権とアクセス権限を変更できます。「InstallTakeOwnership」をインストールし、対象のファイルやフォルダーを選択して右クリックメニューから「所有権の取得(Take Ownership)」をクリックします。

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3. 目的のファイルやフォルダーへのフルアクセスを取得した後、元の既定のアクセス許可に戻すこともできます。「Restore ownership(所有権の復元)」ボタンをクリックしてください。

「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーを修正する5つの方法【Windows 10】

これでファイル/フォルダーの所有権の取得に成功しました。このスクリプトを使いたくない場合は、手動で所有権を取得することもできます。次の方法をご覧ください。

方法3:ネットワーク探索とファイル共有を有効にする

Windows 10では、セットアップ時に特に指定しない限り、すべてのネットワークがプライベートネットワークとして扱われます。

1. Windowsキー + I を押して「設定」を開きます。

2. 設定画面で「ネットワークとインターネット」をクリックします。

「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーを修正する5つの方法【Windows 10】

3. 「ネットワークと共有センター」をクリックします。

「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーを修正する5つの方法【Windows 10】

4. 左側のペインにある「共有の詳細設定の変更」をクリックします。

5. 「ネットワーク探索を有効にする」と「ファイルとプリンターの共有を有効にする」が選択されていることを確認し、下部の「変更の保存」ボタンをクリックします。

「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーを修正する5つの方法【Windows 10】

6. 再度、以前エラーが表示されていたファイルやフォルダーにアクセスできるか確認してください。

方法4:手動で所有権を取得する

1. 削除または変更したいファイルやフォルダーの場所を開きます。
(例:D:\Software)

2. ファイルまたはフォルダーを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

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3. 「セキュリティ」タブをクリックし、「詳細設定」ボタンをクリックします。

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4. 所有者の横にある「変更」をクリックします。(現在の所有者をメモしておくと、後で元に戻したい場合に便利です。)

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5. 「ユーザーまたはグループの選択」ウィンドウが表示されます。

「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーを修正する5つの方法【Windows 10】

6. 「詳細設定」ボタンからユーザーアカウントを選択するか、「選択するオブジェクト名を入力してください」の欄に自分のユーザーアカウント名を入力して「OK」をクリックします。「詳細設定」をクリックした場合は、「検索」をクリックします。

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7. アクセス権を付与したいアカウントのユーザー名を入力します。現在のユーザーアカウント名(例:Aditya)を入力してください。

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8. 必要に応じて、「セキュリティの詳細設定」ウィンドウで「サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える」チェックボックスを選択すると、フォルダー内のすべてのサブフォルダーとファイルの所有者もまとめて変更できます。「OK」をクリックして所有権を変更します。

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9. 次に、自分のアカウントにフルアクセス権を付与します。再度ファイルまたはフォルダーを右クリックし、「プロパティ」→「セキュリティ」タブ→「詳細設定」の順にクリックします。

10. 「追加」ボタンをクリックします。「アクセス許可エントリ」ウィンドウが表示されます。

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11. 「プリンシパルの選択」をクリックし、自分のアカウントを選択します。

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12. アクセス許可を「フルコントロール」に設定して「OK」をクリックします。

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13. 必要に応じて、「セキュリティの詳細設定」ウィンドウで「すべての子孫に対し、このオブジェクトからの継承可能なアクセス許可で既存の継承可能なすべてのアクセス許可を置き換える」を選択します。

「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーを修正する5つの方法【Windows 10】

14. 以上で完了です。Windows 10でフォルダーやファイルの所有権を変更し、フルアクセスを取得できました。

方法5:ユーザーアカウント制御(UAC)を無効にする

上記のどの方法でも解決しない場合は、ユーザーアカウント制御(UAC)を無効にするという手段もあります。UACは、プログラムのインストールや起動、デバイスの設定変更を行うたびに表示されるポップアップです。UACを無効にすると、「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーは表示されなくなります。ただし、この方法は有効である一方、セキュリティリスクが高まるため、UACの無効化は推奨されません。実行する場合は自己責任で行ってください。

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以上、所有権を取得することで「宛先フォルダーへのアクセスは拒否されました」エラーを修正する方法を紹介しました。このチュートリアルがお役に立てば幸いです。ご不明な点がある場合は、お気軽にコメント欄でお尋ねください。

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