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「一時ディレクトリ内のファイルを実行できません」エラー5:アクセスが拒否されましたの対処法

Windows 10のパソコンに新しいソフトウェアをインストールするのは、本来とても簡単な作業です。ファイルを展開したり複雑な操作を行ったりする必要はなく、インストーラーをダブルクリックして、画面の指示に従うだけで完了します。

しかし、アプリケーションのインストール時や起動時に問題が発生することがあります。ソフトウェアをインストールしようとした際に、次のようなエラーメッセージが表示されるケースがあります。

一時ディレクトリ内のファイルを実行できません。セットアップは中止されました。エラー5:アクセスが拒否されました。(Unable To Execute Files In The Temporary Directory. Setup Aborted. Error 5: Access Is Denied.)

このエラーメッセージはWindowsではよく見られるものであるため、過度に心配する必要はありません。このエラーは、ディレクトリやアプリケーションに対する十分な権限を持たない状態で、アプリケーションのインストールやフォルダーの変更を試みた場合に表示されます。

また、パソコンがマルウェアに感染していることが原因で、一時ディレクトリ内のファイルを実行できない場合もあります。このガイドのトラブルシューティング手順に進む前に、必ずウイルススキャンを実行してシステムの安全を確認しておきましょう。

一時ディレクトリ内のファイルを実行できない場合の解決策

このエラーは数年前から存在しており、プログラムのインストールや起動を妨げる原因となります。以下の解決策を試して、このエラーメッセージを解消しましょう。

  1. ファイルを管理者として実行する
  2. 一時(TEMP)フォルダーを作成する
  3. アクセス許可を変更する

以降のセクションでは、上記の操作を行ってエラー5を修正する具体的な手順を詳しく解説します。

1] ファイルを管理者として実行する

このエラーが表示される理由の一つは、ユーザーアカウントにアプリケーションをインストールするための十分な権限がないことです。エラーの原因がバグである場合でも、多くのユーザーは管理者権限で実行することによってこの問題を回避できています。

やり方は簡単です。ファイルを右クリックし、コンテキストメニューから「管理者として実行」を選択するだけです。

2] TEMPフォルダーを作成する

新しい一時ファイル用フォルダーを作成し、「Temp」という名前を付ける必要があります。

まずエクスプローラーを開き、Cドライブに移動します。ドライブを開いて空いている部分を右クリックし、「新規作成」>「フォルダー」を選択して新しいフォルダーを作成します。フォルダー名は「Temp」とします。

次に、「PC」(旧バージョンのWindowsでは「マイコンピュータ」)を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

左側のペインにある「システムの詳細設定」リンクをクリックすると、新しいウィンドウが開きます。

「詳細設定」タブに移動し、下部にある「環境変数」ボタンをクリックします。

上部のボックスから「TEMP」をダブルクリックすると、開いた新しいダイアログの値フィールドに次の値が表示されているはずです。

%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp

この値を削除して、次のように変更します。

C:\Temp

「OK」ボタンを押して入力した値を保存し、開いていたウィンドウをすべて閉じます。

3] アクセス許可を変更する

以下の手順を実行することで、このエラーを修正できます。

エクスプローラーを開き、C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Localに移動します。

ここで「Temp」フォルダーを右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。

「セキュリティ」タブに移動し、「詳細設定」ボタンをクリックします。

新しいウィンドウには、SYSTEM、Administrators、および自分のユーザー名が付いたエントリといった、ユーザー権限のカテゴリが表示されます。

これらのカテゴリ(オブジェクト)は、親オブジェクトからアクセス許可を継承しています。

そのため、継承が有効になっていることを必ず確認してください。

「アクセス許可の変更」をクリックし、「親から継承可能なアクセス許可を含める」の横にあるチェックボックスにチェックを入れます。

最後に「適用」ボタンを押して変更を保存し、「OK」ボタンでウィンドウを閉じます。「続行」をクリックして、継承されたアクセス許可を置き換えます。

この手順が、エラー5の解決にお役に立てば幸いです。

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