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Chromium版Microsoft Edgeとは?特徴とダウンロードすべき理由を徹底解説

2018年、Microsoftは自社の「Edge」ブラウザをChromiumベースのウェブブラウザへと移行する方針を発表しました。そして現在、Windows 10/11ユーザー向けにChromiumベースの新しいMicrosoft Edgeの提供が開始され、従来Windowsに同梱されていた旧版Edgeが大幅に刷新されています。

さらにこの流れを受け、Windows 7およびWindows 8.1ユーザー向けにもChromium版Edgeの提供が始まりました。macOS版の登場にも注目が集まっています。

Chromium版Edgeブラウザとは?

Google ChromeやOperaなど、現在インターネット上で人気を集める多くのブラウザは「Chromium」と呼ばれるオープンソースプロジェクトを基盤としています。ChromiumはGoogleが中心となって開発・保守しているウェブプロジェクトであり、その優れた機能性こそが各ブラウザの人気を支えています。

Chromiumの主な特徴

Chromiumが数多くのブラウザの基盤として選ばれる理由は、以下の機能にあります。

  • Adobe Flash Playerがプリインストールされている
  • 利用状況やクラッシュレポートのトラッキング機能
  • 多くのGoogleサービスへのAPIキーを内蔵
  • Widevineデジタル著作権管理(DRM)モジュールを搭載
  • H.264やAACといった一般的なコーデックに対応

これらに加え、Chromiumベースのブラウザは動作が軽量である点も大きな魅力です。MicrosoftがChromium版Edgeの開発を決めた背景にも、この軽量性がありました。また、オープンソースであるため世界中の開発者が素早くバグを報告・修正でき、その結果、読み込みが速く不具合の少ない安定したブラウザが実現されています。

Chromium版Edgeの新機能

Chromiumへの移行により、EdgeにはGoogle Chromeと共通する多くの機能が搭載されることになりました。Microsoftはプレスリリースで次のように述べています。
「より大規模なChromiumオープンソースコミュニティと協力することで、顧客にとってより優れたウェブ互換性を、そしてすべてのウェブ開発者にとってウェブの断片化の低減を実現できることを嬉しく思います」

これは、ウェブ開発者にとって主要ブラウザ全体で互換性のあるプラグインや拡張機能を作りやすくなることを意味します。

ここからは、Chromium版Edgeの主な機能を見ていきましょう。

1. Internet Explorerモード

Microsoftによると、Chromium版Edgeの目標の一つは「現代のブラウザに対する根本的な不満」への対応です。Internet Explorerは動作が遅くバグも多く、開発者側もIE対応のためにアプリやサイトに追加の設定作業を施さなければなりませんでした。

とはいえ、MicrosoftがInternet Explorerを完全に切り捨てたわけではありません。むしろ新旧のブラウザを統合する「Internet Explorerモード」を用意し、Chromium版Edge上でIEをタブとして開けるようにしました。

なぜ最新ブラウザにまでIEを残すのか?答えはシンプルで、IE専用に構築された企業アプリや社内システムが今なお数多く存在するからです。このサポートがなければ、それらは動作しなくなってしまいます。なお、Internet ExplorerモードはEnterpriseエディション限定の機能である点に注意してください。

2. 強化されたプライバシー機能

サードパーティ製アプリによるデータ収集が激しさを増す中、MicrosoftはEdgeユーザーにより高度なプライバシーコントロールを提供すると約束しています。プライバシーレベルは「制限なし(Unrestricted)」「バランス(Balanced)」「厳格(Strict)」の3段階から選択可能で、ユーザーは自分の個人情報についてより大きなコントロール権と透明性を得られます。これらの設定は専用ページにまとめられているため、アクセスも非常に簡単です。

3. コレクション(Collections)機能

「コレクション」は、ウェブユーザーが抱えがちな情報過多の問題に対応するために設計された機能です。ウェブ上のコンテンツを整理・収集・共有・エクスポートでき、Microsoft Officeとの統合も含まれています。

学生や研究者にとっても便利な機能です。調べ物の出典を記録し、自動的に引用を作成できるため、論文執筆やレポート作成の効率が大きく向上します。

4. Fluid Framework

Chromium系の開発者をEdgeへ引き込むべく、Microsoftは「Fluid Framework」と呼ばれるフレームワークを導入しました。これは「ウェブ上で新しいクラスの共有型インタラクティブ体験を構築するための開発者テクノロジー」です。

Fluid Frameworkにより、開発者はウェブドキュメントやアプリケーションをシームレスに編集・共有・作成できます。さらに、テキスト翻訳、コンテンツ取得、編集提案、コンプライアンスチェックなどを支援するインテリジェントエージェントも組み込まれる予定です。

その他、Chromium版Edgeにはサードパーティアプリとの容易な連携や一部のGoogleサービスへのアクセスなど、Chromiumならではのメリットもそのまま引き継がれています。

Chromium版Edgeはダウンロードすべき?

結論から言えば、ぜひ試してみる価値のあるブラウザです。現時点で最も多機能なブラウザの一つと言えるでしょう。長年苦戦してきたブラウザ市場で巻き返しを図りたいMicrosoftには、ChromeやOperaに対抗できる製品を届けようという強い動機があるのです。Windows 7/8.1向けのChromium版Edgeは、Microsoft Insiderブログからダウンロードできます。

Windows向けの最新ブラウザについてさらに詳しく知りたい方は、関連記事もあわせてご覧ください。Chromium版Edgeを実際に使ってみた感想があれば、下のコメント欄でぜひお聞かせください。

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