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MSVCP120.dll・MSVCP140.dll エラー 0xc000012f の原因と解決方法を徹底解説

Windows を快適に使い続けるには、根気と工夫が必要です。アップデートのたびに新たなエラーが発生し、その多くはユーザー自身の手で解決しなければなりません。

「Bad Image MSVCP120.dll および MSVCP140.dll、エラー 0xc000012f」は、最近多くの Windows ユーザーを悩ませている問題の一つです。エラー名だけを見ると非常に複雑そうですが、実際のトラブルシューティングはそれほど難しくありません。本記事では、このエラーの原因と具体的な解決手順をわかりやすく解説します。

MSVCP120.dll・MSVCP140.dll エラー 0xc000012f とは?

このエラーは、Adobe Acrobat、Photoshop、Dropbox などのアプリケーションを起動しようとしたときに発生します。Windows 10/11、Windows 8、Windows 7 で報告されることが多く、エラーが出ると「実行しようとしているプログラムが破損している」という内容のポップアップが表示されます。

このエラーに関連する代表的なメッセージは以下のとおりです。

  • 「<プログラムまたはアプリケーション> は Windows 上で実行できるように設計されていないか、エラーを含んでいます。元のインストール メディアを使用して再度インストールするか、システム管理者またはソフトウェアのベンダーに問い合わせてください。エラー状態 0xc000012f」
  • 「<EXE または DLL ファイル> が見つかりません。」
  • 「ファイル <EXE または DLL ファイル> が存在しないため、コードの実行を続行できません。」
  • 「<EXE または DLL ファイル> がコンピューターに存在しないため、プログラムを開始できません。プログラムを再インストールしてこの問題を解決してください。」

このエラーが発生すると、以下のような症状が現れることがあります。

  • アプリケーションがまったく起動せず、「問題が発生しました」という別のエラーが表示される
  • アプリケーションは起動するものの、すぐにフリーズし、ほとんどの機能が操作できない
  • アプリケーションの動作が極端に遅く、PC のリソースを大量に消費する

エラーの主な原因

「Bad Image」で始まるエラー メッセージは、アプリケーションの実行ファイルやサポート モジュールが破損・損傷・欠落していることを意味します。そのため、アプリケーションが正常に読み込めなくなります。また、DLL の不一致も原因の一つで、これは Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージを利用するプログラムで特によく起こります。

このエラーの場合、MSVCP120.dll と MSVCP140.dll のファイルが問題の発生源です。これらの DLL を正常なコピーに置き換えれば一時的に改善することもありますが、根本的な原因に対処しない限りエラーは再発する可能性が高いです。ファイルを復元する前に、まず何が原因で DLL が不一致・破損したのかを突き止めることが重要です。

主な原因は以下のとおりです。

  • ウイルスやマルウェアへの感染
  • 該当ファイルを含むフォルダーの誤削除
  • システム ファイルの破損
  • プログラムの不完全なインストール

このエラーのトラブルシューティングは、①問題の根本原因への対処、②欠落・破損したファイルの正常なコピーとの置き換え、という 2 段階で進めます。以下の手順に従えば、エラーを解消し、プログラムを再びスムーズに動作させられるでしょう。

MSVCP120.dll・MSVCP140.dll エラー 0xc000012f の解決方法

手順 1:不要ファイルの削除

トラブルシューティングの第一歩は、PC を整えることです。不要ファイルをあらかじめ削除しておくと、以降の作業がスムーズになります。Outbyte PC Repair などの PC 最適化ツールを使えば、システム内の不要ファイルをワンクリックで検出・削除できます。

手順 2:ウイルス・マルウェアのスキャン

ウイルスやマルウェアに感染していると、システム ファイルが改ざんされ、このエラーが発生することがあります。ウイルス対策ソフトでフル スキャンを実行し、画面の指示に従って感染ファイルをすべて完全に削除してください。

手順 3:破損したシステム ファイルの修復

Windows には、システム ファイルの整合性をチェックし、破損ファイルを修復するための診断ツールが標準搭載されています。

1 つ目はシステム ファイル チェッカー(SFC)です。コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。
sfc /scannow

2 つ目はDISM(展開イメージのサービスと管理)です。Windows イメージ(.wim)ファイルをスキャンするツールで、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth

これらの処理が完了したら、変更を適用するために必ず PC を再起動してください。

手順 4:Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージの再インストール

エラーが発生しているプログラムが Microsoft Visual C++ を使用している場合は、同パッケージを一度アンインストールしてから再インストールすると解決することがあります。手順は以下のとおりです。

  1. 開いているすべてのアプリケーションを閉じ、Windows + R キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
  2. 「Control Panel」と入力して OK をクリックし、コントロール パネルを開きます。
  3. 「プログラムのアンインストール」を選択します。
  4. 一覧からアンインストールしたい Microsoft Visual C++ のバージョンを選択します。
  5. 「アンインストール」ボタンをクリックし、画面の指示に従って削除します。
  6. 複数のバージョンがインストールされている場合は、すべてアンインストールします。
  7. 完了後、PC を再起動します。

再インストールするには、Microsoft の公式サイトから必要なパッケージをダウンロードし、画面のインストール手順に従って導入します。

手順 5:問題のプログラムの再インストール

Visual C++ の再インストールで解決しない場合は、エラーの原因となっているプログラム自体を再インストールしてみてください。再インストールにより、不完全なインストールによる問題も一緒に解消できます。アンインストールは、上記と同じ手順でコントロール パネルを開き、一覧から対象のプログラムを選択して実行します。

一部のプログラムは、完全にアンインストールするために PC の再起動が必要な場合があります。再インストールする際は、開発元の公式サイトからインストーラーをダウンロードし、指示に従って実行してください。

手順 6:システムの復元

上記の方法で解決しない場合は、エラーが発生する前の時点まで Windows を復元しましょう。システムの復元を使うと、システム ファイル、設定、アプリケーションなどが「復元ポイント」と呼ばれる過去の状態に戻ります。

手順は以下のとおりです。

  1. スタートボタンをクリックし、検索ボックスに「restore」と入力して検索します。
  2. 検索結果から「復元ポイントの作成」をクリックします。「システム プロパティ」ウィンドウが開きます。
  3. 「システム保護」タブを開き、「システムの復元」ボタンをクリックします。
  4. システムの復元ウィザードが開いたら「次へ」をクリックします。
  5. 利用可能な復元ポイントの一覧が表示されるので、戻りたい復元ポイントを選択します。
  6. 目的の復元ポイントが一覧にない場合は、「別の復元ポイントを表示する」にチェックを入れます。
  7. 復元ポイントを選択したら、「影響を受けるプログラムのスキャン」をクリックして影響範囲を確認します。
  8. 問題がなければ「次へ」「完了」をクリックします。

復元処理が始まると進行状況バーが表示され、完了まで時間がかかることがあります。処理が終わると、選択した復元ポイントに従ってシステムが復元されたことを知らせるメッセージが表示されます。その後、以前問題があったプログラムを起動して、エラーが解消されたかどうかを確認してください。

まとめ

Bad Image MSVCP120.dll および MSVCP140.dll エラー 0xc000012f のせいで必要なプログラムが使えないのは、確かに不便です。エラー名が複雑なため難しく感じられますが、トラブルシューティング自体は比較的シンプルです。本記事の手順に沿って根本原因に対処し、エラーの原因となっているファイルを復元すれば、プログラムを再び快適に使えるようになるでしょう。

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