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WindowsでプログラムのCPU使用率を制限する3つの方法【タスクマネージャー・Process Lasso】

PCのCPU使用率を常に把握しておくことは非常に重要です。CPUに過度な負荷がかかると、スロットリングが発生し、PC全体のパフォーマンス低下につながる可能性があります。これは日常的な作業にも大きな影響を与えるため、バックグラウンドで動作している重要度の低いプログラムがCPUリソースを占有していないか、必ず確認するようにしましょう。本記事では、必要以上にCPUを消費するプログラムに対処するためのさまざまな方法をご紹介します。

WindowsでプログラムのCPU使用率を制限する3つの方法【タスクマネージャー・Process Lasso】

CPUはコンピューターの中でも最も重要なパーツの一つです。中には非常に多くのリソースを要求し、利用可能なリソースをすべて奪おうとするプログラムも存在します。前述の通り、このような状態はPCのパフォーマンスに悪影響を及ぼします。ゲームであれ、単なるウェブ閲覧であれ、実行中のタスクに十分なリソースが割り当てられていなければ、快適に動作することはできません。そのため、PCのパフォーマンスを最適化することは常に重要なのです。

残念ながら、WindowsにはプログラムごとのCPU使用率をパーセンテージで直接指定できる機能は用意されていません。代わりに、タスクマネージャーから各プロセスに割り当てるCPUリソースを調整するオプションを使用するか、サードパーティ製ユーティリティを活用することになります。それでは、プログラムのCPU使用率を制限する具体的な手順を見ていきましょう。

1. プロセスの優先度を変更する

最初の方法は、リソースを過剰に消費しているプログラムの優先度を変更することです。優先度の変更はCPU使用率を直接制限するものではありませんが、プロセスの優先度を下げることで、CPUスケジューラがそのプロセスに割り当てるCPU時間を減らすことができます。

プログラムが実行される際、スケジューラは一定量のCPU時間を割り当てた後、他のプロセスがCPUを使用できるよう、そのプロセスを待機状態にします。このとき、プロセスの優先度はCPU時間の配分を決める重要な要素となります。つまり、優先度を変更すれば、プロセッサ上での実行時間を変えることが可能です。以下の手順に従ってください。

  1. スタートメニューで「タスク マネージャー」を検索し、起動します。WindowsでプログラムのCPU使用率を制限する3つの方法【タスクマネージャー・Process Lasso】
  2. タスクマネージャーのウィンドウが開いたら、「詳細」タブに切り替えます。WindowsでプログラムのCPU使用率を制限する3つの方法【タスクマネージャー・Process Lasso】
  3. 詳細タブで、優先度を変更したいプログラムのプロセスを探します。
  4. 対象のプロセスを右クリックし、ドロップダウンメニューから「優先度の設定」を選択します。WindowsでプログラムのCPU使用率を制限する3つの方法【タスクマネージャー・Process Lasso】
  5. 表示されるメニューで、現在選択されている項目(黒丸が付いている項目)よりも低い優先度を選択します。
  6. これで、プログラムの優先度が変更されます。

2. CPUアフィニティ(プロセッサ関係)を変更する

タスクマネージャーでできるもう一つの対処法が、プロセスのアフィニティ変更です。この設定を行うと、プロセスが使用できるコアが指定したものだけに制限され、プロセッサの全コアを利用できなくなります。これにより解放されたコアは他のプロセスやタスクが使用できるため、対象プログラムのCPU使用率は低下するはずです。

ただし、この方法はシングルスレッドアプリケーションには効果がない点に注意が必要です。シングルスレッドアプリは元々1つのコアしか使用しないため、使用可能なコア数を制限しても意味がないのです。以下の手順でアフィニティを変更できます。

  1. まず、スタートメニューで検索して「タスク マネージャー」を再度開きます。WindowsでプログラムのCPU使用率を制限する3つの方法【タスクマネージャー・Process Lasso】
  2. タスクマネージャーのウィンドウで「詳細」タブに切り替えます。WindowsでプログラムのCPU使用率を制限する3つの方法【タスクマネージャー・Process Lasso】
  3. 対象プログラムのプロセスを探し、右クリックします。
  4. ドロップダウンメニューから「プロセッサ関係の設定」を選択します。
  5. 表示されたダイアログボックスで、チェックボックスのチェックを外して、プロセスがアクセスできるコアの数を変更します。WindowsでプログラムのCPU使用率を制限する3つの方法【タスクマネージャー・Process Lasso】
  6. 設定が完了したら「OK」ボタンをクリックします。
  7. これでプロセスのアフィニティが正常に変更されました。ただし、この設定はアプリを再起動するとリセットされるため、プロセスが再び起動した際には再度設定を行う必要がある点に注意してください。

3. サードパーティ製ユーティリティを使う

最後に、PC上のプロセス管理に特化したサードパーティ製ユーティリティを使用して、プログラムのCPU使用率を制限する方法をご紹介します。ここでは無料で利用できる「Process Lasso」というアプリを使用しますが、有料版を選択することも可能です。ただし、今回の目的であれば無料版で十分対応できます。

Process Lassoを使えば、上述の方法を実行できるだけでなく、設定を保存して今後も自動的に適用することも可能です。一度設定しておけば、アプリを再起動しても同じ設定が反映されるため、毎回タスクマネージャーを開く必要がありません。さらに、Process Lassoには「CPU Limiter」機能が搭載されており、プロセスのCPU使用率が一定のしきい値に達した後に、アクセス可能なCPUコアを制限することができます。詳しい手順は以下の通りです。

  1. まず、公式サイトからProcess Lassoをダウンロードします。
  2. Process Lassoをインストールしたら、アプリを起動します。
  3. Process Lassoを開くと、実行中のすべてのプロセス一覧が表示されます。プロセスを右クリックすると、優先度アフィニティなどを変更できます。これらの設定を恒久的に適用するには、メニュー内の「Always(常に)」オプションを使用してください。WindowsでプログラムのCPU使用率を制限する3つの方法【タスクマネージャー・Process Lasso】
  4. CPU Limiterを使用するには、プロセスを右クリックして「CPU Limiter」オプションを選択します。WindowsでプログラムのCPU使用率を制限する3つの方法【タスクマネージャー・Process Lasso】
  5. 表示されるウィンドウで、CPU Limiterが作動する条件となるルールを追加できます。WindowsでプログラムのCPU使用率を制限する3つの方法【タスクマネージャー・Process Lasso】
  6. ここで、何秒間の経過後、一定の使用率(パーセンテージ)に達した時点でCPU Limiter機能を作動させるかを決めます。
  7. 続いて、プロセスをいくつのCPUコアまで削減するか、その状態をどのくらいの期間維持するかを指定します。
  8. 設定が完了したら「Add Rule」ボタンをクリックします。最後に「OK」を押せば設定完了です。

まとめ

CPU使用率の制限には、タスクマネージャーでの「優先度の変更」「プロセッサ関係(アフィニティ)の変更」という標準機能を使う方法と、Process Lassoのような専用ツールを使う方法があります。タスクマネージャーの設定はアプリの再起動でリセットされますが、Process Lassoなら設定を永続化できるほか、CPU Limiterによる自動制限も可能です。用途に応じて最適な方法を選択し、PCのパフォーマンスを維持しましょう。

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