【Windows】「この操作を実行するにはアクセス許可が必要です」エラーの解決方法6選
「この操作を実行するにはアクセス許可が必要です」エラーとは
Windowsでは、フォルダ・プログラム・ファイルが別のプロセスによって使用されている場合、ユーザーはそれに対して変更を加えることができません。ファイルやフォルダを削除・移動しようとした際に「この操作を実行するにはアクセス許可が必要です(You need permission to perform this action)」というエラーが表示される場合、原因は主に以下の2つが考えられます。
- アクセス許可(権限)の設定に問題がある
- 対象のファイルやフォルダが別のプログラムによって使用中である
例えば、フォルダ内のファイルがバックアップ処理中である場合や、ウイルス対策ソフトがスキャンを実行しているケースなどが該当します。また、アクセス許可が変更されてしまっている場合には、管理者アカウントでログインしていても同様のエラーが発生することがあります。本記事では、この問題を解決するための6つの方法をわかりやすく解説します。

方法1:セーフモードでパソコンを再起動する
セーフモードは、Windowsの動作に必要な最小限のプログラムとサービスのみを読み込んで起動するモードです。「権限の問題」の原因が、ファイルが別のプロセスによって使用されていることにある場合、セーフモードで起動すればファイルを削除できる可能性があります。セーフモードで再起動する手順は以下の通りです。
- Windows 8 / 8.1 / 10の場合:こちらの記事を参考に、セーフモードでシステムを再起動してください。
- Windows 7 / Vistaの場合:パソコンを再起動し、詳細ブートメニュー(Advanced Boot Menu)が表示されるまでF8キーを連続的に押します。メニューが表示されない場合は、もう一度最初からやり直し、F8キーを繰り返し押してください。
- 詳細ブートメニューが表示されたら、キーボードの矢印キーで「セーフモードとネットワーク」(Safe Mode with Networking)を選択し、Enterキーを押して起動します。セーフモードには問題なくログインできます。

方法2:アクセス許可を確認・変更する
アクセス許可を確認・変更するには、以下の手順に従ってください。
- 対象のファイルまたはフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

- 「セキュリティ」タブを開き、「詳細設定」をクリックします。

- 自分のユーザーアカウントに、フォルダおよびサブフォルダへの「フルコントロール」権限が付与されていることを確認します。フルコントロールがない場合は、自分のユーザー名を選択した状態で「変更」または「アクセス許可の変更」をクリックします。

- 「すべての子オブジェクトのアクセス許可を、このオブジェクトからの継承可能なアクセス許可で置き換える」にチェックを入れます。
注意:Windows 7の場合は、「このオブジェクトの親から継承可能なアクセス許可を含める」のチェックを外してください。Windows 8以降の場合は、同じ目的のボタンが表示されるので、そのボタンをクリックします。
- 「追加」をクリックします。Windows 7では「選択するオブジェクト名を入力してください」欄にユーザー名を入力します。Windows 8以降では「プリンシパルの選択」をクリックし、ユーザー名を入力して「OK」をクリックします。

- 表示されたダイアログで「フルコントロール」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。これでファイルやフォルダへの完全なアクセス権が得られ、システムを含む他のユーザーの権限はすべて削除されます。エラーの原因がアクセス許可にあった場合は、これでファイルやフォルダを削除できるようになるはずです。
方法3:Unlockerを使用する
Empty Loop社が提供するフリーソフト「Unlocker」を利用する方法もあります。ダウンロード後、インストール時に「詳細設定(Advanced)」を選択し、Unlockerに同梱されているサードパーティ製ソフトウェアのチェックを必ず外してください。インストールが完了したら、インストーラーを閉じます。
削除したいフォルダを右クリックすると、「Unlocker」という新しい項目が表示されます。これをクリックするとUnlockerのウィンドウが開き、ファイルやフォルダがプロセスによってロックされているかどうかが表示されます。ロックされている場合は、該当するすべてのプロセスの一覧が表示されるので、「Unlock All(すべてロック解除)」または必要に応じてその他のオプションを選択してください。
ロックを解除できれば、ファイルやフォルダを簡単に削除できるようになります。
方法4:所有権を取得する.batファイルを作成する
Windowsがファイルへのアクセス許可を正しく認識しない場合は、フォルダの所有権を完全に取得する.batファイルを作成し、管理者として実行する方法が有効です。
- デスクトップ上で右クリックし、新しいテキストファイルを作成します。ファイル名は任意で、拡張子を.batにします。
- 作成したファイルをテキストエディタで開き、以下のコードを貼り付けます。
- 「C:\Locked Directory」の部分を、権限の問題が発生しているフォルダの実際のパスに置き換えてください。
SET DIRECTORY_NAME="C:\Locked Directory" TAKEOWN /f %DIRECTORY_NAME% /r /d y ICACLS %DIRECTORY_NAME% /grant administrators:F /t PAUSE
方法5:ドライブ全体にアクセス許可を追加する
この問題への対処法として、ドライブ全体のアクセス許可を変更する方法もあります。以下の手順に従ってください。
- お使いのWindowsのバージョンに応じて、「エクスプローラー」「マイコンピュータ」「PC」を開きます。
- ファイルが保存されているパーティション(ドライブ)を右クリックし、「プロパティ」を選択します。

- プロパティ画面で「セキュリティ」タブを開き、「編集」ボタンをクリックします。
- 「追加」を選択し、「詳細設定」をクリックします。

- 「検索」をクリックし、一覧を下にスクロールして「Everyone」をダブルクリックします。
- 「OK」をクリックし、次の画面で「Everyone」に対して「フルコントロール」と「変更」のアクセス許可にチェックを入れます。

- 「適用」をクリックし、「OK」を選択します。
- 問題が解決したかどうかを確認してください。
方法6:レジストリを利用する
インターネット上には、ファイルの所有権を非常に簡単な操作で取得できるように設計されたレジストリキーがあります。これをパソコンに登録しておけば、所有権を取得したいファイルを右クリックして「所有権の取得(Take Ownership)」を選択するだけで済みます。手順は以下の通りです。
- こちらからレジストリキーをダウンロードします。
- ダウンロード後、ファイルをデスクトップなどの分かりやすい場所に展開(解凍)して実行します。

- レジストリキーは自動的に登録されます。
- 所有権を取得したいファイルやフォルダを右クリックし、「所有権の取得」を選択します。
- 問題が解決したかどうかを確認してください。
-
【解決済み】「この操作を実行するには権限が必要です」エラーでフォルダー・ファイルが削除できない場合の対処法
Windows 10/8/7またはVista搭載のパソコンで、フォルダーやファイルを削除しようとした際に、「アクセスが拒否されました – この操作を実行するには権限が必要です。変更を行うには、SYSTEMまたはAdministratorsの権限が必要です」というエラーメッセージが表示されることがあります。 この「フォルダーへのアクセスが拒否されました」という問題は、削除したいフォルダーやファイルが、何らかのプロセスやシステムサービスによってロックされている場合、あるいはWindowsの動作に不可欠なファイルである場合に発生します。 本記事では、Windows 10/8/7/Vistaで発生す
-
【解決済み】「このフォルダーへのアクセス許可が現在ありません」エラーの直し方
PC上のフォルダーやファイルにアクセスしようとした際、「このフォルダーへのアクセス許可が現在ありません」というエラーメッセージが表示されることがあります。本記事では、この問題の原因と具体的な解決方法をわかりやすく解説します。 エラーが発生する主な原因 「このファイル/フォルダーへのアクセス許可が現在ありません」というエラーは、主に以下のようなケースで発生します。 以前、ネットワーク上で別の権限設定により共有されていたディスクやフォルダーにアクセスする場合 HP製ノートパソコンに搭載された「HP Client Security Manager」が、接続した外付けUSBストレージデバイスへのア