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「このフォルダへのアクセス許可が現在ありません」エラーの解決方法|Windows 10/8/7対応

Windows 10/8/7 を使用していると、「このフォルダへのアクセス許可が現在ありません(You don't currently have permission to access this folder)」というメッセージが表示され、ファイルやフォルダにアクセスできなくなることがあります。本記事では、Windowsにおけるファイル・フォルダのアクセス許可の問題をトラブルシューティングする具体的な方法を解説します。

Windows 10/8/7 で多くのユーザーを悩ませるのが、このアクセス許可(権限)関連のトラブルです。特に、Windowsへアップグレードした後、外付けハードディスク内のファイルが開けなくなるケースは頻繁に発生します。そのような場合は、該当フォルダにアクセス許可を与えることで解決できる可能性があります。

「このフォルダへのアクセス許可が現在ありません」エラーの原因と対策

1. フォルダの所有権(Take Ownership)を取得する

このエラーが表示される最も一般的な原因は、フォルダの所有者が「TrustedInstaller」に設定されていることです。この状態でフォルダを開こうとすると、アクセス許可のエラーが表示されます。

「このフォルダへのアクセス許可が現在ありません」エラーの解決方法|Windows 10/8/7対応

「続行」をクリックしても、「ファイルアクセスが拒否されました。もう一度やり直してください」と表示されてしまうことがあります。

「このフォルダへのアクセス許可が現在ありません」エラーの解決方法|Windows 10/8/7対応

このような場合は、フォルダやファイルの所有権を取得(Take Ownership)することでアクセスできるようになります。所有権を取得する方法はいくつかありますが、最も簡単なのは、右クリックのコンテキストメニューに「所有権の取得」を追加することです。

「このフォルダへのアクセス許可が現在ありません」エラーの解決方法|Windows 10/8/7対応

フリーツール「Ultimate Windows Tweaker」を使えば、右クリックメニューへ簡単に追加できます。

注意点: 所有権の取得機能は慎重に使用してください。システムファイルやシステムフォルダに対して所有権を取得しようとするケースを多く見かけますが、アクセス許可を不用意に変更するとシステムがクラッシュする恐れがあります。

例えば、WindowsのCドライブ直下にある「Documents and Settings」フォルダです。Windows XPからアップグレードした方向けに残されていますが、現在は「Users」フォルダがその役割を担っており、「Documents and Settings」は旧プログラムとの互換性を保つためのジャンクションポイント(リンク)にすぎません。ここにアクセスしようとしても権限エラーが表示されます。WindowsフォルダやProgram Filesフォルダなどには手を触れないようにしましょう。

2. ユーザーアカウント制御(UAC)を一時的に無効にする

アクセス許可を与えても開けない・編集できない場合は、UAC(ユーザーアカウント制御)を無効にしてみましょう。UACがアクセス許可をブロックしていることがあります。作業が完了したら、必ず設定を元に戻してください。

UACを無効にする手順

  1. Windowsのスタートボタンをクリックし、「コントロールパネル」を開きます。
  2. 「表示方法」メニューで「大きいアイコン」を選択します(すでに選択済みなら不要)。各機能がアイコンで表示されるので、「ユーザーアカウント」をクリックします。
  3. ユーザーアカウント画面が表示されます。
  4. 「ユーザーアカウント制御設定の変更」をクリックします。
  5. UACの設定は、通知レベルを切り替えるスライダー形式になっています。
  6. スライダーを「常に通知しない」に変更します。

注意: この設定変更後は、コンピューターの再起動が必要です。

作業が完了したら、スライダーを「アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する」に戻しておきましょう。

「このフォルダへのアクセス許可が現在ありません」エラーの解決方法|Windows 10/8/7対応

3. ビルトインAdministratorアカウントを有効にする

UACを無効にしても解決しない場合は、ビルトインAdministrator(組み込み管理者)アカウントを有効にしてみてください。これはOSインストール時に作成される隠し管理者アカウントで、制限が一切ありません。使用後は必ず無効に戻してください。

ビルトインAdministratorアカウントを有効化する手順

  1. Windowsのスタートボタンをクリックし、「CMD」と入力します。
  2. 「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
  3. コマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
net user administrator /active:yes

「コマンドは正常に実行されました」というメッセージが表示されます。

次に、net user administrator <パスワード> と入力してEnterキーを押します。<パスワード> の部分には、administratorアカウントに設定したい任意のパスワードを入力してください。

作業後にadministratorアカウントを無効化するには、以下のコマンドを実行します。

net user administrator /active:no

4. 既定のセキュリティ設定をリセットする

それでも解決しない場合は、OS側に問題が発生している可能性があります。レジストリ設定が壊れていることもあるため、既定のセキュリティアクセス許可をリセットしてみましょう。

  1. Windowsのスタートボタンをクリックし、「CMD」と入力します。
  2. 「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
  3. コマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを入力します。
secedit /configure /cfg %windir%\inf\defltbase.inf /db defltbase.sdb /verbose

このコマンドの詳細については、Microsoftのサポート技術情報「KB313222」を参照してください。実行後、コンピューターを再起動して動作を確認します。

5. システムファイルチェッカー(SFC)を実行する

上記の方法でも改善しない場合は、システムファイルチェッカーを実行して破損したシステムファイルを修復しましょう。

  1. Windowsのスタートボタンをクリックし、「CMD」と入力します。
  2. 「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
  3. コマンドプロンプトで SFC /SCANNOW と入力し、Enterキーを押します。

6. アクセス許可自体を変更できない場合

ファイルやフォルダーのアクセス許可がそもそも変更できないという症状の場合は、専用のトラブルシューティング記事も併せて参照してください。

7. 修復インストールまたはクリーンインストール

上記のすべての手順を試しても解決しない場合は、オペレーティングシステム自体が破損している可能性があります。修復インストール(上書きインストール)またはクリーンインストールを検討してください。

本記事が皆さんの問題解決の一助となれば幸いです!

TIP: アクセス許可の管理に便利なフリーツール「DropPermission」もチェックしてみてください。

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