OneDriveのエラー0x80270113で写真が表示されないときの対処法
MicrosoftはWindows 8からオンラインクラウドサービス「OneDrive」を標準搭載しており、Windows 10でも引き続き利用できるようになっています。OneDriveを使えば、ファイルをMicrosoftアカウント上に保存でき、パソコン・タブレット・スマートフォンなど、どのデバイスからでもアクセス可能になります。
しかし、OneDriveのピクチャフォルダ内の写真を開こうとした際に、写真が表示されないという現象とともに、Windowsのエラー0x80270113が発生するケースが一部のユーザーから報告されています。このエラーは、特定の写真をOneDriveから取得できないことを意味します。なお、OneDriveフォルダ内のその他のファイルには通常どおりアクセスできます。

エラー0x80270113が発生する原因
OneDriveはユーザーのデータをMicrosoftアカウント上で保存・取得する仕組みのため、サーバーとの同期処理において問題が生じることがあります。また、OneDriveはWindowsのスタンドアロンのデスクトップアプリとしても動作しているため、レジストリに関する不具合が発生する場合もあります。
エラー0x80270113の解決策
方法1:OneDriveをリセットする
Windows 8 / 8.1をご利用の場合
旧バージョンのWindows(Windows 8 / 8.1)をお使いの場合は、比較的簡単に修復できます。Microsoftが公式に提供している「OneDriveトラブルシューティングツール」を使えば、さまざまな問題を自動的に解決できます。以下の手順に従ってください。
- まず、Microsoftの公式サイトからOneDriveトラブルシューティングツールをダウンロードします。ダウンロードが完了したら、ファイルをダブルクリックして専用ツールを実行してください。
- 表示されるボタンのうち、「Reset OneDrive(OneDriveをリセット)」と書かれたボタンをクリックします。ツールが問題を検出して自動修復を行います。すべてのファイルがサーバーと再同期されるため、回線速度やデータ量によっては完了まで時間がかかる点にご注意ください。
Windows 10をご利用の場合
Windows 10ではOneDriveトラブルシューティングツールが動作しないため、手動でリセットを行う必要があります。
- Win + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、以下のコマンドを貼り付けてEnterキーを押します。
%localappdata%\Microsoft\OneDrive\onedrive.exe /reset

- 通知領域にあるOneDriveのアイコン(雲型マーク)が一度消え、1〜5分以内に再表示されることを確認してください。再表示されない場合は、もう一度「ファイル名を指定して実行」を開き、以下のコマンドを入力して実行します。
%localappdata%\Microsoft\OneDrive\onedrive.exe

この手順により、問題が解決するはずです。
方法2:SFC(システムファイルチェッカー)スキャンを実行する
別の対処法として、Microsoftが提供するシステムファイルチェッカー(SFC)スキャンユーティリティを使ってPC全体をスキャンする方法もあります。破損したファイルやフォルダを検出し、自動的に修復してくれる便利な機能です。SFCスキャンの詳しい実行手順については、「WindowsでSFCスキャンを実行する方法」のガイド記事を参考にしてください。
方法3:OneDriveを再インストールする
上記のいずれの方法でも問題が解決しない場合は、以下の手順でOneDriveを再インストールしてみましょう。
注意:作業を開始する前に、OneDrive内のファイルを必ずローカルドライブにコピーしておいてください。
- Win + Xキーを押し、メニューから「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押すと、実行中のOneDriveプロセスが終了します。
taskkill /f /im OneDrive.exe
- お使いのWindowsのバージョン(32ビット/64ビット)に合わせて、以下のコマンドをコマンドプロンプトに入力し、OneDriveをアンインストールします。
32ビット版:%systemroot%\System32\OneDriveSetup.exe /uninstall
64ビット版:%systemroot%\SysWOW64\OneDriveSetup.exe /uninstall
- OneDriveを再インストールする場合は、Windowsのバージョンに応じて以下のコマンドを入力します。
32ビット版:%systemroot%\System32\OneDriveSetup.exe
64ビット版:%systemroot%\SysWOW64\OneDriveSetup.exe
- すべての処理が完了したら、パソコンを再起動します。
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