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utcsvc(DiagTrack)によるCPU・ディスク使用率の異常上昇を解決する方法

Windows 10には、ユーザーの操作体験に関する情報を収集し、Microsoftへ送信することでOSのトラブルシューティングや品質向上に役立てるための仕組みが数多く搭載されています。その中核となるのが「Universal Telemetry Client(UTC)」と呼ばれるソフトウェアです。これは「DiagTrack」というWindowsサービスとして動作しており、実際のサービス名はutcsvcです。

このサービスは通常は軽量ですが、環境によってはCPUやディスクの使用率が異常に高くなり、PC全体の動作が重くなる原因となることがあります。本記事では、utcsvcによるリソース消費の問題を解決するための対処法を3つ紹介します。

対処法1:テレメトリサービスを無効化する

まずはテレメトリサービス自体を無効化する方法です。これにより、お使いのPCからのデータ収集が停止され、問題が解決することが期待できます。

  1. Windows + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動します。ダイアログボックスに「services.msc」と入力し、Enterキーを押します。
  2. サービス一覧のウィンドウが表示されたら、「Connected User Experiences and Telemetry」を探します。見つかったらダブルクリックして設定画面を開きます。

utcsvc(DiagTrack)によるCPU・ディスク使用率の異常上昇を解決する方法

  1. 「サービス状態」の下にある「停止」ボタンをクリックします。続いて「スタートアップの種類」を「無効」に変更します。変更が完了したら「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。

utcsvc(DiagTrack)によるCPU・ディスク使用率の異常上昇を解決する方法

  1. パソコンを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。

対処法2:グループポリシーエディターで無効化する

services.mscへのアクセスに問題がある場合は、グループポリシーエディターを使ってプロセスを無効化することもできます。

  1. Windows + Sキーを押してスタートメニューの検索バーを開き、「gpedit.msc」と入力します。表示された最初の結果を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。

utcsvc(DiagTrack)によるCPU・ディスク使用率の異常上昇を解決する方法

  1. 画面左側のナビゲーターを使って、以下のパスへ移動します。

コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windowsコンポーネント > データ収集とプレビュービルド

utcsvc(DiagTrack)によるCPU・ディスク使用率の異常上昇を解決する方法

  1. 画面右側にある「テレメトリを許可する(Allow Telemetry)」という項目を探します。ダブルクリックしてポリシーを編集します。

utcsvc(DiagTrack)によるCPU・ディスク使用率の異常上昇を解決する方法

  1. 設定を「無効」に変更します。「適用」をクリックして変更を保存し、ウィンドウを閉じます。

utcsvc(DiagTrack)によるCPU・ディスク使用率の異常上昇を解決する方法

  1. パソコンを再起動し、CPU・ディスク使用率の問題が解決したか確認します。

対処法3:レジストリエディターで無効化する

お使いのPCにグループポリシーエディターが搭載されていない場合(Homeエディションなど)、レジストリエディターを使ってサービスを無効化できます。

  1. Windows + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動します。ダイアログボックスに「regedit」と入力し、Enterキーを押します。
  2. 以下のパスへ移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\DataCollection

utcsvc(DiagTrack)によるCPU・ディスク使用率の異常上昇を解決する方法

  1. DataCollection」フォルダーを右クリックし、「新規 > DWORD (32ビット) 値」を選択します。

utcsvc(DiagTrack)によるCPU・ディスク使用率の異常上昇を解決する方法

  1. 新しい値の名前を「AllowTelemetry」にします。既定では値は0になっていますが、念のため値をダブルクリックし、「0(ゼロ)」になっていることを確認してください。

utcsvc(DiagTrack)によるCPU・ディスク使用率の異常上昇を解決する方法

  1. パソコンを再起動し、CPU・ディスク使用率の問題が解決したかどうかを確認します。

注意: レジストリの編集は誤った操作を行うとシステムに深刻な影響を与える可能性があります。作業前には必ずレジストリのバックアップを作成するか、システムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。

  1. MRT.exeによるCPU・RAM使用率の異常な高騰を解決する方法

    MRT.exeは「Malicious Software Removal Tool(悪意のあるソフトウェア削除ツール)」の略で、Windowsに標準搭載された正規の実行ファイルです。本来はPCをマルウェア感染から守るためのものですが、動作時にはCPUやRAMの使用率が一時的に上昇することがあります。さらに、MRT.exe自体がウイルスに偽装・感染している場合も、CPU使用率が高くなる原因となります。本記事では、使用率の上昇が正常な動作か感染によるものかを見分ける方法と、MRT.exeによる高CPU・メモリ使用率の具体的な対処法を詳しく解説します。 Microsoftが毎月第2火曜日にリリースする

  2. Wuauclt.exeとは?CPU使用率が高くなる原因と解決方法を徹底解説

    タスクマネージャーで「wu…」で始まるプロセスを見かけると、多くの人は「Windows Update関連のプロセスだろう」と考えるでしょう。しかし、末尾に「.exe」が付いていて、しかもシステムの動作を遅くしている場合はどうでしょうか? このような場合、ウイルスではないかと疑うのは自然なことです。Wuauclt.exeのように見慣れないファイルがCPU使用率を高くしているなら、疑いは確信へと変わります。なぜなら、実行ファイル(.exe)はマルウェアに感染しやすいからです。 つまり、Wuauclt.exeがCPU使用率100%を引き起こしている場合、ファイルが感染している可能性があります。簡単に