Windows 10でタスクバーのアイコンが右クリックできない時の対処法7選
Windows 7やWindows 8などの旧バージョンからアップグレードした後、またはKB4034674(Windows Update)を適用した後に、奇妙な不具合に遭遇するユーザーが少なくありません。この不具合に直面したユーザーは、タスクバー上のどのアイコンも右クリックできなくなると訴えています。
一部のユーザーには断続的に発生するだけですが、別のユーザーからは、タスクバー上の何かを右クリックする機能を完全に失ったという報告もあります。ただし、いずれの場合も左クリック機能は正常に動作しているようです。
同じような問題でお困りの場合は、以下の方法が役立つかもしれません。同じ症状に悩まされていた複数のユーザーによって効果が確認された、いくつかの解決策をご紹介します。
方法1:Windows 10を最新の状態に更新する
この不具合はかなり前から存在するため、マイクロソフトもこれまでに複数の累積アップデートで対応してきました。残念ながら、最新のアップデート適用済みのWindows 10でも発生するとの報告はありますが、恒久的な解決策としてはまず第一に試すべき方法です。
「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き(Windowsキー + R)、「control update」と入力してEnterキーを押し、Windows Update画面を表示しましょう。
「更新プログラムのチェック」をクリックし、画面の指示に従って保留中の更新プログラムをすべて適用します。インストール完了後、PCを再起動してタスクバーの右クリック機能が復活しているか確認してください。改善しない場合は、次の方法に進みましょう。
方法2:Shiftキーを押しながら右クリックする
タスクバーのアイコンを右クリックする際にShiftキーを押し続けることで対処できたという報告もあります。ただし、この方法はあくまで一時的な回避策であり、根本的な解決策ではない点に注意してください。
より恒久的な解決策をお探しの場合は、引き続き以下の方法を試してみてください。
方法3:タスクマネージャーからエクスプローラーを再起動する
Windowsエクスプローラーのプロセスを再起動することで問題が解決したというユーザーもいます。多くのユーザーにとって有効だった一方、効果がなかったという声もあるため、確実な方法ではありません。
とはいえ手軽に試せるので、以下の手順を参考にしてみてください。
- Ctrl + Shift + Escキーを押してタスクマネージャーを開きます。
- タスクマネージャーで「Windowsエクスプローラー」のプロセスを探し、右クリックして「再起動」を選択します。

- タスクバーのアイコンを右クリックし、問題が解決したかどうかを確認します。
方法4:「Tile Data model server」サービスを再起動する
「Tile Data model server」サービスを再起動することで右クリック機能が復元されたというケースもあります。ただし、この方法も一時的な効果にとどまり、やがて不具合が再発する可能性があるとの報告があります。
右クリック機能を復元するための具体的な手順は以下の通りです。
- Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「services.msc」と入力してEnterキーを押し、サービス画面を表示します。

- サービス一覧をスクロールし、「Tile Data model server」を探します。
- 「Tile Data model server」を右クリックして「再起動」を選択し、サービスが再起動されるのを待ちます。

- タスクバー上の項目を右クリックし、問題が解決したかどうかを確認します。
それでも解決しない場合は、引き続き以下の方法を試してください。
方法5:マルウェアを駆除する
この問題は、ウイルス感染が原因で発生することもあります。実際にこの症状に見舞われたユーザーの中には、感染によってスタートメニューやタスクバーアイコンへのアクセスが不能になったという例があります。
マルウェア感染が疑われる場合は、信頼性の高いマルウェア除去ツールでシステムをスキャンすることを強くお勧めします。マイクロソフト公式のSafety Scannerを使用するのも一案ですが、より確実なのはMalwarebytesなどの専用ツールでシステム全体を検査・駆除する方法です。
方法6:システムの復元ポイントを使用する
タスクバーの右クリック機能が正常に動作していた時期のシステム復元ポイントに戻すことで、問題を解決できたというユーザーもいます。
システムの復元ポイントとは、コンピュータ全体の状態を過去の時点まで巻き戻せるWindowsの標準機能です。適切な復元ポイントがあれば、右クリック機能が正常だった状態へPCを戻せます。手順は以下の通りです。
- Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「rstrui」と入力してEnterキーを押し、システムの復元ウィザードを起動します。

- 最初の画面で「次へ」をクリックし、「別の復元ポイントを表示する」にチェックを入れます。
- 不具合が発生し始める前に作成された復元ポイントを選択し、再度「次へ」をクリックします。

- 「完了」をクリックして復元プロセスを開始します。
適切な復元ポイントが見つからない場合は、PCの初期化(リセット)が最終手段となります。「ファイル名を指定して実行」(Windowsキー + R)を開いて「ms-settings:recovery」と入力し、Enterキーを押して「回復」画面を開きます。次に「今すぐ再設定する」ボタンをクリックし、画面の指示に従ってPCをリセットしてください。

方法7:PowerShellでコマンドを実行する
システム設定を再構成するシンプルなコマンドの実行により、問題が解決することもあります。ここでは、PowerShellを使って修正を試みる手順をご紹介します。
- Windowsキー + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。

- 「Powershell」と入力し、Shift + Ctrl + Enterキーを押して管理者権限で起動します。
- 以下のコマンドを入力し、「Enter」キーを押して実行します。
Get-AppXPackage -AllUsers | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"} - コマンドの実行後、問題がまだ発生しているかどうかを確認します。
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