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【解決済み】「システムの復元を使用するには、復元するWindowsのインストールを指定する必要があります」エラーの直し方

システムの復元を実行しようとした際に表示される「システムの復元を使用するには、復元するWindowsのインストールを指定する必要があります(To use System Restore, you must specify which Windows Installation to Restore)」というエラーは、主にシステムファイルの破損などが原因で発生します。何らかのトラブルを解決するためにシステムの復元を実行しようとしたときに、このエラーが表示されることがあります。その結果、本来なら問題解決に有効なはずのシステムの復元が実行できなくなり、大きな障害となってしまうのです。

また、一部のユーザーからは、このエラーが発生するとWindows自体が起動しなくなったという報告もあります。しかし、ご安心ください。以下で紹介する対処法を実行すれば、このエラーは比較的簡単に解決できます。慌てる必要はありませんので、順番に手順を試していきましょう。

「復元するWindowsのインストールを指定する必要があります」エラーの原因

このエラーは、主に以下のいずれかの理由によって引き起こされます。

  • システムファイルの破損:以前の操作によってシステムファイルが破損している場合、このエラーが発生することがあります。
  • BCD(ブート構成データ)の破損:BCDには起動に関するすべてのデータが保存されているため、BCDが破損するとこのエラーの原因になる可能性があります。

以下の対処法を順番に試して、問題の解決を目指しましょう。

対処法1:CHKDSKを実行する

まず最初に、ハードディスク上のボリュームの整合性を確認するために、Windowsに標準搭載されているユーティリティ「CHKDSK」を使用します。Windowsが起動できない場合は、以下の手順でコマンドプロンプトを開いてください。

  1. Windowsが起動しない場合は、PCを起動してWindowsロゴが表示されたタイミングでF8キーを押します。これにより回復オプション(Recovery Options)が表示されます。
  2. 回復オプション画面でトラブルシューティングを選択します。
  3. 次に詳細オプションへ進みます。
  4. コマンドプロンプトを選択します。
  5. コマンドプロンプトが開いたら、ボリュームの整合性をチェックします。必ずプライマリパーティションタイプのボリュームもスキャンしてください。以下のコマンドを入力します(C:は実際のドライブ文字に置き換えてください)。
chkdsk C: /offlinescanandfix
  1. エラーが検出された場合は、エラーがなくなるまでコマンドを繰り返し実行します。

対処法2:SFCスキャンを実行する

前述のとおり、このエラーの原因の一つとしてシステムファイルの破損が考えられます。その場合は、システムファイルチェッカー(SFC)を実行する必要があります。手順は以下のとおりです。

  1. まず、システムドライブを特定するために、以下のコマンドを入力します。
Cd /

Dir
  1. 一覧の中に「Users」フォルダが表示されれば、それがシステムドライブです。表示されない場合は、別のドライブ文字を入力して切り替えます(例:F:)。
F:
  1. システムボリュームを特定できたら、コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力します。
sfc /scannow /offbootdir=C:\ /offwindir=C:\Windows

※ここでC:はシステムドライブを表します。実際の環境に合わせて読み替えてください。

対処法3:DISMを使用する

DISM(Deployment Image Servicing and Management:展開イメージのサービスと管理)は、システムファイルの整合性を復元したり、Windowsイメージを管理したりできるツールです。このツールを使って、システムファイルの健全性を回復させます。手順は以下のとおりです。

  1. コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力します。
DISM /Image:C:\Windows /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:C:\Windows\WinSxS
  1. ここでC:はシステムボリュームを表します。
  2. エラーが出た場合は、Windowsの起動可能なUSBメモリまたはDVDを挿入してから、以下のコマンドを入力します。
DISM /Image:C:\Windows /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:esd:E:\Sources\Install.esd:1 /limitaccess
  1. ここでE:はリムーバブルドライブ(USBメモリやDVDドライブ)を表します。環境に応じて適宜変更してください。
  2. なお、環境によってはinstall.esdではなくinstall.wimが使用されている場合があります。その場合は、以下のようにコマンドを入力します。
DISM /Image:C:\Windows /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:wim:E:\Sources\Install.wim /limitaccess

対処法4:Bootrecを使用する

Windowsには、起動に関する問題をトラブルシューティングするためのコマンドラインツール「Bootrec.exe」が標準で用意されています。システムの起動問題をスキャンして修復するには、以下の手順を実行します。

  1. コマンドプロンプトで、以下のコマンドを1つずつ順番に入力します。
BootRec /Fixmbr

BootRec /FixBoot
BootRec /RebuildBCD
  1. 完了したら、システムを再起動します。

注意:これらのコマンドを実行する前に、必ず起動可能なUSBメモリまたはDVDをPCに挿入しておいてください。

対処法5:Windows修復を実行する

最後に、このエラーやその他の問題を解決するために実行できるのが、Windows修復(スタートアップ修復)です。この方法では、Windowsの起動可能なUSBメモリまたはDVDが必要になります。手順は以下のとおりです。

  1. 起動可能なUSBメモリまたはDVDをPCに挿入します。
  2. USBメモリまたはDVDから起動します。
  3. 表示された画面で「コンピューターを修復する(Repair your computer)」を選択します。

以上の対処法は、記載されている順番どおりに実行することをおすすめします。上から順に試していくことで、効率よく問題を解決できるはずです。

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