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【解決済み】Outlookで「このファイルはプレビューできません」と表示されるPDFプレビューハンドラーエラーの直し方

PDFプレビューハンドラーエラーは、WindowsユーザーがOutlookでファイルをプレビューしようとした際に表示されることが多い問題です。エラーメッセージには「プレビューアーでエラーが発生したため、このファイルはプレビューできません」という内容が表示されます。特に、Acrobat ReaderをデフォルトのPDFリーダーとして使用している環境で、Outlookを新しいバージョンにアップグレードした後に発生しやすいことで知られています。

【解決済み】Outlookで「このファイルはプレビューできません」と表示されるPDFプレビューハンドラーエラーの直し方

PDFプレビューハンドラーエラーの主な原因

  • 「インターネット自動検出」が有効になっている – Adobe Readerの設定にある「インターネット自動検出」機能が、このエラーを引き起こすことがあります。LAN設定から「設定を自動的に検出する」オプションを無効にすることで解決したという報告が多くあります。
  • Adobe ReaderのEULA(使用許諾契約)が未承認 – Adobe Readerをインストールしたものの一度も起動していない場合も、このエラーが発生します。外部アプリケーションからプレビュー機能を使うには、事前にEULAへ同意しておく必要があります。
  • Windows Server上でAdobe Readerを実行している – Windows Server(特にWindows Server 2016)環境でAdobe Readerのプレビュー機能を使うと、このエラーが頻発します。互換モードでWindows 8として動作させることで改善できます。
  • Adobe ReaderがデフォルトのPDFハンドラーに設定されていない – 既定のPDFハンドラーが正しく設定されておらず、サムネイルプレビュー機能も無効な場合、OutlookでのPDFプレビュー時にエラーが表示されます。
  • レジストリの問題 – 最近のAdobe Readerでは修正済みですが、古いバージョンを使用している場合はレジストリの修復が必要になることがあります(手動または専用ツールによる自動修正)。

方法1:「インターネット自動検出」を無効にする

まず確認したいのが、Adobe Readerの「インターネット自動検出」設定です。Outlookの標準プレビューアーがまったく使えなくなったユーザーの間では、LAN設定で「設定を自動的に検出する」オプションを無効化したところ問題が解決したという報告が多数寄せられています。

この対処法は、特にWindows 10環境でこの問題に直面している方に有効とされています。手順は以下の通りです。

  1. Adobe Acrobat Readerを起動します。アプリが完全に開いたら、上部のリボンバーから「編集」をクリックし、表示されたメニューの一番下にある「環境設定」を選択します。
  2. 環境設定画面が開いたら、左側のカテゴリ一覧から「インターネット」を選択します。
  3. 右側のセクションに移動し、インターネットオプションの下にある「インターネット設定」ボタンをクリックします。
  4. インターネットのプロパティ画面が表示されたら、「接続」タブを選択し、ローカルエリアネットワーク(LAN)設定の下にある「LANの設定」ボタンをクリックします。
  5. ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定ダイアログ内で、「設定を自動的に検出する」のチェックボックスを外し、「OK」をクリックして変更を保存します。
  6. インターネットのプロパティ画面に戻ったら、「適用」をクリックして設定を確定させます。
  7. Adobe Readerを閉じ、パソコンを再起動します。再起動後に問題が解消されているか確認してください。
【解決済み】Outlookで「このファイルはプレビューできません」と表示されるPDFプレビューハンドラーエラーの直し方

それでもMicrosoft Outlookで添付ファイルを開く際にPDFプレビューハンドラーエラーが発生する場合は、次の方法に進んでください。

方法2:Adobe ReaderのEULAに同意する

OutlookでPDFプレビュー機能が無効のままになるもう一つの原因は、Adobe Readerがインストールされているものの一度も起動されておらず、EULA(使用許諾契約)が未承認のままになっているケースです。外部からのプレビュー機能を利用するには、先にAdobe ReaderのEULAに同意しておく必要があります。

該当する場合は、Adobe Readerを初めて起動し、Adobeソフトウェアライセンス契約画面で「同意する」ボタンをクリックするだけで簡単に解決できます。

【解決済み】Outlookで「このファイルはプレビューできません」と表示されるPDFプレビューハンドラーエラーの直し方

その後、アプリケーションを閉じてパソコンを再起動してください。次回の起動時には、PDFプレビューハンドラーエラーに悩まされることなく、Outlookのプレビュー機能を利用できるはずです。

同じ問題が引き続き発生する場合は、次の対処法を試してみてください。

方法3:Adobe Readerを互換モードで実行する

Office 2016に含まれる一部のプログラム(Outlookを含む)は、Windows Server 2016のようなOS上で通常モードのまま実行すると、正常に動作しないことがあります。実際にこの状況に遭遇した複数のユーザーから、Outlook内でファイルをプレビューするたびにPDFプレビューハンドラーエラーが発生したとの報告があります。

補足:操作に不安がある場合は、Windows 10で互換モードを使って古いプログラムを実行する方法をあらかじめ確認しておくと安心です。

該当する場合は、Adobe ReaderをWindows 8との互換モードで強制的に実行するよう設定することで問題を解決できます。手順は以下の通りです。

  1. エクスプローラーを開き、Adobe Readerのインストール先フォルダーへ移動します。特別な場所にインストールしていない場合は、以下のパスにあります。
    C:\Program Files (x86)\Adobe\Acrobat Reader DC
  2. 目的の場所に到達したら、「Reader」フォルダーをダブルクリックして開きます。
  3. ファイル一覧を下にスクロールし、AcroRd32.exeを見つけます。見つかったら右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。【解決済み】Outlookで「このファイルはプレビューできません」と表示されるPDFプレビューハンドラーエラーの直し方
  4. AcroRd32.exeのプロパティ画面が開いたら、「互換性」タブを選択します。
  5. 互換モードの項目にある「このプログラムを互換モードで実行する」にチェックを入れ、すぐ下のドロップダウンメニューから「Windows 8」を選択します。【解決済み】Outlookで「このファイルはプレビューできません」と表示されるPDFプレビューハンドラーエラーの直し方
  6. 「適用」をクリックして変更を保存し、パソコンを再起動します。その後、以前PDFプレビューハンドラーエラーが発生していた操作を再度試してみてください。

同じ問題が続く場合は、次の方法に進みましょう。

方法4:Adobe ReaderをデフォルトのPDFハンドラーに設定する

この問題を引き起こすもう一つの典型的なシナリオは、Adobe Readerがインストールされているものの、デフォルトのPDFハンドラーとして設定されておらず、さらにアプリ側の設定でもサムネイルプレビューが許可されていないケースです。

この場合は、環境設定メニューを開いて設定を調整し、Adobe Readerを既定のハンドラーとして構成すれば解決できます。

Adobe ReaderをデフォルトのPDFハンドラーに設定する具体的な手順は以下の通りです。

  1. Acrobat Readerを起動し、上部のリボンバーから「編集」>「環境設定」を開きます。
  2. 環境設定メニュー内で、左側の一覧から「一般」を選択します。次に右側の項目で、「WindowsエクスプローラーでPDFサムネイルのプレビューを有効にする」のチェックボックスにチェックを入れます。
  3. 下にスクロールして「アプリケーション起動」セクションへ移動し、「既定のPDFハンドラーとして選択」をクリックします。
  4. 画面の指示に従って、Adobe Readerをシステム全体のPDFハンドラーとして登録します。
  5. 操作が完了したらパソコンを再起動し、次回のシステム起動時に問題が解決しているか確認してください。
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それでも同じPDFプレビューハンドラーエラーが発生する場合は、最後の対処法に進んでください。

方法5:レジストリの問題を修正する(旧バージョンのAdobe Readerのみ)

古いバージョンのAdobe Readerでこの問題が発生している場合、その原因はかつて存在したレジストリの不具合である可能性が高いです。この問題は最近のバージョンでAdobeによって修正されていますが、64bit版Windows環境でMicrosoft Outlookやエクスプローラーからプレビューを開こうとすると症状が現れます。

Adobe Readerを最新版にアップグレードせずに問題を解決したい場合は、2つの選択肢があります。特定のAPPID値を手動で書き換える方法と、サードパーティ製の修正ツールを使って自動的に変更を適用する方法です。

PDF Preview Fixerを使用する方法

  1. 配布ページ(こちら)にアクセスし、修正アーカイブのダウンロードが完了するまで待ちます。ダウンロード後、アーカイブを展開し、Fix for x64 Adobe Reader Preview Handlerフォルダーを開きます。【解決済み】Outlookで「このファイルはプレビューできません」と表示されるPDFプレビューハンドラーエラーの直し方
  2. 正しいフォルダーに入ったら、実行ファイルを右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「管理者として実行」を選択します。
  3. 次のウィンドウで、まず「旧Office 2010ベータ版に必要な追加変更」に関連するチェックボックスにチェックを入れます。
  4. 続いて「Apply Fix」をクリックし、処理が完了するまで待ちます。【解決済み】Outlookで「このファイルはプレビューできません」と表示されるPDFプレビューハンドラーエラーの直し方
  5. パソコンを再起動し、次回の起動時に問題が解決しているか確認してください。

レジストリを手動で修正する方法

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「regedit」と入力してEnterキーを押すと、レジストリエディターが起動します。UAC(ユーザーアカウント制御)の確認画面が表示されたら、「はい」をクリックして管理者権限を付与してください。【解決済み】Outlookで「このファイルはプレビューできません」と表示されるPDFプレビューハンドラーエラーの直し方

    補足:レジストリエディターを開く際にエラーが出る場合は、regedit.exe自体の不具合を修復する方法を別途ご確認ください。

  2. レジストリエディターが開いたら、左側のツリーを使って以下の場所へ移動します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Classes\CLSID\{DC6EFB56-9CFA-464D-8880-44885D7DC193}

    ヒント:このパスをナビゲーションバーに直接貼り付けてEnterキーを押せば、一瞬で目的の場所へ移動できます。

  3. 目的のキーに到達したら、AppIDという値をダブルクリックし、値のデータ{534A1E02-D58F-44f0-B58B-36CBED287C7C}に変更します。
    【解決済み】Outlookで「このファイルはプレビューできません」と表示されるPDFプレビューハンドラーエラーの直し方
  4. 「OK」をクリックして変更を保存し、パソコンを再起動します。次回の起動時に問題が解決しているかどうかを確認してください。
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