【解決】CMDでNet Viewエラー6118が発生する原因と対処法
「Net View エラー 6118」とは?
「Net View エラー 6118」は、コマンドプロンプトで「net view /all」コマンドを実行し、ネットワーク上の全デバイスの一覧を表示しようとした際に発生するCMDエラーです。この問題が発生した場合の典型的な症状として、エクスプローラーの「ネットワーク」欄にデバイスが一切表示されないにもかかわらず、CMDから直接pingを実行すると各デバイスから正常に応答が返ってくるという現象が多く報告されています。
「Net View エラー 6118」の主な原因と解決策
- サードパーティ製セキュリティソフト/ファイアウォールの干渉 – 過剰に保護的なセキュリティソリューションが、SMB(Server Message Block)と他のネットワークデバイス間の通信を妨げている可能性があります。この場合は、サードパーティ製ファイアウォールをアンインストールするか、少なくともリアルタイム保護機能を無効化する必要があります。
- Function Discoveryサービスが無効になっている – ネットワーク接続されたデバイスがまったく表示されない場合、「Function Discovery Provider Host」サービスが無効になっていることが原因です。サービス画面を開き、このサービスと関連する「Function Discovery Resource Publication」も併せて有効にしましょう。
- Computer Browserサービスが無効になっている – CMDで「net view」コマンドがまったく処理されない場合、Computer Browserサービスが無効になっている可能性があります。このサービスは、最新版のWindows 10で非推奨となったSMBv1の一部です。利用するには、Windowsの機能からSMBv1を有効化したうえで、サービス画面からComputer Browserサービスを有効にします。
方法1:サードパーティ製ファイアウォール/ウイルス対策ソフトを無効化する(該当する場合)
「Net View エラー 6118」の最も一般的な原因のひとつが、過剰なファイアウォール保護によってSMB(Server Message Block)とネットワーク上の他のデバイスとの通信がブロックされるケースです。
注意:外部のファイアウォールやセキュリティスイートを使用していない場合は、この方法をスキップして次の方法に進んでください。
実際に、セキュリティソフトの誤検知によってSMBと同一ネットワーク上の他デバイスとの接続が遮断され、この問題が発生したという報告が多数寄せられています。まずは、使用中のサードパーティ製ウイルス対策ツールが「Net View エラー 6118」の原因になっていないかを確認することから始めましょう。
サードパーティ製ウイルス対策ソフトを使用している場合、最初に試すべきなのはリアルタイム保護を無効化し、PCを再起動して問題が解消されるかどうかを確認することです。
ただし、外部ファイアウォールを使用している場合、シールドやリアルタイム保護を無効化しても効果は期待できません。同じセキュリティルールが適用され続けるためです。この場合は、サードパーティ製セキュリティスイートを一時的にアンインストールし、「Net View エラー 6118」が発生しなくなるかどうかを確認するしかありません。
以下は、干渉の可能性を排除するためにサードパーティ製ファイアウォールをアンインストールする手順です。
- Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押すと、「プログラムと機能」ウィンドウが開きます。

- 「プログラムと機能」画面で、インストール済みアプリケーションの一覧をスクロールし、使用中のサードパーティ製セキュリティスイート/ファイアウォールを見つけます。見つかったら右クリックし、コンテキストメニューから「アンインストール」を選択します。

- アンインストール画面の指示に従い、サードパーティ製スイート/ファイアウォールの削除を完了させます。
- PCを再起動し、原因と思われるソフトウェアを削除したことで問題が解消したかどうかを確認します。
それでも同じ問題が発生する場合は、先ほどアンインストールしたサードパーティ製ソフトを再インストールし、次の解決策に進んでください。
方法2:Function Discovery Provider Hostサービスを有効にする
ネットワーク上の他のデバイスにアクセスできなくなるもうひとつの原因として、「Function Discovery Provider Host」サービスが無効になっているケースが挙げられます。同じ問題に悩んでいたユーザーの一部は、サービス画面からこのサービスを有効にしたところ、ようやく問題を解決できたと報告しています。
この設定を行った後にエクスプローラーを開き直すと、「ネットワーク探索を有効にする」よう促されるため、これを許可するとネットワーク接続されたデバイスに再びアクセスできるようになります。
注意:この方法では「Net View エラー 6118」自体は直接解決しませんが、エクスプローラーからネットワークデバイスへ安全にアクセスするための代替手段となります。
以下は、Function Discovery Provider Hostを有効にして、エクスプローラーにネットワークデバイスを表示させる手順です。
- Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。UAC(ユーザーアカウント制御)の確認画面が表示されたら「はい」をクリックして管理者権限を付与します。
- 「サービス」画面でローカルサービスの一覧をスクロールし、「Function Discovery Provider Host」サービスを見つけます。右クリックしてコンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
- 「Function Discovery Provider Host」のプロパティ画面で「全般」タブを開き、スタートアップの種類を「自動(遅延開始)」に変更して「適用」をクリックし、変更を保存します。
- 次に、「Function Discovery Resource Publication」を見つけ、手順3と同じ変更を行います。
- 変更が完了したらサービス画面を閉じ、エクスプローラーを開いて左側のメニューから「ネットワーク」をクリックします。
- 最初にエラーメッセージが表示されるので、「OK」をクリックして閉じます。
- 続いて、ウィンドウ上部に表示される黄色いバーをクリックし、「ネットワーク探索とファイル共有を有効にする」を選択すると、他のネットワークデバイスが表示されるようになります。
ターミナル内でもネットワークデバイスを表示させたいなど、「Net View エラー 6118」の症状そのものを解決したい場合は、次の方法に進んでください。
方法3:Computer Browserサービスを有効にする
「Net View エラー 6118」の最大の原因として知られているのが、Computer Browserというサービスが無効になっていることです。ただし問題なのは、このサービスが最新バージョンのWindows 10ではセキュリティ上の理由により非推奨となっている点です。
この解決策を試したい場合は、まずWindowsの機能からSMBv1を有効化する必要があります。その後PCを再起動すると、サービス画面でComputer Browserサービスが利用可能になります。
以下は、Windowsの機能からSMBv1を有効化し、Computer Browserサービスを起動して「Net View エラー 6118」を解決する手順です。
- Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押すと、「プログラムと機能」画面が開きます。
- 「プログラムと機能」画面で、「Windows の機能の有効化または無効化」をクリックします。
- 「Windows の機能」画面で一覧をスクロールし、「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」を見つけます。見つかったらチェックボックスにチェックを入れて「OK」をクリックします。
- 操作が完了し変更が適用されるまで待ちます。再起動を求められたら、「今すぐ再起動」をクリックします。
- 再起動後、Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。UAC(ユーザーアカウント制御)の確認画面が表示されたら「はい」をクリックして管理者権限を付与します。
- 「サービス」画面でローカルサービスの一覧をスクロールし、「Computer Browser」サービスを見つけます。
- 右クリックして、表示されたコンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
- Computer Browserサービスのプロパティ画面で「全般」タブを開き、スタートアップの種類を「無効」から「自動」に変更します。次に「開始」をクリックしてすぐにサービスを起動し、最後に「適用」をクリックして変更を保存します。
- Computer Browserサービスが有効になったら、コマンドプロンプトを開き、以前「Net View エラー 6118」を引き起こしていたのと同じコマンドを実行して、問題が解決したかどうかを確認します。
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