【Windows 10】NVIDIAグラフィックドライバーのコード43エラーを解決する6つの方法
Windows 10でNVIDIA GTX 1080などのグラフィックカードが認識されず、デバイスマネージャーに黄色い三角マーク(警告アイコン)が表示される場合、それは「Windows がこのデバイスを停止しました。このデバイスに問題が発生しました(コード43)」というコード43エラーが原因である可能性が高いです。
グラフィック関連のトラブルは、画面が突然フリーズしたりブラックアウトしたりするなど、パソコン全体の動作に深刻な影響を及ぼすため、非常にストレスを感じる問題です。
この記事では、NVIDIA GeForceやGTXシリーズなどで発生するコード43エラーを解消するための、最も効果的な6つの対処法を順番にご紹介します。
解決策1:グラフィックカードの物理的な接続を確認する
まず最初に、NVIDIA・Intel・AMDなどのグラフィックカードがマザーボードに正しく挿し込まれているかを確認しましょう。コード43エラーが、単なる接触不良や取り付けミスといった物理的な原因で発生していないかを確かめることは、トラブルシューティングの基本です。
デスクトップPCの場合は一度電源を切り、グラフィックカードを取り外してからPCIeスロットにしっかりと差し込み直すとよいでしょう。また、ディスプレイケーブルがグラフィックカード側のポートに接続されているかも併せて確認してください。
解決策2:PCの電源をリセットする
これは手軽に試せる方法でありながら、GTX 1080などで発生するコード43エラーの解消に有効なケースがあります。PCの電源を完全にリセットすることで、残留電荷による誤作動を解消できます。
手順:
ステップ1:パソコンの電源を切ります。
ステップ2:ノートPCの場合はACアダプターを抜き、バッテリーを取り外します。デスクトップの場合は電源ケーブルを抜いてください。
ステップ3:電源ボタンを1分以上長押しします。これにより、内部に溜まった残留電力を放電できます。
ステップ4:バッテリーとACアダプター(電源ケーブル)を元に戻します。
ステップ5:パソコンを再起動し、エラーが解消されたかを確認します。
解決策3:Lucid VIRTU MVPソフトウェアをアンインストールする
Lucid VIRTU MVPは、GPUの仮想化技術を活用して動画や画像の処理速度を向上させるユーティリティですが、このソフトウェアがグラフィックカードの不具合を引き起こす原因の一つとして知られています。
NVIDIA・Intel・AMDを問わず、多くのユーザーが動画処理の高速化を目的としてこのアプリを使用していますが、Windows 10環境で使用すると、デバイスマネージャーにコード43エラーが表示されることが報告されています。
まずはこのソフトを削除して、エラーが消えるかどうかを確認してみましょう。
1. コントロールパネルを開きます。
2. 「表示方法」を「カテゴリ」に変更し、「プログラム」配下にある「プログラムのアンインストール」をクリックします。

3. 「プログラムと機能」の一覧からLucid VIRTU MVPを見つけて右クリックし、「アンインストール」を選択します。

4. 再起動を求められた場合は、Windows 10を再起動して変更を適用します。
実際に、Lucid VIRTU MVPを削除しただけで、デバイスマネージャーからコード43エラーが消えたというユーザーも多数います。
解決策4:NVIDIAドライバーを更新する
コード43エラーの主な原因は、グラフィックドライバーの不具合です。ドライバーが古くなっている、破損している、あるいは正しくインストールされていない可能性があるため、最新版へ更新することで改善するかを確認しましょう。
ドライバーの更新作業を簡単に行いたい場合は、Driver Boosterのようなドライバー更新ツールの利用がおすすめです。膨大なドライバーデータベースから自動的に最適なドライバーを検出してくれるほか、デバイスマネージャーのエラーコード(コード43を含む)の修復機能も備えています。
1. Driver Boosterをダウンロードしてインストールし、起動します。
2. 「スキャン」ボタンをクリックします。

すると、Driver BoosterがPC内の不足・古い・破損したドライバーを自動的にスキャンします。
3. スキャン結果から「ディスプレイアダプター」を探し、「更新」をクリックしてグラフィックドライバーを更新します。

これにより、GTX 1060やGTX 1070など、お使いのモデルに対応した最新ドライバーが自動的にインストールされます。
ワンポイント:Driver Boosterでコード43エラーを直接修復する
Driver Boosterでは、スキャン後に左側メニューの「ツール」を選択し、「デバイスエラーを修復」機能を使うこともできます。

その後、「検出」を実行すると、デバイスマネージャー上のエラーコードが自動的にチェックされます。

ドライバーの更新とエラー修復が完了すれば、NVIDIAグラフィックカードが正常に動作するようになる可能性があります。それでも改善しない場合は、次の方法でドライバーを再インストールしてみてください。
解決策5:NVIDIAドライバーをアンインストールして再インストールする
前述のとおり、コード43エラーはグラフィックドライバーに起因することが多いため、ドライバーを更新しても症状が改善しない場合は、一度完全にアンインストールしてからクリーンインストールを行いましょう。画面のフリーズやブラックアウトが解消されるかを確認できます。
NVIDIA GTX 1080ドライバーのアンインストール手順:
ステップ1:「コントロールパネル」>「プログラムと機能」を開き、NVIDIAグラフィックドライバーおよび関連プログラムを一つずつアンインストールします。
ステップ2:デバイスマネージャーを開きます。
ステップ3:「ディスプレイアダプター」を見つけてダブルクリックし、項目を展開します。
ステップ4:NVIDIA GTX 1080のデバイスを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。

ドライバーと関連プログラムの削除が完了したら、PCを再起動して変更を反映させます。
より徹底的にドライバーを削除したい場合は、専用のアンインストールツールDisplay Driver Uninstaller(DDU)を使用するのがおすすめです。DDUはセーフモードでの実行が推奨されており、画面のガイドに従うことでNVIDIAドライバーを残骸なくクリーンに削除できます。
NVIDIAドライバーの再インストール手順:
NVIDIA公式サイトにアクセスし、お使いのグラフィックカードに合った最新ドライバーをダウンロードしてインストールします。安全性の観点から公式サイトを利用する人が多いですが、手動でのダウンロードが難しい場合は、Driver Boosterを利用して自動的にインストールするのも良い選択肢です。
解決策6:ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを実行する
上記の方法を試してもWindows 10でコード43エラーが解消されない場合は、Windowsに標準搭載されているトラブルシューティングツールを活用してみましょう。ハードウェアの問題を自動的に診断し、修復してくれることがあります。
1. 「スタート」>「設定」>「更新とセキュリティ」の順に開きます。
2. 「トラブルシューティング」タブから「ハードウェアとデバイス」を選択し、「トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。

このツールによって、グラフィックデバイスでコード43エラーが発生している根本原因が検出され、自動的に修復される可能性があります。
コード43エラーはWindows 10で比較的よく見られるトラブルですが、放置するとPCのパフォーマンス低下につながるため、早めの対処が重要です。本記事で紹介した6つの方法の中から、ご自身の状況に合ったものを順番に試してみてください。きっと問題を解決できるはずです。
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