【解決済み】Windows 10で「内容を暗号化してデータを保護する」がグレーアウトして選択できない原因と対処法
目次:
「内容を暗号化してデータを保護する」がグレーアウトする現象の概要
Windows 10でフォルダーを暗号化する正しい手順
「内容を暗号化してデータを保護する」がグレーアウトする問題の解決策
「内容を暗号化してデータを保護する」がグレーアウトする現象の概要
重要なファイルや個人情報を含むフォルダーを第三者に見られたくない場合、多くの方はフォルダーを暗号化して安全性を高めようとします。しかし、いざWindows 10で暗号化を実行しようとしたところ、「内容を暗号化してデータを保護する」というチェックボックスがグレーアウト(灰色表示)されていて、クリックしても反応しない——そんなトラブルに直面することがあります。
チェックボックスにチェックを入れようとしても選択できず、エラーメッセージなども一切表示されないため、多くのユーザーは「なぜWindows 10がフォルダーの暗号化を許可してくれないのか」と戸惑ってしまいます。
実はこの現象には明確な理由があります。主な原因は、Windows 10 HomeやWindows 7 Home PremiumなどのHomeエディションではEFS(Encrypting File System)による暗号化機能がサポートされていないこと、あるいはレジストリ設定でNTFS暗号化が無効化されていることにあります。
そのため、グレーアウトした暗号化オプションの修正作業に入る前に、まずはフォルダーを正しく暗号化する方法を確認しておくことをおすすめします。
Windows 10でフォルダーを暗号化する正しい手順
実は「内容を暗号化してデータを保護する」がグレーアウトしているのではなく、単純にWindows 10(またはWindows 7)で暗号化機能を有効にする操作方法をご存じないだけというケースもあります。まずは標準的な暗号化の手順を見てみましょう。
Windows 10でフォルダーやファイルを暗号化するには、以下の手順に従ってください。
1. 暗号化したいフォルダーを右クリックし、プロパティを開きます。ここでは例として「Windows 10 Skill」というフォルダーを使用します。
2. プロパティウィンドウの全般タブにある詳細設定ボタンをクリックします。

3. 詳細属性画面で「内容を暗号化してデータを保護する」にチェックを入れ、OKをクリックして設定を確定します。

これでフォルダーが暗号化され、あなたが許可しない限り他のユーザーは中身を見ることができなくなります。これがWindows 10でデータを暗号化する基本的な方法です。
それでも「内容を暗号化してデータを保護する」が利用できない場合は、次のセクションで紹介する解決策を試してみてください。
「内容を暗号化してデータを保護する」がグレーアウトする問題の解決策
Windows 8やWindows 10でフォルダーを暗号化しようとしても、アクセスが拒否されて実行できない場合は、ローカルのレジストリエディターで無効になっている暗号化オプションを修復する必要があります。
Windows 10でグレーアウトした「内容を暗号化してデータを保護する」を直す手順:
1. タスクバーの検索ボックスにregeditと入力し、検索結果を右クリックして管理者として実行を選択します。
2. レジストリエディターが開いたら、以下のパスへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem

3. FileSystemキー配下の右側ペインからNtfsDisableEncryptionという項目を探し、右クリックして変更を選択します。

4. NtfsDisableEncryptionの値のデータを「1」から「0」に変更し、OKをクリックして変更を保存します。

レジストリエディターを閉じたら、改めてフォルダーのプロパティを開き、「内容を暗号化してデータを保護する」のチェックボックスがグレーアウトしたままかどうか確認してみてください。正常に動作していれば、チェックを入れて暗号化できるようになっているはずです。
以上の手順で、Windows 10がフォルダーの暗号化を許可しない理由、フォルダーを正しく暗号化する方法、そして暗号化オプションが利用できない問題の解決策まで、すべて把握できたはずです。なお、レジストリの編集を行う際は、誤操作によるシステム不具合を防ぐため、事前にバックアップを作成しておくことを強くおすすめします。
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