Macのユーザーアカウントを簡単に削除する方法:2つの手順を徹底解説
Mac(macOS)に使わなくなったユーザーアカウントが残っていませんか?ユーザーアカウントは個人の設定や環境を保存し、ログインに必要となる重要な仕組みです。不要になったアカウントは削除して整理しておくと安心ですが、ユーザーデータや権限の扱いに迷う方も多いのではないでしょうか。この記事では、macOSでユーザーアカウントを削除する2つの方法を、初心者にもわかりやすく解説します。
- macOSでユーザーアカウントを削除するには、「システム設定」を使うGUI操作と、「ターミナル」を使うコマンドライン操作の2つの方法があります。
- 「システム設定」では「ユーザとグループ」から対象アカウントを選択し、管理者認証のうえ削除。ホームフォルダを保存するか完全に消すかも選択できます。
- 「ターミナル」では「/usr/bin/dscl . -list /Users」でユーザー一覧を表示し、「sudo /usr/bin/dscl . -delete /Users/[ユーザー名]」で特定のアカウントを削除できます。
方法1:システム設定から削除する(おすすめ)
もっとも簡単で確実なのがシステム設定を使う方法です。グラフィカルなユーザーインターフェース(GUI)で直感的に操作でき、ユーザーアカウントの仕組みに詳しくない方でも安全に作業できます。特別な理由がない限り、まずはこちらの方法を選ぶのが賢明です。
ステップ1:「ユーザとグループ」を開く
まず、このMacに登録されているすべてのアカウント情報を確認できるユーザー管理画面を開きましょう。
- メニューバーのAppleメニューからシステム設定(古いmacOSバージョンではシステム環境設定)を開きます。
- 左側のサイドバーをスクロールし、「ユーザとグループ」をクリックします。
ステップ2:ユーザーアカウントを削除する
「ユーザとグループ」を開くと、登録されているユーザーアカウントの一覧が表示されます。各アカウントには管理者(Admin)、標準(Standard)、ゲスト(Guest)などの権限が割り当てられています。なお、アカウントを削除するには管理者権限を持つアカウントでログインしている必要がある点に注意してください。
- 削除したいユーザーをクリックして選択します。
- 右側に表示される小さな「i」(情報)アイコンをクリックします。
- ここでユーザー名、パスワード、アカウントタイプなどを変更できるオプション一覧が表示されます。
- ダイアログの左下にある「ユーザを削除…」をクリックします。
- 現在のアカウントの認証を求められます。この画面ではTouch IDは利用できないため、パスワードを入力して「ロック解除」をクリックしてください。
- 確認ダイアログが表示され、削除するアカウントのファイルをディスクイメージとして保存するか、ホームフォルダごと完全に削除するかを選べます。必要に応じてオプションを選び、「ユーザを削除」をクリックすれば完了です。
※ホームフォルダにはそのユーザーの書類や写真などのデータが含まれています。削除前に必要なデータがないか必ず確認しましょう。
方法2:ターミナルから削除する
2つ目の方法はターミナルを使うやり方です。ターミナルはコマンドラインインターフェース(CLI)を提供し、コマンド入力だけでシステムソフトウェアと直接やり取りできます。GUI操作に比べるとやや上級者向けですが、素早く処理できるのが魅力です。
ステップ1:Macのユーザー一覧を表示する
まず、Macに登録されているすべてのユーザーを一覧表示します。Spotlight検索(Command + Spaceで起動)やLaunchpadで「ターミナル」と検索してアプリを開き、以下のコマンドを実行してください。
/usr/bin/dscl . -list /Users
ステップ2:ユーザーアカウントを削除する
コマンドを実行すると、大量のシステムアカウントや権限情報がずらりと表示されます。これらは無視して、リストの一番下までスクロールしてください。実際に使用している自分のアカウントのユーザー名がそこにあります。
削除したいユーザー名を確認したら、以下のコマンドを実行してアカウントを削除します。[username]の部分は実際のユーザー名に置き換えてください。
sudo /usr/bin/dscl . -delete /Users/[username]
コマンド実行後、現在のアカウントのパスワード入力を求められるので、認証を完了させましょう。認証が通ると、指定したアカウントは自動的に削除されます。もう一度ユーザー一覧を表示して、該当のアカウント名が消えていれば削除は成功です。
まとめ
Macのユーザーアカウント削除は、「システム設定」を使えば初心者でも数分で完了します。コマンド操作に慣れている方は、ターミナルの1行コマンドでも同じ処理が可能です。どちらの方法の場合でも、削除前に必要なデータのバックアップを忘れずに行いましょう。
著者について

Muhammad Qasim(ムハンマド・カシム)
テクノロジーとゲームへの深い愛情を原動力に、最新の業界動向を追い続けるだけでなく、執筆を通じて自身の知見を読者に発信しています。テック・ゲーム分野において、専門知識の共有を通じて有意義な貢献をすることを使命としています。
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