iPhone・iPadからiCloud.comにログインする方法|Safari・Chromeなどブラウザ別の手順を解説
iPhoneやiPadなどのiOSデバイスからiCloud.comにアクセスしようとしたことがあるなら、ログインボタンが見当たらず戸惑った経験があるかもしれません。では、iPhoneからiCloud.comへのログインは不可能なのでしょうか?
結論から言えば不可能ではありませんが、Appleはこの点で少し面倒な仕組みにしています。iCloud.comを開いたときに表示されるのは「iCloudを設定」「iPhoneを探す」「友達を探す」の3つの選択肢だけです。では、アカウントにサインインするための選択肢はどこにあるのでしょうか?そして、なぜこんなに複雑になっているのでしょうか?

iCloud.comでログインできない理由
PCやMacからiCloudにアクセスすれば、簡単にログインしてサービスを利用できます。しかし、iOSデバイスのWebブラウザから開くとそうはいきません。その理由を解説します。
Appleは、iPhoneやiPadからわざわざiCloudにログインする必要はないと考えています。iOSデバイスにはiCloudのすべてのサービスが標準で用意されており、OS自体に各ツール専用のセクションが組み込まれています。そのため、Appleはユーザーがモバイル版サイト経由でこれらのサービスにアクセスすることはないと想定しているのです。
とはいえ、状況によってはiPhoneのブラウザからiCloudにログインする必要が出てくることもあります。この記事では、そんなときのための具体的な方法を詳しく紹介します。
iCloudの主なサービスとできること
iCloudに馴染みのない方のために、まずはiCloudが必要とされる理由、多くの人に使われている理由を説明します。
iCloudアカウントには、連絡先、メモ、リマインダー、メール、カレンダー、写真、さらにはバックアップデータまで、モバイル機器に関する重要な情報がすべて保存されます。iCloudの最大の魅力は、これらの情報をサービスに接続しているすべてのデバイス間で自動的に共有できることです。例えば、iPhoneで撮影した写真は、自動的にパソコンや他のAppleデバイスでも閲覧可能になります。
iCloudに保存された情報を閲覧・編集するには、iCloud.comにログインする必要があります。ログイン中は、アカウントで利用可能な各種アプリも使用でき、変更内容はすべて自動的にクラウドストレージに保存されます。
さらに、iCloud.comにサインインすれば、複数のiCloudアカウントを確認することもできます。iPhoneやiPadでは1つのアカウントしか接続できないため、アカウント間でファイルや情報を移動したいときは、Web経由でのアクセスが不可欠です。
このように、ブラウザからiCloudにアクセスする方法は、状況によっては避けられません。また、常にパソコンが使えるとは限らないため、iPhoneからiCloud.comにアクセスすることが唯一の解決策になるケースもあります。
AppleはiPhoneからのiCloud.comへのアクセスを容易にはしていませんが、次のセクションでその手順を分かりやすくまとめました。
モバイルからiCloud.comへログインする解決策
ここで紹介するのは、iCloud.comの「デスクトップ版(PC向けサイト)」を表示させるという方法です。iOS標準のSafariでも実行できますが、実際にはSafariよりもサードパーティ製ブラウザの方がスムーズに動作する傾向があります。Google Chrome、Mozilla Firefox、Opera、Dolphin、Mercury、Maxthonなどの定番ブラウザをダウンロードしておくのがおすすめです。もちろん、他のブラウザでも試す価値はあります。
ブラウザ別:iCloud.comへのログイン手順
使用するブラウザによって操作手順が異なります。ここでは、主要なブラウザごとの手順を紹介します。Safariの方法も解説しますが、Safariの場合は動作が不安定な点に注意してください。
SafariでiCloud.comにアクセスする方法
- Safariを起動します。
- アドレスバーにicloud.comと入力します。
- 画面下部のバーにある共有ボタンをタップします。
- 下部メニューのオプションを左右にスワイプし、「デスクトップ用サイトを表示」を見つけます。
- 「デスクトップ用サイトを表示」をタップします。
※うまく切り替わらない場合は、手順3〜4を繰り返してください。
- 普段パソコンからログインするときと同じように、ユーザー名とパスワードを入力してiCloudにログインします。

Google ChromeでiCloud.comにアクセスする方法
- Google Chromeを起動します。
- アドレスバーにicloud.comと入力します。
- 画面右上の3点メニューをタップします。
- 表示された選択肢から「PC版サイトを見る」を選択します。
※デスクトップ版が読み込まれない場合は、アドレスバーにwww.icloud.comと入力し直してください。
- 普段パソコンからログインするときと同じように、ユーザー名とパスワードを入力してiCloudにログインします。

Dolphin BrowserでiCloud.comにアクセスする方法
- Dolphin Browserを起動します。
- アドレスバーにicloud.comと入力します。
- 画面下部のバーにあるDolphinアイコンをタップします。
- 左方向にスワイプします。
- 表示された選択肢から「Desktop Mode(デスクトップモード)」を選択します。
※デスクトップ版が読み込まれない場合は、アドレスバーにwww.icloud.comと入力し直してください。
- 普段パソコンからログインするときと同じように、ユーザー名とパスワードを入力してiCloudにログインします。

Maxthon BrowserでiCloud.comにアクセスする方法
- Maxthon Browserを起動します。
- アドレスバーにicloud.comと入力します。
- 画面下部の3本線メニューをタップします。
- メニューから「デスクトップ版に切り替える」を選択します。
- アドレスバーに再度icloud.comと入力します。
- 普段パソコンからログインするときと同じように、ユーザー名とパスワードを入力してiCloudにログインします。

リロードボタンの長押しで素早くアクセスする裏技
SafariやMozilla Firefoxなど一部のモバイルブラウザには、「デスクトップ用サイトを表示」を素早く呼び出せるショートカットがあります。ここでは、そのショートカットを使ってiCloud.comのデスクトップ版にすばやくアクセスする方法を紹介します。
ブラウザのリロード(再読み込み)ボタンを長押ししてください。Safariの場合は画面右上、Mozilla Firefoxの場合は画面下部のバーにリロードボタンがあります。長押しすると「デスクトップ用サイトを表示」オプションを含むクイックアクションメニューが表示されるので、それをタップすればiCloud.comのデスクトップ版に移行できます。
デスクトップ版のiCloudは少し扱いづらいかもしれません。レイアウトはモバイル向けに最適化されていないため、スクロールやピンチズームを多用することになります。ただ、これはあくまでPC向けページであり、iPhoneやiPadの画面に合わせた設計ではないことを念頭に置いてください。それでも、目的を達成するには十分な方法です。
まとめ
iOSデバイスでiCloudのデスクトップ版を表示させると、iCloudのサーバー側は「パソコンからアクセスしている」と認識します。この仕組みこそが、今回のテクニックが機能する理由です。
iOSデバイスからiCloudにログインするこの方法は、複数のiCloudアカウントを管理している場合に特に便利です。iOSデバイスに登録されていないアカウントにもログインでき、アカウント間で情報やファイルを受け渡すことも可能です。
どの方法を使う場合でも、ブラウザはiCloud.comに対する「デスクトップ用サイトを表示」の設定を記憶しないという点に注意してください。次回サイトを訪れる際は、同じ手順をもう一度繰り返す必要があります。
ぜひこれらの方法を試してみてください。もしiOSデバイスからiCloud.comにアクセスする別の方法をご存じなら、ぜひ体験談をシェアしてみましょう。
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