Siriが機能しない・反応しないときの原因と解決策11選
Siriは、iPhone 4以降のモデル、iPad、iPod touch、Apple TV、Macに標準搭載されたスマート音声アシスタントです。音声コマンドだけで電話をかけたり、メッセージを送信したり、アラームを設定したり、カレンダーを確認したりと、さまざまなタスクを簡単かつ効率的にこなせます。日々の暮らしの中で欠かせない存在になっている方も多いでしょう。

しかし、そんな便利なSiriも、何らかの原因によって正常に動作しなくなることがあります。原因はさまざまですが、幸いその多くはソフトウェアに関係しているため、適切な対処を行えば解決できる可能性が高いのが特徴です。この記事では、ユーザーの報告や実際に効果のあった対処法をもとに、Siriが動かなくなる主な原因と、具体的な解決策を順番にご紹介します。
Siriが機能しない主な原因
多数のユーザー報告と、同じ症状に悩むユーザーが実際に試して成功した対策を調査した結果、以下のような原因が考えられることがわかりました。
- インターネット接続の問題: ネットワーク設定の不具合やルーターのトラブルにより接続が不安定になると、Siriは動作できません。ルーターやネットワーク設定のリセットが必要になる場合があります。
- 音声入力(ディクテーション)が無効: 音声入力機能がオフになっていると、Siriはあなたの声を正しく認識して応答できません。
- 低電力モード: 低電力モード中は端末全体のパフォーマンスが抑えられ、Siriを含むアプリの動作に影響が出ることがあります。
- 言語と発音の設定ミス: 設定した言語と話している言語が異なると、Siriは内容を認識できず反応しなくなります。適切な言語と音声(性別)を選ぶことが重要です。
- マイク・スピーカーの故障: ハードウェア的な不具合があると、Siriはあなたの声を聞き取ったり応答したりできません。
- iPhoneの制限設定: 制限(ペアレンタルコントロール)が有効になっていると、Siriを含む多くの機能がブロックされることがあります。
- iOSが古い: デバイスが最新のiOSに更新されていないと、一部のアプリや機能が正常に動作しないことがあります。Siriも例外ではありません。
- バグや不具合: システムの一時的なバグやグリッチも、Siriの誤動作の原因になります。
原因の概要がつかめたところで、次は具体的な解決策を見ていきましょう。競合を避けるため、必ず記載された順番どおりに試すことをおすすめします。
解決策1:Siriをリフレッシュ(再起動)する
Siriが動かないとき、まず最初に試したいのがSiri自体の再起動です。一時的な小さな不具合であれば、これだけで解決することも少なくありません。他の方法を試す前に、まずはこの操作を行い、問題が解消されたかどうかを確認しましょう。手順は以下のとおりです。
- 「設定」を開き、「一般」をタップします。

- 下にスクロールして「Siri」を選択します。

- 画面の指示に従って「Siriをオフ」にします。数秒待ってから、再度オンに戻してください。

注意: Siriを再度オンにする前には、数秒間待つことを忘れずに。これが正常に再起動させるポイントです。
解決策2:「Hey Siri」を有効にする
「Hey Siri」と呼びかけても反応がない場合、この機能自体が無効になっている可能性があります。設定で「Hey Siri」がオンになっているかを確認し、オフになっていれば有効にしましょう。手順は以下のとおりです。
- 「設定」を開き、「Siriと検索」をタップします。

- 画面の「“Hey Siri”を許可」をオンにします。

解決策3:音声入力(ディクテーション)を確認する
話しかけてもSiriが声を拾えない場合、音声入力機能が無効になっている可能性があります。設定を確認して音声入力をオンにしてください。すでにオンになっていた場合は、一度オフにして数秒待ち、再度オンにするとリフレッシュできます。手順は以下のとおりです。
- 「設定」を開き、「一般」をタップします。

- 「キーボード」を選択します。

- 「音声入力」のスイッチをオンにします。

解決策4:言語と音声の設定を確認する
Siriは複数の言語に対応していますが、設定が自分の話す言語と一致していないと、コマンドを正しく聞き取れず反応しなくなります。言語や音声の種類(声の性別)が適切に設定されているかを確認しましょう。手順は以下のとおりです。
- 「設定」を開き、「一般」を選択します。

- 「Siri」をタップします。

- 「言語」と「Siriの声」を開き、自分に合った設定を選びます。

解決策5:インターネット接続を確認する
Siriが動作するには、安定したインターネット接続が不可欠です。接続状況を確認し、可能であれば通信効率の良いWi-Fiの利用をおすすめします。モバイルデータ通信よりもWi-Fiの方が高速かつ安定しています。

ネットワークへの接続に問題がある場合は、iPhoneとルーターを再起動するか、ネットワーク設定をリセットしてみてください。また、機内モードを一度オンにしてからオフに戻す方法も効果的です。設定アプリから機内モードのスイッチを切り替えるだけで実行できます。
解決策6:iPhoneの制限設定を確認する
端末の制限設定が有効になっていると、Siriが使えない場合があります。制限がかかっていないかを確認し、必要に応じて解除しましょう。iOSのバージョンによって手順が異なります。
iOS 12以降の場合:
- 「設定」を開き、「スクリーンタイム」をタップします。

- 「コンテンツとプライバシーの制限」を選択します。

- 「許可するApp」をタップします。

- 「Siriと音声入力」を選択し、オフになっていないことを確認します。

iOS 11以前の場合:
- 「設定」を開きます。
- 「一般」をタップします。

- 「制限」をタップします。

- 「Siriと音声入力」を選択し、オンになっていることを確認します。

解決策7:マイクとスピーカーを確認する
マイクやスピーカーに不具合があると、Siriはあなたの声を聞き取ることも、応答を返すこともできません。まずはケースや保護フィルムを外してから、以下の方法でテストしてみてください。

Siriに質問をして反応があるか確認します。反応がない場合は、マイク付きヘッドセットを接続してもう一度質問し、応答するかどうか試してみましょう。また、自分の声を録音して再生し、音が正しく聞こえるかをチェックするのも有効な方法です。
解決策8:低電力モードをオフにする
低電力モードは端末のパフォーマンスを抑える機能のため、有効中はSiriを含む各アプリの動作に支障が出ることがあります。フルパフォーマンスを取り戻すために、低電力モードをオフにしましょう。手順は以下のとおりです。
- 「設定」を開きます。
- 下にスクロールして「バッテリー」をタップします。

- バッテリー画面で「低電力モード」をオフにします。

解決策9:iOSを最新バージョンにアップデートする
古いiOSのままでは、Siriを含む一部の機能が正常に動作しないことがあります。利用可能なアップデートがあるかを確認し、あれば最新版へ更新しましょう。手順は以下のとおりです。
- 「設定」を開き、「一般」をタップします。

- 「ソフトウェア・アップデート」をタップします。

- アップデートが表示されたら、「ダウンロードとインストール」をタップします。

解決策10:ネットワーク設定をリセットする
Siriの動作には良好なインターネット接続が不可欠です。ネットワーク設定をリセットすることで、接続に関する問題が解消され、Siriが復活するケースがあります。ただし、保存済みのWi-Fiパスワードなどは削除されるため、事前に控えておくと安心です。手順は以下のとおりです。
- 「設定」を開き、「一般」をタップします。

- 「リセット」をタップします。

- 「ネットワーク設定をリセット」を選択します。この際、パスコードの入力を求められる場合があります。

- 「ネットワーク設定をリセット」をタップして確定します。

- iPhoneを再起動します。
- 既知のWi-Fiに再接続し、Siriが使えるかどうかを確認します。
解決策11:iPhoneを強制再起動(ハードリセット)する
強制再起動を行うと、システム内部のバグや一時的な不具合がクリアされ、多くの問題が改善されます。ここまでの方法で解決しなかった場合に試してみましょう。なお、強制再起動の手順は機種によって異なるため、ご自身のモデルに合った方法を正確に行ってください。
iPhone X/iPhone 8/8 Plusの場合: 音量を上げるボタンを押してすぐ離し、続いて音量を下げるボタンを押してすぐ離します。その後、サイドボタンを長押しし、画面が消えてAppleロゴが表示されるまで待ちます。
iPhone 7/7 Plusの場合: 音量を下げるボタンとスリープ/スリープ解除ボタンを同時に長押しし、Appleロゴが表示されるまで待ちます。
iPhone 6/6s以前およびiPadの場合: ホームボタンと電源(スリープ/スリープ解除)ボタンを同時に長押しし、Appleロゴが画面に表示されるまで待ちます。
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