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非対応MacにmacOS Sequoiaをインストールする方法【OpenCore Legacy Patcher活用・ステップバイステップガイド】

Appleは新しいOSや製品ラインナップを発表すると同時に、旧型マシンへのサポートを打ち切ります。その結果、何年も前に発売された数多くのMacが最新OSのアップグレード対象から外れてしまうのです。この流れは、macOS Sequoiaのリリースにおいても変わっていません。

とはいえ、古いMacを使い続けていて「それでもmacOS Sequoiaを体験してみたい」という方は多いはず。本記事では、OpenCore Legacy Patcher(OCLP)を使って非対応MacにmacOS Sequoiaをインストールする方法を、初心者でも迷わないようステップバイステップで詳しく解説します。

OCLPでmacOS Sequoiaを動かせる非対応Macモデル

まず、OCLPの助けを借りてmacOS Sequoiaを動かせる主な非対応Macモデルをご紹介します。

非対応MacにmacOS Sequoiaをインストールする方法【OpenCore Legacy Patcher活用・ステップバイステップガイド】

インストール前の準備

macOSのインストール作業を始める前に、以下の要件を満たしておく必要があります。

  • 正常に動作するインターネット接続
  • Mac OS拡張(ジャーナリング)形式でフォーマットした30GB以上のUSBフラッシュドライブ
  • 非対応のMac本体

これら基本的なハードウェアの準備に加えて、見落としがちな重要な前提条件が2つあります。

準備1:Macを完全にバックアップする

対応機種でのクリーンインストールと異なり、古いMacにmacOS Sequoiaをインストールする場合、ドライブの中身が消去される可能性があります。万が一のトラブルに備えるため、事前にMac全体のバックアップを取っておくことを強くおすすめします。

バックアップには「Time Machine」が便利です。ハードディスク全体を丸ごと保存でき、後からファイル単位での復元やOSの復元も行えます。

準備2:十分なディスク空き容量を確保する

多くのユーザーがmacOS Sequoiaのインストール中に「ディスクに十分な空き領域がありません。アップデートには14.7GBのディスク領域が必要です」というエラーメッセージでつまずきます。これは、MacにSequoiaをインストールするための空き容量が足りていないことを意味します。

こうしたトラブルを避けるため、事前にハードディスクの空き容量を確認しておきましょう。14.7GBはあくまで最低限の目安であり、快適なパフォーマンスと操作性を求めるなら30GB以上あるのが理想的です。

非対応MacにmacOS Sequoiaをインストールする手順

非対応インストールは想像以上に難しいものではありません。特に、初心者向けのチュートリアルがあれば心強いものです。ここからは、インストールの全工程を順番に解説していきますので、そのまま手順に従って進めてください。

ステップ1:macOS Sequoiaの起動用USBを作成する

macOSの起動用USBを作成する方法は、大きく分けて2つあります。

  • 起動用USB作成ツールを利用する
  • ターミナルでコマンドを実行する

方法1:専用ツール(iBoysoft DiskGeeker)で起動用USBを作成

iBoysoft DiskGeekerを使えば、PKGファイルのダウンロードからUSBへの転送、起動可能化までの工程を数回のクリックで完結できます。手順は以下の通りです。

1. MacにiBoysoft DiskGeekerをダウンロードしてインストールし、用意しておいたUSBドライブを接続します。

2. USBのボリュームを選択し、右側のメニューバーにある「Create Boot Disk(起動ディスクを作成)」をクリックします。

非対応MacにmacOS Sequoiaをインストールする方法【OpenCore Legacy Patcher活用・ステップバイステップガイド】

3. ドライブのフォーマットを求められたら、操作を続行します。

4. OSリストから「macOS 15 Sequoia」を選択し、「Create boot disk」をクリックします。

非対応MacにmacOS Sequoiaをインストールする方法【OpenCore Legacy Patcher活用・ステップバイステップガイド】

5. 処理が完了するまで待ちます。完了すれば、非対応MacにmacOS Sequoiaをインストールするための起動用USBの完成です。

方法2:ターミナルで起動用USBを作成

ターミナルでコマンドを実行して起動用USBを作ることも可能ですが、試す前によく考えてください。コマンドが複雑なため失敗しやすいだけでなく、誤操作をすればMac自体にトラブルが発生するリスクもあります。

ステップ2:OpenCore Legacy Patcherをインストールする

続いて、非対応MacでmacOS Sequoiaを起動させるために必要となるOpenCore Legacy Patcher(OCLP)をインストールします。公式サイトから最新版をダウンロードし、画面の指示に従ってセットアップを進めればOKです。

ここまででOCLPの導入は完了です。次は、最も重要な最終段階である「非対応MacへのmacOS Sequoiaのインストール」に進みましょう。

ステップ3:非対応MacにmacOS Sequoiaをインストールして起動する

  1. Macが再起動して立ち上がったら、Option/Altキーを押し続けてすべての起動オプションを表示します。
  2. 起動オプションの一覧から、OpenCoreアイコンが付いた「EFI Boot」エントリを選択します。
    非対応MacにmacOS Sequoiaをインストールする方法【OpenCore Legacy Patcher活用・ステップバイステップガイド】
  3. OpenCore Legacy Patcherが読み込まれたら、起動画面で「Install macOS Sequoia」を選択します。
    非対応MacにmacOS Sequoiaをインストールする方法【OpenCore Legacy Patcher活用・ステップバイステップガイド】
  4. 最初の再起動後にセットアップの最初に戻ってしまう場合は、電源を切り、再度起動してOptionキーを押します。今度は灰色のハードディスクアイコンが付いた項目(「macOS Installer」またはインストーラ作成時に付けたディスク名)を選択してください。必要であれば、再起動のたびにこの手順を繰り返します。
  5. 画面のウィザードに従って、言語、ネットワーク、ユーザーアカウントなどの初期設定を行います。
  6. セットアップが完了すれば、あなたのMacはmacOS Sequoiaで動いています!

無事に非対応MacへmacOS Sequoiaをインストールできましたか?ぜひその喜びを周りの人ともシェアしてください。

インストール後:macOS Sequoiaをより快適に動かすための設定

このセクションでは、非対応Mac上でmacOS Sequoiaをスムーズに動かすための追加情報と設定方法を紹介します。

Q: USBドライブなしでmacOS Sequoiaを起動するには?

先ほど作成した起動用USBを使わずにMacをmacOS Sequoiaで起動したい場合は、以下の手順で設定を変更できます。

  1. MacにOpenCore Legacy Patcherをダウンロードします。
  2. Patcherの設定をお好みに合わせて変更し、「Target Model」でお使いのMacのモデル識別子を選択します。
  3. メイン画面に戻り、「Build and Install OpenCore」をクリックし、新しいウィンドウが表示されたら「Install to disk」を選択します。
  4. OK」をクリックしてディスクへのアクセスを許可します。
  5. ターゲットディスクとして内蔵ハードドライブを選択します(ディスク名に「Apple SSD」などと表示されるものです)。
  6. OCLPを配置するボリュームを選択します。このボリュームは、先ほど選んだターゲットドライブに属している必要があります。
  7. 指示されたら再起動をクリックし、Optionキーを押しながら起動オプション画面に入り、内蔵EFIを選択して残りのインストールを完了させます。

これらの手順が完了すれば、USBドライブなしでも非対応MacをmacOS Sequoiaで起動できるようになります。

Q: Boot Pickerを表示せずにmacOS Sequoiaを起動するには?

  1. MacでOpenCore Patcherを起動します。
  2. Patcherの「Settings」を開き、「Build」タブにある「Show OpenCore Boot Picker」のチェックを外します。
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チェックを外したら、OpenCore EFIを再度ビルドして、任意のドライブにインストールしてください。

これ以降、OpenCoreセレクターを表示したいときは、「EFI Boot」をクリックしながら「ESC」キーを押し続け、左上にカーソル矢印が表示されたらキーを離すだけでOKです。

SIP設定について

非対応MacにmacOS Ventura以降のOSをインストールするには、SIP(System Integrity Protection)の設定レベルを下げることが前提条件となります。

  1. MacでOCLPを起動します。
  2. Settings」>「Security」と進み、下の画像のようにオプションにチェックを入れます。

非対応MacにmacOS Sequoiaをインストールする方法【OpenCore Legacy Patcher活用・ステップバイステップガイド】

動画で学ぶ:非対応MacへのmacOS Sequoiaインストールガイド

文章だけではイメージしづらいという方は、以下の動画を見ながら、お使いの古いMacにmacOS Sequoiaをインストールしてみてください。

まとめ

Appleは毎年新しいmacOSのリリースとともに特定のMacモデルのサポートを打ち切りますが、それでも古いマシンで最新のmacOSを体験することは可能です。

ただし、インストールに成功しても完全な互換性が保証されるわけではありません。ハードウェアの差があるため、macOS Sequoiaのすべての機能や新機能を楽しめない場合もある点には注意が必要です。それでも構わないという方は、この記事の手順を参考に、非対応のMacBook Pro、MacBook Air、Mac Pro、Mac mini、iMacなどにmacOS Sequoiaをインストールしてみましょう!

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