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MacのハードドライブをSSDにクローンする完全ガイド

MacのハードドライブをSSDにクローンすることを検討していますか?クローン作成とは、既存のドライブの内容を丸ごと別のドライブにコピーする作業です。一般的に、Macのハードドライブをクローンするのは、以下のようなケースが挙げられます。

  • ハードドライブ(HDD)からソリッドステートドライブ(SSD)へのアップグレード
  • 古い、または故障したドライブを新しいものに交換する場合
  • 起動可能なバックアップドライブを作成したい場合

クローンを作成すれば、オペレーティングシステムの再インストールは不要になり、フォルダ、ファイル、アプリケーション、各種設定もそのまま新しいディスクに引き継ぐことができます。さらに、セットアップ済みの複製ドライブがあれば、予期せぬトラブルが発生した際にもMacを簡単に起動できるという大きなメリットがあります。

SSD(ソリッドステートドライブ)とは?

MacのハードドライブをSSDにクローンする前に、まずSSDについて理解しておきましょう。SSDはフラッシュメモリを使ってデータを保存します。パソコンに内蔵されている場合は、基板上のチップとして搭載されていることが多く、2.5インチタイプの製品ならノートパソコンや外付けケースに取り付けることも可能です。

SSDは静音・コンパクト・高速で、特にパソコンの起動時やスリープ復帰時にその速さを実感できます。従来のHDDは一定時間使用しないとスリープモードに入り、再び動き出すまで数秒かかることがあります。一方、SSDは消費電力が少なく、発熱も少なく軽量で、可動部品を持たないため、ノートパソコンに最適です。

HDDが回転している状態でノートパソコンをうっかり落とすと、ドライブが破損してデータを失う恐れがあります。SSDは一般的に信頼性が高く、万が一故障してもデータを読み出せる場合が多い点も、HDDとの大きな違いです。

ただし、容量あたりのコストという観点では、SSDは割高な選択肢となります。現在、8TBの外付けHDDなら150ドル未満で購入できますが、同じ金額では500GB程度のSSDしか買えません。用途や予算に応じて、最適なストレージを選ぶことが大切です。

MacのハードドライブをSSDにクローンする方法

外付けドライブから起動すると便利なシーンはいくつもあります。デスクトップとノートパソコンの間でファイルを同期したい場合、ストレージ空き容量を確保したい場合、あるいはシステムの起動可能なバックアップを手元に置いておきたい場合などです。実は、macOS標準の「ディスクユーティリティ」には隠れた機能があり、これを使えばクローン作成を簡単に行えます。

ただし、外付けドライブからの起動は、最新のThunderboltやUSB-C接続を使用しても、内蔵SSDより動作が遅くなる傾向があります。日常的な使用には向きませんが、緊急時の選択肢としては十分有効です。

ディスクユーティリティを使ったクローン手順

MacのハードドライブをSSDにクローンするには、「ディスクユーティリティ」の使用をおすすめします。Spotlight(Command+Space)またはアプリケーションフォルダ内のユーティリティフォルダから起動しましょう。内蔵ドライブと外付けドライブを含むすべてのボリュームの一覧が表示されます。

ここで注意したいのが、ディスクユーティリティの「復元」機能です。本来この機能は、バックアップからメインドライブへファイルをコピーするためのもので、障害発生時にリカバリーモードでハードドライブを復元する用途を想定しています。

しかし、復元先として外付けドライブを指定すれば、逆にメインドライブからバックアップへファイルをコピーすることもできます。手順は以下の通りです。

  1. サイドバーで外付けドライブ(SSD)を選択します。
  2. メニューの「復元」ボタンをクリックします。
  3. 「復元元」としてメインドライブを選択します。(ISOイメージを選択することもできますが、あまり使い道はありません)

「復元」をクリックすると、コピー処理が開始されます。所要時間は外付けドライブの速度とMacへの接続方式によって大きく異なるため、USB-C、Thunderbolt、USB 3.0接続対応の高速なドライブを用意しておくことをおすすめします。

コピーが完了したら、Macをシャットダウンし、再起動時にOptionキーを押し続けます。起動セレクタが表示され、外付けドライブから起動できるようになります。通常どおりMacを使用できますが、これは内蔵メインドライブ上の環境とは独立したシステムであることに注意してください。外付けドライブ側で変更した設定や保存したファイルは、メインの環境には反映されません。

なお、この手順は逆方向にも実行できます。トラブル発生時には、バックアップからメインドライブへファイルを戻したり、システムを復元したりする際に活用してください。

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