Windows 11/10/8/7のVirtualBoxにmacOS Tahoe以前をインストールする完全ステップバイステップガイド
Windows PCでmacOSとWindowsをデュアルブートしたいなら、VirtualBoxのような仮想マシンが最適な選択肢です。再起動することなく、WindowsとmacOSを簡単に切り替えられます。macOS High Sierraのような旧バージョンから、最新のmacOS Tahoeまで、VirtualBoxを使えばWindows上でどのバージョンでもインストール可能です。
本記事では、Windows PCのVirtualBoxにあらゆるmacOS・OS X・Mac OS Xをインストールする手順を詳しく解説します。
ステップ1:VirtualBoxにmacOSをインストールする前の準備
VirtualBoxにMac OSをインストールする前に、以下の項目を必ず確認しておきましょう。
① macOSインストール用に80GB以上の空き容量を確保する
十分な空き容量は、macOSのインストールとそのパフォーマンスにとって不可欠です。Windows PCの空き容量が不足している場合は、不要なファイルを削除してスペースを確保しましょう。効率的に空き容量を取り戻すには、iBoysoft DiskGeeker for Windowsなどのディスククリーナーの活用がおすすめです。
このツールは指定したドライブ・パーティション・フォルダをスキャンし、ファイルをサイズ順に一覧表示できるため、容量の大きい不要ファイルを素早く特定して削除できます。

② Windowsメモリ整合性を無効にする
もうひとつの重要な準備として、Windowsのメモリ整合性を無効にします。これは仮想化ベースのセキュリティ機能の一つで、PCのハードウェア仮想化機能を利用して安全かつ分離された環境を作り出すものです。
macOSをゲストOSとしてWindows上で効率的に動作させるには、VirtualBoxが同じハードウェア仮想化機能へ直接アクセスする必要があります。つまり、ホストOS(Windows)とVirtualBoxが同じハードウェアリソースを奪い合うことになり、競合が発生してしまうのです。
メモリ整合性を無効にする手順は以下の通りです。
- タスクバーの検索ボックスをクリックします。
- 「コア分離」と入力します。
- 「コア分離」の設定画面を開きます。
- 「メモリ整合性」のスイッチをオフにします。

- 再起動を求められたら、一旦閉じておき、すべての設定変更が完了した後にまとめて再起動します。
③ Windows Hyper-Vをオフにする
同様に、Windows Hyper-Vもオフにする必要があります。Hyper-Vはタイプ1ハイパーバイザーであり、PCのハードウェア仮想化機能を排他的に制御します。Hyper-Vが有効になっていると、同じハードウェアリソースが必要なVirtualBoxは正常に動作できません。
Windows Hyper-Vをオフにする方法については、以下をご覧ください。
④ 仮想化機能が有効になっていることを確認する
仮想マシンを正しく、かつ効率的に動作させるには、ハードウェア仮想化が有効になっている必要があります。
仮想化の有効状態を確認する手順:
- タスクバーを右クリックします。
- 「タスクマネージャー」を選択します。
- 「パフォーマンス」タブ>「CPU」へ移動します。
- 仮想化が有効になっているかどうかを確認します。

- すべての設定変更が完了したら、PCを再起動します。
⑤ VirtualBox用のMac OS ISOファイルをダウンロードする
次の準備ステップは、Windows用のMac OS ISOファイルのダウンロードです。ISOファイルの安全性と完全性を確保するために、iBoysoft DiskGeeker for Windowsからのダウンロードをおすすめします。この信頼性の高いツールには、最新のmacOS TahoeからMac OS X Snow Leopardなどの旧バージョンまで、ほぼすべてのMac OS ISOイメージが収録されています。
VirtualBox用のmacOS ISOファイルをダウンロードする手順:
ステップ1:iBoysoft DiskGeeker for Windowsを無料ダウンロードして起動します。
ステップ2:「ダウンロードとブートディスク作成」>「macOSシステムイメージのダウンロード」へ移動します。

ステップ3:必要なmacOSバージョンを見つけて「取得」をクリックします。

ステップ4:「.iso」を選択し、ISOイメージの保存先を指定します。

無料アーカイブからの直接リンクをご希望の場合は、以下のリンクからmacOS ISOインストーラーを入手できます。
・macOS Tahoe ISOダウンロード(Windows用)
・その他のMac OSダウンロード(Windows用)
⑥ Oracle VM VirtualBoxをダウンロードする
さらに、公式サイトからVirtualBoxをダウンロードする必要があります。ダウンロードが完了したら、パッケージを開いてお使いのコンピュータにVirtualBoxをインストールしてください。
ステップ2:VirtualBoxで新しい仮想マシンを作成する
準備が整ったら、以下の手順でVirtualBoxにMac OS用の新しい仮想マシンを作成できます。(時間を節約したい場合は、macOS VMDKファイルを利用するのも一案です。)
- VirtualBoxインターフェースで「新規」をクリックします。
- 仮想マシン名を「macOS」など任意の名前にします。
- ダウンロード済みのmacOS ISOイメージを選択します。
- タイプは「Mac OS X」のままにします。
- バージョンは「Mac OS X (64-bit)」のままにします。
- 「次へ」をクリックします。

- ハードウェアセクションで、最低4GBのRAM/ベースメモリを割り当てます(PCのRAMが16GBある場合は8GBを推奨)。CPUは1つを割り当てます。

- 「次へ」をクリックします。
- 「今すぐ仮想ハードディスクを作成する」を選択し、最低80GBのストレージを割り当てて、「次へ」→「完了」をクリックします。

- インターフェースに戻ります。
- 左側の一覧から新しい仮想マシンを選択し、右クリックして「設定」>「システム」を開きます。
- 「I/O APICを有効化」「UTC時間でのハードウェアクロック」「EFIを有効化」にチェックが入っていることを確認します。

- 「ディスプレイ」をクリックし、ビデオメモリを最大値に設定します。

- 「3Dアクセラレーションを有効化」をオンにします。
- 「ネットワーク」をクリックし、アダプター1がNATに設定されていることを確認します。
- 「アダプター2」をクリックし、「ネットワークアダプターを有効化」にチェックを入れます。「割り当て」のドロップダウンメニューで「ブリッジアダプター」を選択し、「名前」フィールドでワイヤレスアダプターを選びます。

- 「OK」をクリックして設定画面を閉じます。
- VirtualBoxを終了します。
ステップ3:仮想マシンにパッチを適用する
- タスクバーの検索ボックスに「コマンドプロンプト」と入力します。
- コマンドプロンプトを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
- お使いのプロセッサタイプに応じて、以下のコマンドをコピー&ペーストし、Enterキーを押します。

(以下のコマンドでは仮想マシン名を「macOS」としています。実際に付けた仮想マシン名に置き換えて実行してください。)
Intelプロセッサの場合:
cd "C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\"
VBoxManage.exe modifyvm "macOS" --cpuidset 00000001 000106e5 00100800 0098e3fd bfebfbff
VBoxManage setextradata "macOS" "VBoxInternal/Devices/efi/0/Config/DmiSystemProduct" "iMac19,3"
VBoxManage setextradata "macOS" "VBoxInternal/Devices/efi/0/Config/DmiSystemVersion" "1.0"
VBoxManage setextradata "macOS" "VBoxInternal/Devices/efi/0/Config/DmiBoardProduct" "Iloveapple"
VBoxManage setextradata "macOS" "VBoxInternal/Devices/smc/0/Config/DeviceKey" "ourhardworkbythesewordsguardedpleasedontsteal(c)AppleComputerInc"
VBoxManage setextradata "macOS" "VBoxInternal/Devices/smc/0/Config/GetKeyFromRealSMC" 0
VBoxManage setextradata "macOS" "VBoxInternal/TM/TSCMode" "RealTSCOffset"
AMDプロセッサの場合:
cd "C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\"
VBoxManage.exe modifyvm "macOS" --cpuidset 00000001 000106e5 00100800 0098e3fd bfebfbff
VBoxManage setextradata "macOS" "VBoxInternal/Devices/efi/0/Config/DmiSystemProduct" "iMac19,3"
VBoxManage setextradata "macOS" "VBoxInternal/Devices/efi/0/Config/DmiSystemVersion" "1.0"
VBoxManage setextradata "macOS" "VBoxInternal/Devices/efi/0/Config/DmiBoardProduct" "Iloveapple"
VBoxManage setextradata "macOS" "VBoxInternal/Devices/smc/0/Config/DeviceKey" "ourhardworkbythesewordsguardedpleasedontsteal(c)AppleComputerInc"
VBoxManage setextradata "macOS" "VBoxInternal/Devices/smc/0/Config/GetKeyFromRealSMC" 0
VBoxManage modifyvm "macOS" --cpu-profile "Intel Core i7-6700K"
VBoxManage setextradata "macOS" "VBoxInternal/TM/TSCMode" "RealTSCOffset"
コマンドの実行が完了したら、コマンドプロンプトを閉じます。
ステップ4:Windows上にmacOSをインストールする
仮想マシンのウィンドウサイズを大きくしたい場合は、以下の手順に従ってください。
- 管理者としてコマンドプロンプトを開きます。
- 以下のコマンドを実行して、VirtualBoxのインストール場所へ移動します。
cd "C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\" - 以下のコマンド内の「macOS」を実際の仮想マシン名に、「1920x1080」を希望する解像度(例:PC本体の解像度)に置き換えてから実行し、表示解像度を変更します。
VBoxManage setextradata "macOS" VBoxInternal2/EfiGraphicsResolution 1920x1080
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VirtualBoxへのMac OSインストールに関するよくある質問
Q:VirtualBoxにmacOSをインストールすることはできますか?
A:はい、可能です。VirtualBoxにmacOSをインストールすれば、Windows PC上でそのOSを実行できます。
Q:フルスクリーンモードに切り替えるにはどうすればいいですか?
A:メニューバーの「表示」>「フルスクリーンモード」をクリックすると、フルスクリーンに切り替えられます。
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