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macOSの「他のユーザーと共有」ストレージが肥大化する原因と安全な削除方法

RedditやAppleのディスカッションフォーラムでは、「他のユーザーと共有(Other Users & Shared)」というストレージ項目が大量のディスク容量を消費しているとの報告が数多く寄せられています。この項目名からは、現在ログイン中のアカウント以外のユーザーアカウントに保存されたファイルや、複数ユーザー間で共有されるファイルが含まれるように思われます。

ところが、第二のアカウントを作成した覚えがないのに「他のユーザーと共有」がMacの容量を大きく占有しているケースがあり、多くのユーザーを困惑させています。以下は実際の投稿の一例です。

M1 MacBookのストレージ設定を確認すると、「他のユーザーと共有」が使用済み250GBのうち120GBを占めています。これは私個人用のMacで、「ユーザーとグループ」の設定でも他のアカウントが存在しないことを確認済みです。なぜこれほど多くの容量を消費しているのでしょうか?Macの「他のユーザーと共有」ストレージはどうやって削除すればよいのでしょうか?

残念ながら、ストレージの概要画面では、このカテゴリに含まれるファイルの詳細や保存場所を確認することができません。本記事では、Macのストレージにおける「他のユーザーと共有」の意味と、その削除・整理方法について詳しく解説します。

「他のユーザーと共有」とは何か?

「他のユーザーと共有」は、/Users/Shared フォルダおよび /Users/配下の各ユーザーアカウントフォルダ内のすべてのファイルを対象とするMacのストレージカテゴリです。

macOSの「他のユーザーと共有」ストレージが肥大化する原因と安全な削除方法

具体的には、現在ログインしていない他のユーザーアカウントで作成・編集・共有されたデータやファイル、ユーザー間で共有されるデータ、さらに一部のアプリケーションが保存するデータなどが含まれます。該当するアカウントには、管理者アカウント、標準ユーザーアカウント、共有のみアカウント、ゲストアカウントなどがあります。

macOS Ventura以前では、このカテゴリは「他のユーザー(Other Users)」という名称でしたが、実質的には同じものです。なお、書類やアプリケーションなどの一般的な分類に当てはまらないファイルが振り分けられる「その他(Other)」カテゴリとは別物なので、混同しないよう注意してください。

macOSのバージョン別・確認場所

macOS Sonoma以降: Appleメニュー >「システム設定」>「一般」>「ストレージ」から「他のユーザーと共有」を確認できます。

macOSの「他のユーザーと共有」ストレージが肥大化する原因と安全な削除方法

macOS Ventura: Appleメニュー >「システム設定」>「一般」>「ストレージ」から「他のユーザー」を確認できます。

macOSの「他のユーザーと共有」ストレージが肥大化する原因と安全な削除方法

macOS Monterey以前: Appleメニュー >「このMacについて」>「ストレージ」から「他のユーザー」を確認できます。

macOSの「他のユーザーと共有」ストレージが肥大化する原因と安全な削除方法

カテゴリの中身を直接確認するには、Finderを開き、メニューバーの「移動」>「フォルダへ移動」を選択して「/Users/」と入力し、Enterキーを押します。

macOSの「他のユーザーと共有」ストレージが肥大化する原因と安全な削除方法

対処法1:ユーザーフォルダを確認して不要ファイルを削除する

Macの「他のユーザーと共有」または「他のユーザー」ストレージを削除・縮小するには、ユーザーフォルダにアクセスして不要なファイルを整理するのが基本です。

特に注意したいのが「共有(Shared)」フォルダです。実際に、このフォルダ内の巨大なフォルダを削除することで容量を大幅に回復できたという報告が多数あります。よく知られている例としては、Epic GamesがFortniteやUnreal Engine用に作成するフォルダ、Carbon Copy Clonerのセーフティネットバックアップファイル、過去のmacOSアップグレード時に生成された「移動された項目」などが挙げられます。

Macの「他のユーザー」ストレージを削除する手順:

  1. Finderを開きます。
  2. Shift + Command + Gキーを押して「フォルダへ移動」を開きます。
  3. /Usersと入力してEnterキーを押します。
  4. 各フォルダの中身を確認します。
  5. サイズが表示されていない場合は、フォルダやファイルを選択してCommand + Iキーで情報パネルを開き、サイズを確認します。
  6. 容量を占有しているフォルダやファイルを選択します。
  7. 右クリックして「ゴミ箱に入れる」を選択します。
  8. Dock右端のごみ箱アイコンを右クリックし、「ゴミ箱を空にする」を実行します。
  9. Macを再起動します。

注意: 現在ログイン中のユーザーアカウントのフォルダと「共有」フォルダ自体には「ゴミ箱に入れる」オプションが表示されません。「共有」フォルダ内のファイルを削除する場合は、そのサブフォルダを選択してください。

対処法2:iBoysoft DiskGeekerでMacを丸ごとクリーンアップする

Macの空き容量がほとんどない場合や、「他のユーザーと共有」が依然として大きな容量を占めている場合は、iBoysoft DiskGeekerを使ってMac全体をクリーンアップし、不要ファイルを一括除去するのも効果的です。手動での空き容量確保も可能ですが、時間がかかるうえ、見落としによる取りこぼしが発生しがちです。

このディスククリーナーはMacを解析し、保存されているすべてのファイルをサイズの降順で一覧表示します。そのため、大容量ファイルを簡単に特定し、完全に削除して空き容量を確保できます。さらに、一時ファイル、ログ、キャッシュ、環境設定ファイル、未削除のごみ箱、メールなどのジャンクファイルも自動的に検出します。

クリーンアップの手順:

ステップ1: iBoysoft DiskGeekerを無料ダウンロードしてインストールします。

ステップ2: アプリを起動し、データボリューム(例:Macintosh HD – Data)を選択して「スペース分析」をクリックします。

macOSの「他のユーザーと共有」ストレージが肥大化する原因と安全な削除方法

ステップ3: 解析完了後、フォルダごとの容量を確認し、不要なファイルを削除します。

macOSの「他のユーザーと共有」ストレージが肥大化する原因と安全な削除方法

ステップ4: 作業が完了したらインターフェースに戻り、データボリュームを選択して「ジャンクをクリーン」をクリックします。

macOSの「他のユーザーと共有」ストレージが肥大化する原因と安全な削除方法

ステップ5: 検出されたジャンクファイルを削除します。

「他のユーザーと共有」が大容量になる主な原因

「他のユーザーと共有」や「他のユーザー」が著しく大きな容量を占めている場合、以下のような要因が考えられます。

  • 他のユーザーアカウントからのファイル蓄積: ゲスト以外の複数アカウントを持つMacで過去にそれらのアカウントを使用していた場合、作成されたファイルが時間とともに蓄積し、「他のユーザーと共有」が肥大化します。
  • 「共有」フォルダの肥大化: このフォルダはユーザー間で共有される共同作業用ファイルを保存しており、大容量ファイルが含まれることがあります。一部のアプリもここに大きなファイルを保存するため、全体の容量が膨らみます。
  • 削除済みアカウントの残存ファイル: ユーザーアカウントを削除しても、一部のファイルが容量を占有し続けることがあります。「削除済みユーザー(Deleted Users)」フォルダの有無も確認しましょう。実際にこのフォルダを削除して157GBもの容量を回復したユーザーもいます。
  • 旧OSからの「移動された項目」: 過去のmacOSアップグレード時に残されたフォルダが「共有」フォルダ内に存在する場合があります。フォルダ名は「移動された項目(Relocated Items)」または「以前移動された項目(Previously Relocated Items)」です。

ストレージ表示の使用容量が合わないときは?

ストレージ概要に表示される使用容量が、Finderで確認した他のユーザーアカウントや「共有」フォルダの実際の容量と一致しないことに気づく方もいるでしょう。

macOSの「他のユーザーと共有」ストレージが肥大化する原因と安全な削除方法

macOSの「他のユーザーと共有」ストレージが肥大化する原因と安全な削除方法

たとえば上記の画像では、ストレージ設定上は「他のユーザーと共有」が120.17GBを消費していると表示されていますが、ユーザーフォルダを確認すると、他のアカウントと「共有」フォルダの合計はわずか27KBしかありません。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか?この使用容量の不一致は、macOS側の計算ミスやSpotlightインデックスの不具合が原因である可能性が高いです。近年のmacOSは、ストレージ項目を正確に区分することに関してあまり信頼性が高いとは言えません。表示値に過度に悩まず、実際のフォルダ容量を基準に対処するのがおすすめです。

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