UTMでMacにWindowsをインストールする方法|M1/M2/M3/M4対応ステップバイステップガイド
WindowsとmacOS、両方のプラットフォームを行き来しながら作業したいと考えているユーザーは少なくありません。Intel搭載Macであれば、Apple純正の「Boot Campアシスタント」を使うことで、同じマシン上にWindowsとmacOSをデュアルブート環境として構築できます。
しかし、Apple Silicon(M1/M2/M3/M4)搭載MacではBoot Campアシスタントが利用できません。とはいえ、諦める必要はありません。無料の仮想化ソフト「UTM」を使えば、Apple Silicon MacでもWindowsを実行可能です。本記事では、UTMを使ってMacにWindowsをインストールする具体的な手順をわかりやすく解説します。
作業を始める前に、お使いのMac用のWindowsディスクイメージ(ISOファイル)をあらかじめダウンロードしておきましょう。特定のバージョンのWindowsが必要な場合は、「Windows ISOダウンロードセンター(最新版・旧バージョン対応)」から入手できます。
Apple Silicon Mac向けUTMとは?
UTMは、Apple Silicon搭載Mac向けの無料仮想化ソフトウェアです。その基盤となっているのは、長年にわたって実績のあるオープンソースの仮想化・エミュレーション技術「QEMU」です。
VirtualBoxやHyper-Vと同様に、ゲストOS(仮想化されたOS)がホストOSのウィンドウ内で動作する、直感的で使い慣れた操作感を提供します。もちろん、ウィンドウをフルスクリーン表示することも可能です。
QEMUを直接操作して仮想マシンを構築するのはハードルが高いですが、UTMを使えばGUIベースで簡単にセットアップできます。これにより、Windowsはもちろん、macOSやその他のOSも仮想マシンへインストール可能になります。
さらに、ホスト側のmacOSもゲスト側のWindows for ARMも、どちらも同じARM64アーキテクチャのプロセッサを使用しているため、ネイティブに近い速度でWindowsを快適に動かせます。
M1/M2/M3/M4 MacでWindowsを動かすなら、この無料ツールをぜひ活用してみてください!
UTMでMacにWindowsをインストールする手順
ここからは、UTMという無料ツールを使って、Apple Silicon Mac上でWindows 11/10を実行するための詳細なチュートリアルを紹介します。以下の手順に従えば、M1/M2/M3/M4 MacでWindows 11/10を問題なく実行できるようになります。それでは始めましょう。
ステップ1. UTMをダウンロードしてインストール
UTMアプリは公式サイトから無料でダウンロードできます。自動アップデート機能が付いたMac App Store版(有料)を購入する選択肢もあります。
ダウンロードが完了したら、UTM.dmgファイルをダブルクリックし、UTMアイコンを「アプリケーション」フォルダへドラッグ&ドロップすれば、インストールは完了です。

ステップ2. WindowsのISOファイルを入手する
MacにWindowsをインストールするには、Windows 10のISOファイル(特定のバージョンが必要な場合はWindows 10 Pro ISO)、または最新のWindows 11 ISOファイルが必要です。
ISOファイルの入手には「CrystalFetch」という無料ツールが便利です。Microsoftから正規の最新Windowsビルドを合法的にダウンロードできます。以下の手順で進めてください。
* WindowsのISOを直接ダウンロードしたい場合は、「Windows ISOダウンロードセンター(最新・旧バージョン対応)」をご利用ください。
- CrystalFetchをApp StoreまたはGitHubからダウンロードします。
- ダウンロードしたいWindowsのバージョンを選択します(ここでは、Apple Silicon向けのWindows 11を希望の言語で選択)。続いて「Download」をクリックします。WindowsのISOファイルは約5.1GBあるため、Macの空き容量が不足している場合は、事前にディスク領域を確保しておきましょう。
- ISOファイルの保存先を尋ねられたら、「ダウンロード」フォルダなど、自分が管理しやすい場所を指定します。
- CrystalFetchを閉じて完了です。

ステップ3. UTMで仮想マシンを作成する
WindowsのISOファイルとUTMソフトウェアの準備が整ったら、いよいよUTMで仮想マシンを作成し、Mac上でWindowsを実行しましょう。以下の手順に従ってください。
続いて、作成した仮想マシンにWindows 10/11をインストールしていきます。
- UTM内にある仮想マシンの再生ボタンをクリックして起動します。「Press any key to boot from CD or DVD...」と表示されたら、キーボードの任意のキーを押してください。タイミングを逃した場合は、仮想マシンを再起動してもう一度試しましょう。

- Windows 11のセットアップウィザードが表示されるので、画面の指示に従って進めます。プロダクトキーの入力を求められたら、「I don't have a product key(プロダクトキーがありません)」を選択し、「次へ」をクリックします。
- Windowsをインストールするボリュームを選択します。先ほどUTMのセットアップウィザードで作成したボリュームを指定し、「次へ」をクリックしてください。

- Windowsのインストールが完了するまで待ちます。インストール中には何度か再起動が発生します。
- 地域やキーボードレイアウトなどの各種設定を選択します。
- セットアップが完了すると、Windows 11のデスクトップが表示されます。
- ポップアップダイアログから「SPICE Guest Tools」をインストールしましょう。これは仮想マシンへのリモートアクセスを可能にするオープンソースツールで、クリップボード共有や画面解像度の調整などが便利になります。

- これで、Macデバイス上でWindowsを存分に楽しめるようになりました!
UTMでWindowsの動作が遅く感じる場合は、「MacでWindows VMが遅くなる原因と対処法」を参考にしてください。
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[チュートリアル] UTMを使ってMacにWindowsをインストールするには?
その他、役立つリソース:
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