MacにWindows 11をインストールする完全ガイド|Intel Mac・Apple Silicon Mac(M1/M2/M3/M4)対応
Windows 11は、2021年10月5日にリリースされたMicrosoft Windows NTオペレーティングシステムの最新の大型アップデートです。WindowsとmacOSをデュアルブートしたいMacユーザーの間では、「MacにWindows 11をインストールする方法」が大きな関心を集めています。
(まずWindows 11 ISOをダウンロードしてください。x64版またはArm64版のISOファイル、25H2などの特定のアップデートが必要な場合は、Windows 11アップデートダウンロードセンターをご利用ください。)
結論から言えば、Intel搭載MacでもApple Silicon MacでもWindows 11を実行することは可能です。本記事で紹介する手順は、macOS Sequoia、Sonoma、Venturaおよびそれ以前のバージョンに適用できます。
まずIntelまたはApple Silicon Mac用のWindows 11をダウンロードし、その後「Boot Camp」または「仮想マシン」のいずれかの方法でインストールを行います。
| インストール方法 | 対応Macモデル | 費用 |
|---|---|---|
| Boot CampアシスタントでWindows 11をインストール | Intel搭載Mac | 無料 |
| 仮想マシンでWindows 11を実行 | Intel Mac・Apple Silicon Mac両対応 | 無料または有料 |
ワンポイント:標準のWindows 11ディスクイメージには不要なソフトウェア(ブロートウェア)が多数含まれています。軽量版のWindows 11をお探しの場合は、Ghost Spectre Windows 11のダウンロードを検討してみてください。
方法1:Boot CampアシスタントでIntel MacにWindows 11をインストール
Boot Campアシスタントは、Appleが提供する無料でMacにWindowsを導入できる公式ソリューションです。同じMac上でmacOSとWindowsを切り替えて使えます。ただし、Intel搭載Mac専用であり、Apple Silicon Macでは利用できません。
AppleがIntel Mac向けにWindows 11を正式サポートするmacOSアップデートを提供する可能性は低いものの、インストール時にTPMチェックを回避することで導入が可能です。
Boot Campアシスタントに対応したIntel搭載Macのモデル
- MacBook(2015年〜2017年モデル)
- MacBook Air(2012年〜2020年モデル、MacBook Air(M1, 2020)を除く)
- MacBook Pro(2012年〜2020年モデル、MacBook Pro(13インチ, M1, 2020)を除く)
- Mac mini(2012年〜2018年モデル)
- iMac(2012年〜2020年モデル)
- iMac Pro(全モデル)
- Mac Pro(2013年〜2019年モデル)
事前に準備するもの
- Macの起動ディスクに64GB以上の空き容量。快適に使うには128GB以上が推奨されます。Windowsの自動アップデートにも十分な空き領域が必要です。
ディスク容量が不足している場合は、iBoysoft DiskGeekerを無料ダウンロードして、大容量ファイルの確認・削除やジャンクファイルのクリーンアップなどで空き領域を確保しましょう。
- Macを互換性のある最新のmacOSにアップデートしておく。
- Time MachineなどでMacをバックアップし、万が一のデータ損失に備える。
Boot CampでWindows 11をインストールする手順
- Microsoftの公式サイトからWindows 11 ISOをダウンロードします。ページ下部の「Windows 11 ディスク イメージ(ISO)をダウンロードする」を選択し、「ダウンロードの選択」で「Windows 11(multi-edition ISO)」を選んで「ダウンロード」をクリックします。

- 製品言語の選択を求められたら「English」を選択して「確認」をクリックし、「64-bit Download」をクリックしてダウンロードを開始します。
- USBメモリをMacに挿入し、「Finder > アプリケーション > ユーティリティ」からBoot Campアシスタントを起動します。
- 「続ける」をクリックし、「Windows 10以降のインストールディスクを作成」(Windows 11を含む)と「Windows 10以降をインストール」の両方にチェックを入れます。

- 再度「続ける」をクリックすると、ダウンロード済みのWindows 11 ISOが自動的に読み込まれ、USBドライブにインストーラーが作成されます。
- Windowsパーティションのサイズを調整するには、スライダーをドラッグします。Windowsには最低でも64GBの容量を割り当ててください。
- 「インストール」をクリックするとMacが再起動し、Windows 11のインストーラーが起動します。
- 「ソフトウェアサーバーから現在入手できないため、ソフトウェアをインストールできません」というエラーが表示された場合は、MacとBoot Campを再起動し、「アクション > Windowsサポートソフトウェアをダウンロード」に進みます。
【重要】Windows 11インストーラーのTPMチェックを回避する
Windowsのセットアップを始める前に、TPMチェックの回避設定を行う必要があります。これを怠ると「このコンピューターはWindows 11と互換性がありません」というメッセージが表示され、先に進めません。
- Windows 11のセットアップ画面が表示されたら、「今すぐインストール」をクリックせずに「Shift + F10」を押してコマンドプロンプトを開きます。
- 「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディターを開きます。

- 次の場所に移動し、「Setup」フォルダーを右クリックして「新規 > キー」を選択します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup - キー名を「LabConfig」とし、右クリック >「新規 > DWORD(32ビット)値」でBypassTPMCheckという名前を作成します。
- 同様の手順でRAMチェックとセキュアブートチェックも回避するため、それぞれByPassRAMCheckとByPassSecureBootCheckという名前の値を作成します。
- 作成した3つの値をダブルクリックし、値のデータを「1」に設定します。
- レジストリエディターとコマンドプロンプトを閉じ、「今すぐインストール」をクリックしてWindowsのセットアップを続行します。
インストールが完了したら、Appleの公式手順に従ってmacOSとWindowsを切り替えて使用できます。
MacのBoot CampにWindows 11をインストールしたい方が周りにいたら、ぜひこの方法を共有してください!
方法2:Apple Silicon Mac(M1/M2/M3/M4)にWindows 11をインストール
初のApple Silicon搭載Macは2020年11月10日に発表されました。2023年6月の時点で、Macラインナップ全体がApple Siliconチップへ移行しています。しかし、M1/M2/M3/M4 MacはBoot Campアシスタントに非対応のため、Apple Silicon MacにWindows 11をインストールするには別の手段が必要です。
その解決策となるのが仮想化ソフトウェアです。仮想化ソフトウェアは、ゲストOSのために独立した物理環境をシミュレートする仮想マシンを構築でき、Intel Macでも同様に利用できます。ParallelsやVMware Fusionなど、無料・有料のさまざまな選択肢があります。
Apple Silicon Mac向けの無料仮想マシンと比べると、手間なく安定して使えるサードパーティ製ソフトウェアのほうがおすすめです。中でもParallelsは特に評判が高いです。ARM版Windows 11はParallels内で直接ダウンロード・購入でき、さらにMicrosoftはM1/M2/M3/M4 Mac向けのParallelsを公式に承認しており、Parallels DesktopユーザーはARM版のWindows 11 ProおよびWindows 11 Enterpriseを実行できます。
こちらも同様に、Macに十分なディスク容量があることを確認してください。空き容量が足りないと、必要なファイルのダウンロードやインストールが正常に完了せず、Windowsの動作も不安定になります。ディスク容量を解放したい場合は、iBoysoft DiskGeekerを無料でダウンロードしてみてください!
ParallelsでM1/M2/M3/M4 MacにWindows 11をインストールする手順
- Parallelsの公式サイトにアクセスし、アプリをダウンロードします。

- 必要な権限を付与し、インストールが完了するまで待ちます。
- Windows 11 for Macのダウンロードを開始するか尋ねられたら、「Install Windows」をクリックします。
- Windows 11 ISOのダウンロードが完了したら、画面の指示に従えば数分でインストールが完了します。
なお、UTMを使ってMacにWindowsをインストールするという選択肢もあります。
Apple Silicon MacへのWindows 11インストール方法を、より多くの人に広めましょう!
Intel MacとApple Silicon Macの両方にWindows 11をインストールできる?
答えは「はい」です。最新のmacOS Sequoiaがインストールされた環境でも、M1/M2/M3/M4 MacとIntel搭載MacのどちらにもWindows 11をインストールできます。ただし、Windows 11の厳格なシステム要件があるため、MacにWindows 10をインストールする場合とは少し手順が異なります。
Windows 11は、最小システム要件としてTrusted Platform Module(TPM)2.0セキュリティコプロセッサを搭載したシステムでのみ動作します。Microsoftによれば、TPM 2.0はファームウェア攻撃やハードウェア攻撃から身を守るための「重要な構成要素」です。
残念ながら、Intel MacにもApple Silicon Macにも、マザーボードにTPMは搭載されていません。一部のIntel MacにはCPU内にTPMが組み込まれており、理論上はWindows 11をサポートできるはずですが、AppleはTPMとWindowsに対応するmacOSアップデートを提供していません。その背景には、Appleが新型Apple Silicon M1/M2/M3 Macへの移行を進める中で、Intel Macを段階的に廃止している事情があると考えられます。
それでも、インストール中にWindowsレジストリを変更することで、Appleの無料ツール「Boot Campアシスタント」を使ってIntel搭載MacにWindows 11を導入できます。一方、Boot Camp非対応のApple Silicon Macの場合は、Parallelsのような仮想マシンの利用が必要です。
MacにWindows 11をインストールして快適に使うためには、十分なディスク容量の確保が欠かせません。iBoysoft DiskGeekerを活用すれば、ディスク容量の分析、ジャンクファイルのクリーンアップ、不要ファイルの削除などを簡単に行えます。
Intel/M1/M2/M3 MacにWindows 11をインストールしたい方へ、ぜひこの記事を共有してください!
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