Macで削除したホームフォルダとユーザーアカウントを復元する方法【完全ガイド】
Macの操作中に、うっかりドキュメントや動画、音声ファイル、画像、プレゼンテーション、さらにはユーザーアカウントまで削除してしまうと、大きなショックを受けるものです。特に、バックアップを取る前にShift + Deleteキーで重要なファイルを消去してしまった場合、事態はさらに深刻になります。実際、意図せずユーザーアカウントを削除し、それに伴ってホームフォルダも失ってしまったMacユーザーは少なくありません。
しかし、ご安心ください。この記事では、Macで削除したホームフォルダを復元し、ユーザーアカウントを復活させる実用的な方法をわかりやすく解説します。それでは始めましょう!
Macでホームフォルダを削除すると何が起こる?
ホームフォルダとは、Mac上のアカウントに関連するすべてのファイルを格納するデフォルトのフォルダで、管理者アカウント名と同じ名前が付けられています。各ユーザーアカウントはそれぞれ独自のホームフォルダを持つため、1台のMacに複数のホームフォルダが存在することもあります。新しいユーザーアカウントを作成すると、そのアカウント専用のホームフォルダも自動的に生成されます。

ユーザーがMacを起動すると、そのユーザーは自分に割り当てられたホームフォルダのみにアクセスできます。他のアカウントから許可を得れば、他のユーザーのホームフォルダやファイルを閲覧することも可能です。
ホームフォルダには、アプリケーション、デスクトップ、書類、ダウンロード、ムービー、ミュージック、ピクチャ、パブリック、サイトなど、ユーザーのあらゆる情報が保存されています。このフォルダを削除すると、中身のファイルがすべて失われるだけでなく、ユーザーアカウント自体も消滅します。一方で、大量のファイルが削除されるため、Macintosh HDの空き容量は増加します。
削除したホームフォルダをMacで復元する方法
一般的に、Shift + Deleteキーで強制削除しない限り、削除されたホームフォルダが即座に完全消失することはありません。多くの場合、データはまだMac内に残っています。ただし、ホームフォルダをどのように保存していたかによって、復元の手順が異なります。
方法1:ディスクイメージから削除されたホームフォルダを復元する
ホームフォルダをディスクイメージとして保存していた場合は、以下の手順を試してください。
手順1:MacのFinderで移動 > フォルダへ移動を選択し、以下のパスを入力して移動をクリックします。
/Users/Deleted Users(削除されたユーザ)

手順2:削除したユーザーのホームフォルダのディスクイメージファイルを開きます。ディスクイメージのファイル名は、ユーザーのアカウント名で始まり、「.dmg」で終わります。開くと、ホームフォルダの内容が新しいウィンドウに表示されます。
手順3:ファイル > 新規Finderウィンドウを選択し、ユーザフォルダを開きます。

手順4:削除したユーザーのホームフォルダが表示されているウィンドウを選択します。
手順5:Optionキーを押しながら、ウィンドウ上部のディスクアイコンをユーザフォルダへドラッグします。
手順6:続行するために管理者名とパスワードを入力します。
これで、削除されたユーザーのホームフォルダがユーザフォルダにコピーされます。
手順7:Appleメニュー > システム設定を選択し、サイドバーのユーザとグループをクリックします(下にスクロールする必要がある場合があります)。
手順8:ユーザーリストの下にあるユーザを追加ボタンをクリックします。

手順9:新規ユーザのポップアップメニューからユーザーの種類を選択します。
手順10:ユーザーのフルネームを入力します。アカウント名は自動的に生成されます。必要に応じて、削除したユーザーのホームフォルダ名と一致するようにアカウント名を編集してください。
手順11:パスワードと確認フィールドにパスワードを入力し、パスワードを思い出すためのヒントも登録します。
手順12:ユーザを作成をクリックして完了です。

方法2:保存済みフォルダから削除されたホームフォルダを復元する
ホームフォルダを通常のフォルダとして保存していた場合は、以下の手順に従ってください。
手順1:MacのFinderで移動 > フォルダへ移動を選択し、次のパスを入力して移動をクリックします。
/Users
削除されたユーザーのホームフォルダは/Usersフォルダ内にあり、フォルダ名はユーザーのアカウント名に(Deleted)(削除済み)が付いたものになっています。
手順2:「(Deleted)」を削除してホームフォルダの名前を変更し、削除したユーザーのアカウント名と完全に一致させます。フォルダ名を変更する際、管理者名とパスワードの入力を求められる場合があります。
手順3:続行するために管理者名とパスワードを入力します。
手順4:Appleメニュー > システム設定を選択し、サイドバーのユーザとグループをクリックします(下にスクロールする必要がある場合があります)。

手順5:ユーザーリストの下にあるユーザを追加ボタンをクリックします。
手順6:新規ユーザのポップアップメニューからユーザーの種類を選択します。
手順7:ユーザーのフルネームを入力します。アカウント名は自動的に生成されるので、必要に応じてホームフォルダ名と一致するよう編集してください。
手順8:パスワードと確認フィールドにパスワードを入力し、ヒントも設定します。
手順9:ユーザを作成をクリックします。

以上で、削除したホームフォルダの復元は完了です。この記事が役に立ったと思ったら、ぜひSNSでシェアしてください!
方法3:専門的なデータ復旧ソフトウェアで削除されたホームフォルダを復元する
Finder内に削除済みのホームフォルダが残っていない場合や、復元作業中に予期せぬ問題が発生した場合は、iBoysoft Data Recovery Softwareを試してみましょう。
特に、削除前にホームフォルダのバックアップを取っていなかった場合や、保存しておいたホームフォルダが原因不明の不具合を起こしている場合に、iBoysoft Data Recovery Softwareは最適な選択肢です。卓越したディスクスキャン技術とデータ復旧アルゴリズムにより、ハードドライブ全体を徹底的にスキャンし、失われたファイルの痕跡を検出して復元します。
1. iBoysoft Data Recovery for Macをダウンロードしてインストールする
まず、Mac OS X 10.9〜macOS 15が稼働するMac向けに、無料のiBoysoft Data Recoveryインストーラをダウンロードします。「ダウンロード」フォルダ内のインストールファイルをダブルクリックして開き、指示に従ってiBoysoft Data Recoveryのアイコンをアプリケーションフォルダへドラッグします。
なお、ソフトウェアをホームフォルダが保存されているボリュームにインストールすると、削除されたファイルが上書きされてしまう可能性があります。ホームフォルダのデフォルトの保存先である「Macintosh HD - Data」ボリュームは、ダウンロード先として選択しないように注意してください。
2. iBoysoftデータ復旧ソフトウェアを起動する
インストールが完了したら、LaunchpadまたはFinderからiBoysoftのMac復旧ツールを見つけて起動します。検出されたすべての内部ボリュームが一覧表示されるデータ復旧のホーム画面が表示されます。
ホームフォルダを外付けハードドライブに移動していた場合は、外付けストレージをMacに接続し、ソフトウェアに検出されるまで数秒待ちます。
3. スキャン対象のドライブまたはボリュームを選択する
iBoysoft Data Recovery Softwareが表示するデバイスリストから、接続した外付けストレージを選択します。Macの内蔵ハードドライブやTime Machineバックアップディスクから失われたファイルを復元する場合は、管理者パスワードを使用してフルディスクアクセス権限を付与する必要があります。
ディスク全体を選択しても、削除されたファイルが含まれるパーティションだけを選択しても構いません。
4. 失われたファイルをクイックスキャンする
失われたデータを検索ボタンをクリックすると、追加設定なしですぐにスキャンが開始されます。最新版のiBoysoft Macデータ復旧ソフトウェアには、従来のクイックスキャンとディープスキャンが統合されています。まずクイックスキャンが実行され、最近削除されたファイルが完全なファイル名、拡張子、ファイルタイプ、作成日付きで素早く表示されます。

クイックスキャンが完了すると、自動的にディープスキャンが開始されます。ディープスキャンはディスクやパーティションをバイナリレベルで解析し、かなり以前に削除・紛失したファイルまで掘り起こせる強力かつ徹底的なスキャン方式ですが、その分時間がかかります。
5. 削除されたファイルをプレビューする
スキャンが完了すると、iBoysoft Macファイル復旧ソフトウェアが検出した削除済みファイルをフォルダごとに一覧表示します。不要なファイルまで復元しないよう、復元前のフィルター機能とプレビュー機能を活用して、本当に必要なファイルだけを見極めましょう。
ファイルを選択してプレビューボタンをクリックします。ファイルが完全に復元可能かどうかを確認できるのは、この方法だけです。

6. 削除されたファイルを選択して復元する
復元したいファイルや、削除されたファイルを含むフォルダを特定したら、ファイルやフォルダの前のチェックボックスにチェックを入れます。その後、復元ボタンをクリックして、新しい場所に削除されたファイルを復元します。

ホームフォルダが戻ってきたら、新しいユーザーアカウントを作成し、復元したファイルをそのアカウントに移動すれば、削除されたユーザーアカウントの復元は成功です!
まとめ
この記事では、削除されたユーザーアカウントとそのデータを復元するための究極のソリューションをご紹介しました。誤ってユーザーアカウントとそのファイルを削除してしまった場合は、ぜひ本記事で解説した方法をお試しください。
-
Macで画面共有ができない原因と対処法を徹底解説(Zoom・FaceTime対応)
Macの画面共有機能を活用すれば、他のユーザーとの共同作業、モニターへの画面出力、遠隔地のコンピューターの管理など、さまざまなことが可能になります。しかし、ファイアウォールによるブロック、画面共有先のMacが見つからない、接続に失敗する、権限を付与したのに画面共有できないといった問題に直面し、画面共有がうまく機能しないケースがあります。この問題はIntel搭載MacでもApple M1チップ搭載Macでも発生します。また、macOS標準の画面共有機能だけでなく、FaceTimeなどの純正アプリや、Zoom、Microsoft Teams、Discordなどのサードパーティ製ツールでも同様のトラ
-
Macを工場出荷時設定にリセットした後のデータ復元方法|バックアップの有無別に徹底解説
macOS Monterey以前では、Macを工場出荷時の状態に戻すには、Macintosh HDを消去してmacOSを再インストールする必要がありました。しかし、macOS Monterey、Ventura、Sonomaでは、「すべてのコンテンツと設定を消去」機能を使えば、macOSを再インストールせずにMacをリセットできます。いずれの場合も、工場出荷時へのリセット後はMac上のすべてのデータが失われます。では、Macを初期化した後に重要なファイルを取り戻したい場合はどうすればよいのでしょうか。この記事では、Macの工場出荷時リセット後にデータを復元できるのかという疑問にお答えし、MacB