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【完全ガイド】MacでEXEファイルを開く・実行する最善の方法

EXEファイルは、主にWindowsオペレーティングシステムで使用される実行可能ファイルです。アプリケーションのインストールや起動に使われる一般的なファイル形式ですが、MacではDMG形式が標準的に採用されているため、そのままでは利用できません。

そこで多くの人が抱く疑問が、「MacでEXEファイルを実行できるのか?」というものです。結論から言えば、環境によっては実行が可能です。

この記事では、「MacでEXEファイルは実行できるのか」という疑問にお答えするとともに、具体的な実行方法をわかりやすく解説します。

Part 1. MacにおけるEXEファイルとは?

本題に入る前に、まずEXEファイルの基本について確認しておきましょう。

EXEファイルとは、拡張子が「.exe」の実行可能ファイルのことです。MS-DOS、Windows、ReactOS、OpenVMSなどのオペレーティングシステムで主に使用され、さまざまなソフトウェアプログラムの起動に利用されます。Windows用のEXEファイルは、Macコンピュータ上でもEXEファイルとして認識されます。

ソフトウェアのインストールファイルには、一般にINSTALL.EXESETUP.EXEのような名前が付けられています。ファイルごとに固有の名前が付けられることもありますが、拡張子は必ずEXEです。名前は通常、インストールまたは起動するソフトウェアに関連付けられています。たとえば、Firefoxのインストールファイルであれば、FIREFOXSETUP.EXEという名前になります。

注意すべき点として、EXEファイルには自己展開機能があります。ファイルを開くと、中身が特定のフォルダに抽出されます。これは、プログラムのインストール時に行われるファイルの解凍作業に似ています。

また、一部のEXEファイルはコンピュータにとって危険な場合があります。多くのマルウェアはEXEファイルを通じて拡散しており、一見安全な正規のプログラムに見せかけていることが少なくありません。

こうしたファイルの多くは本物のファイルのように見えますが、内部にウイルスを含んでいるケースがあります。そのため、実行可能ファイルの移動・ダウンロード・転送の際には十分な注意が必要です。デバイスに深刻な被害をもたらす可能性もあります。

MacでEXEファイルは実行できるのか?

EXEファイルは本来、Microsoft Windows向けに作られたものです。そのため、「Macでも実行できるのか」という疑問が生じます。しかし実際には、これは十分可能です。

ポイントは、サードパーティ製のソフトウェアを使って実行ファイルを動かすことです。この種のソフトウェアにはいくつかの要件がありますが、MacでEXEファイルを実行するという目的をしっかり果たしてくれます。

Part 2. MacでEXEファイルを開く方法

ここからは、MacでEXEファイルを実行する具体的な方法をご紹介します。大きく分けて2つの方法があり、ひとつは無料ソフトウェアのWINEをインストールする方法、もうひとつはMacのBoot Camp(ブートキャンプ)機能を使ってWindows OS(Windows 8または10)を導入する方法です。

方法1. WINE(WineBottler)を利用する

まずは、無料で手軽に試せるWINEを使った方法です。以下の手順に沿って進めてください。

  1. WineBottlerのサイトにアクセスする

最初に行うのは、WineBottler公式サイトへのアクセスです。WINE自体は非常に高度なソフトウェアですが、WineBottlerを使えば初心者でも扱いやすいインターフェースで操作できます。なお、WINE上で動作しないプログラムも存在します。その場合は、後述するBoot Camp機能を利用する必要があります。

  1. 「WineBottler Development」ボタンをクリックする

次に、「WineBottler 1.8-rc4 Development」ボタンをクリックします。ボタンはページ中央付近にあり、緑色の矢印が目印です。お使いのmacOSのバージョンがEl Capitan(OS X 10.11)より古い場合は、「WineBottler 1.8.6 Stable」を選択してください。

  1. WineBottlerをダウンロードし、広告をスキップする

「Download」をクリックすると、広告画面がポップアップ表示されます。画面右上に5秒後に現れる「Skip Ad」をクリックしてください。「Skip Ad」が表示されるまで、ページ上の他の要素は絶対にクリックしないでください。また、広告ブロッカーを使用している場合は、このページにアクセスする前に無効化しておきましょう。

  1. ダウンロードが完了するまで待つ

ダウンロードが完了するまでお待ちください。DMGファイルのダウンロードが自動的に始まらない場合は、WineBottlerCombo_1.8-rc4.dmgをクリックすると、ダウンロードを強制的に開始できます。

  1. WineBottlerをインストールし、EXEファイルをダブルクリックする

WineBottlerをインストールするには、ダウンロードしたDMGファイルをダブルクリックします。その後、WineBottlerとWineのアイコンをアプリケーションフォルダへドラッグ&ドロップします。続いて、目的のEXEファイルをダブルクリックすると、ドロップダウンメニューが表示されます。

  1. 「このアプリケーションで開く」からWineを選択する

「Open With(このアプリケーションで開く)」オプションを選択し、一覧からWineを選びます。Wineの項目は、ドロップダウンメニューの右側または左側に表示されるポップアウト内に現れます。選択後、警告ダイアログが表示される場合があります。

  1. 「Run Directly In」を選択して「Go」をクリックする

「Run Directly In(直接実行)」というオプションを選択します。選択されていない場合は、ウィンドウ内の「Run Directly」セクションにある丸いチェックボタンを押してください。次に、画面右下にある青い「Go」ボタンをクリックします。WINEがそのEXEファイルに対応していれば、プログラムが読み込まれて起動します。もし開かない場合は、次に紹介するBoot Camp方式を試してみてください。

方法2. Boot Campを利用する

続いて、MacのBoot Camp機能を使ってWindows環境を構築し、EXEファイルを実行する方法をご紹介します。WINEで動作しなかったアプリも、この方法なら高い互換性で実行できます。

  1. Windowsのインストールファイル(ISO)を用意する

MacのBoot Camp機能は、Windows 10、Windows 8.1、Windows 8など、複数のWindowsバージョンに対応しています。Microsoftの公式サイトからISOファイルを入手してダウンロードしましょう。

  1. Macのユーティリティフォルダを開く

画面右上にある虫眼鏡のアイコン(Spotlight検索)をクリックし、「ユーティリティ(Utilities)」と入力して、ユーティリティフォルダを選択します。

  1. Boot Campアシスタントを開き、画面の指示に従う

Boot Campアシスタントのアイコンをダブルクリックし、画面上の指示に従って進めます。これにより、MacにWindowsオペレーティングシステムをインストールできます。

  1. Macの再起動が完了するまで待つ

Boot Campの設定が完了したら、Macを再起動します。再起動が完了すると、Windowsのインストーラー画面が表示されます。

  1. BOOTCAMPパーティションを選択してインストールを進める

インストール先の選択画面で、BOOTCAMPパーティションを選択してください。画面の指示に従ってWindowsのインストールを完了させます。その後、Macが再起動したらOptionキーを押し続けると、Startup Manager(スタートアップマネージャ)が表示されます。表示を確認したらOptionキーを離します。

  1. Windowsを起動し、EXEファイルを開く

Startup ManagerでBOOTCAMPを選択してReturnキーを押すと、Mac上でWindowsが起動します。あとは、Windows環境内でEXEファイルを開けば、プログラムを実行できます。なお、この方法でのEXE実行は、Windows OSを起動している間のみ可能です。


補足:Apple Silicon搭載Macの場合

M1/M2/M3などApple Siliconチップを搭載したMacでは、Boot Campが利用できない点に注意してください。その場合、Parallels DesktopやVMware Fusionといった仮想化ソフトウェアでWindows ARM版を導入するか、WINE系ソリューション(CrossOverなど)を活用するのが現実的な選択肢となります。

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