Googleドキュメントウイルスとは?その正体とMacからの削除方法を徹底解説
ある日突然、多くの人からGoogleドキュメントを共有したいというメールが届く――こんな経験はありませんか?注意してください。そのリンクを開いてしまうと、「Googleドキュメントウイルス」に感染してしまう可能性があります。
知り合いから届いたメールであれば、危険性を疑わずにリンクをクリックしてしまうものです。この心理を巧みについたのが、Googleドキュメントウイルスでした。突然、メールでGoogleドキュメントへのリンクが届くようになり、送信元を知っているという理由だけでリンクをクリックした結果、本来のGoogleドキュメントではなく、怪しいアプリに自分のコンピュータへのアクセス権限を許可してしまったのです。
この記事では、このウイルスの正体や仕組み、そして対策方法について詳しく解説します。最後までお読みいただければ、Macの安全を守るための総合的なクリーニングソフトウェアについてもご紹介します。
パート1. Googleドキュメントにウイルスは存在するのか?
2017年、Googleドキュメントを標的とした大規模な攻撃が発生しました。大量のメールにGoogleドキュメントへのリンクが添付されて送信されたのです。差出人がGoogleドキュメントだったため、ほとんどの人は疑うことなくクリックしてしまいました。しかし、リンクをクリックすると表示されたのは、Googleドキュメントにコンピュータへのアクセスを許可するよう促すページでした。
リンクがGoogleから来ていると思い込んだユーザーたちは、そのままアクセス権限を付与してしまいました。ところが実際には、そのリンクはGoogle公式のものではなく、Googleを装った「なりすましメール」だったのです。権限ページの開発者情報を確認してみると、不審なメールアドレスが登録されていました。

Googleドキュメントウイルスの興味深い側面
噂によれば、このGoogleドキュメントウイルスはイギリスのある学生による実験だったとも言われています。学生がプロジェクトのために書いたコードが発端だという話ですが、今もなお、これはあくまで噂にとどまっています。
どのような仕組みで動くのか?
簡単に言えば、この攻撃は「本物のGoogleドキュメント」を装って行われたものです。ハッカーはOAuth(オープン認証)を悪用し、ユーザー自身に権限を付与させることでマシンへのアクセスを試みました。OAuthでは、パスワードなどの個人の認証情報を共有しなくてもアプリ(Googleドキュメントに偽装)へ権限を与えることができ、アプリはユーザーの許可を示すトークンをGoogleに提示できます。この正規の仕組みが、まさに攻撃の入り口として利用されてしまったのです。
パート2. Macを守るためにGoogleドキュメントウイルスを削除する方法
MacをGoogleドキュメントウイルスから守る方法はいくつかあります。誤ってメールを開いたりリンクをクリックしたりしてしまった場合でも、適切に対処すれば被害を最小限に抑えられます。以下の手順に従って削除を行いましょう。
ステップ1. Google.comにアクセスする
まずGoogleアカウントにサインインします。次に、画面右上のプロフィールアイコンをクリックし、「アカウント管理(My Account)」を選択してください。Googleのインターフェースによっては、「Googleアカウントを管理」という表記になっている場合もあります。
ステップ2. 「ログインとセキュリティ」を開く
アカウントページに入ったら、「ログインとセキュリティ(Sign-in & Security)」を探します。続けて、3番目にある「接続済みのアプリとサイト(Connected apps and sites)」というリンクをクリックしてください。なお、インターフェースによっては、画面左側の「セキュリティ」をクリックする必要があります。

ステップ3. 怪しいアプリを削除する
「ログインとセキュリティ」の画面内で「アプリを管理(Manage Apps)」というリンクを探します。画面左側の「セキュリティ」から操作した場合は、メイン画面に表示される「アカウントアクセス権を持つサードパーティ製アプリ」を確認してください。「アプリを管理」をクリックすると、あなたのアカウントにアクセスしているさまざまなアプリの一覧が表示されます。不審なアプリを見つけたらクリックしましょう。「Google Docs」や「Google Chrome」という名前のアプリが見つかった場合は、それを選択して「削除」を実行してください。

ヒント:注意深く読み、クリックする前に一呼吸置く
Macをウイルスやマルウェアから守るためには、何よりも内容を注意深く読み、リンクをクリックする前に立ち止まって考えることが重要です。以下の安全対策を参考にしてください。
- 知り合いからのメールでも、受信を予期していなかった場合はリンクをクリックしないこと。直接電話などで本人に確認するのが最も確実です。
- 自分がBCCで宛先に含まれていないかチェックする。BCCで届いた一斉メールであれば、そもそも相手にしないのが賢明です。
- 時間をかけて内容をよく読むこと。いかなるリンクにもコンピュータへのアクセスを許可してはいけません。リンクがどれほど正当に見えても、安易に許可せず、必ず慎重に確認しましょう。
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