MacでDNS設定を変更する方法と、変更すべき理由をわかりやすく解説
インターネットが今日のように機能しているのは、いくつものプロトコルやシステムが連携しているからです。その中でも重要な役割を担っているのがDNS(ドメイン・ネーム・システム)です。DNSは、人間にとって覚えやすいウェブサイト名(ドメイン名)を、コンピューターが理解できるIPアドレスへと変換する仕組みであり、快適なブラウジング体験を陰で支えています。
DNS設定を変更すると何が良いの?
通常、Macはインターネットサービスプロバイダー(ISP)から自動的にDNS情報を取得しています。しかし、Google Public DNSのような公共DNSサービスなど、別のDNSサービスを利用することも可能です。
代替DNSを利用することで、次のようなメリットが期待できます。
- セキュリティの向上: フィッシングサイトやマルウェア配布サイトへのアクセスをブロックするDNSサービスもあります。
- 応答速度の改善: ISPのDNSより高速な応答を返すサーバーを選べば、ページ表示が速く感じられることがあります。
- 地域制限コンテンツへのアクセス: 地域によってブロックされているコンテンツが閲覧できる場合があります。
ここからは、MacでDNS設定を変更する具体的な手順を紹介します。
MacでDNS設定を変更する手順
1. ネットワーク設定を開く
Dockの「システム環境設定」アイコンをクリックするか、画面左上のアップルメニュー > システム環境設定を選択します。macOS Ventura以降では「システム設定」という名称になっているので注意してください。
2. 接続中のネットワークを選択
「ネットワーク」アイコンをクリックし、左側の一覧で現在使用中の接続(Wi-Fiまたは有線LAN)が選択されていることを確認します。
3. 詳細設定のDNSタブを開く
「詳細…」ボタンをクリックし、上部のタブから「DNS」を選択します。左側に現在設定されているDNSサーバーのアドレス一覧が表示されます。
4. 新しいDNSアドレスを追加
一覧の下にある「+」(プラス)ボタンをクリックして、新しいDNSアドレスを入力します。入力するアドレスは、公共DNSのリストから選ぶか、以下のような定番のサービスを利用しましょう。
- Google Public DNS: プライマリ「8.8.8.8」/セカンダリ「8.8.4.4」
- VeriSign Public DNS: プライマリ「64.6.64.6」/セカンダリ「64.6.65.6」
ほかにもCloudflareの「1.1.1.1」やOpenDNSの「208.67.222.222」など、人気のある無料DNSサービスは複数あります。プライバシー重視ならCloudflare、フィルタリング機能重視ならOpenDNSといったように、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
5. 設定を保存して適用
入力が完了したら「OK」をクリックし、表示されるポップアップで「適用」を押せば完了です。これで、Macでのブラウジング時に新しいDNSサーバーが使用されるようになります。
まとめ:DNS変更は簡単で、効果も期待できる
DNSの変更は数分で完了する簡単な作業ですが、セキュリティや通信速度の面で大きな違いをもたらすことがあります。ちなみに2016年には、大手DNSプロバイダーへの大規模サイバー攻撃により、主要なウェブサイトが多数ダウンする事件も発生しており、DNSがいかにインターネットの要となっているかがわかります。
あなたはMacのデフォルトDNS設定のまま使い続けますか?それとも別のDNSサービスを試してみますか?ぜひコメントで教えてください!
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