MacなしでAndroid端末からiMessageを使う方法|Beeper・AirMessageの設定手順を徹底解説
AndroidユーザーがスマートフォンでのiMessage公式対応を待ちわびる中、BeeperやAirMessageといったアプリを使えば、今すぐにでもiMessageを利用できます。Beeperは15種類ものチャットプラットフォームを1つのインターフェースに統合し、一方のAirMessageはApple製以外のデバイスでiMessageの送受信を可能にするアプリです。AppleがRCSメッセージング規格の採用を進めている現在、こうしたアプリは巨大テック企業と真っ向から対立する存在となっています。それでも朗報なのは、Macがなくてもこれらのアプリを使えばAndroidでiMessageを利用できるという点です。具体的な手順を見ていきましょう。

Beeperは月額1.99ドルでAndroid上でもiMessageのネイティブなチャット機能を楽しめる「Beeper Mini」を展開しており、両社の間では綱引きが続いてきました。同様にAirMessageも、Android・Windows・LinuxデバイスでiMessageの送受信やメディア共有を実現します。以下、それぞれの導入方法と使い方をご紹介します。
MacなしでAndroidでiMessageを使う2つの方法
方法1:Beeperを使用する
Beeperを使えば、メールアドレスだけでなく電話番号宛てにもiMessageを送受信できます。
事前に準備するもの:
- 現在ベータ版のため、ウェイトリストへの登録または招待コードが必要です。
- アカウント作成はPCからのみ可能です。Macがなくても、Windows PC・Linux PC・Chromebookで手続きできます(本記事ではWindows PCを使用)。
- 有効なApple IDが必要です。お持ちでない場合は、Appleの公式サイトで新規作成できます。
設定手順:
1. Beeperへのアクセス権を取得したら、招待コードとともに届いたメール内のリンクから公式サイトにアクセスし、PC用アプリをダウンロードします。
2. アプリをインストールして起動し、「I want to use iMessage on Android or Windows(AndroidまたはWindowsでiMessageを使いたい)」を選択します。
3. 紹介コードを入力するとリカバリーコードが発行されます。コードをコピーして「Continue」をタップし、表示されたテキストフィールドに貼り付けてセットアップを完了させます。
4. 「Connect to iMessage」ウィンドウで「Continue」をクリックします。

5. iMessage Registration Code(iMessage登録コード)の入力欄が表示されます。このコードはMacにインストールしたBeeper Desktopアプリ内でのみ確認可能です。コードを入力して「Continue」をクリックします。
[MacでiMessage登録コードを確認する方法:Beeperを最新版にアップデートして起動し、設定アイコンをクリック→Chat Networks > iMessage > Reconnectの順に進みます]
注意: Macをお持ちでない場合は、MacにBeeperをインストールしている友人にコードを共有してもらうことも可能です。詳細はBeeperの公式ブログをご参照ください。

6. 必要に応じて、画面の指示に従いその他の認証プロセスを完了させます。
7. Apple IDとパスワードを入力してしばらく待ちます。2要素認証(2FA)コードの入力を求められたら入力してください。
8. Google PlayストアからAndroid版Beeperアプリをインストールし、メールアドレスを入力して「Continue」をクリックします。

9. 「Enter Verification Code」をクリックします。
10. PC側のBeeperアプリに「Verification requested(認証リクエスト)」というポップアップが表示されるので、「Yes」をクリックします。

11. スマートフォンでデスクトップアプリに表示されたQRコードをスキャンして本人確認を完了します。これでiMessageサービスが追加され、利用できるようになります。
注意: iMessageの利用だけが目的であれば、Google Playストアから「Beeper Mini」アプリをダウンロードする方法もあります。こちらはウェイトリストへの登録が不要で、Apple IDやPCも必須ではありません。ただし、有料サブスクリプション制のサービスです。
残念ながら、Beeperは公式ブログで次のように発表しています。
「Beeper MiniがAppleによる干渉でダウンしたり不安定になったりするたびに、Beeperの信頼性は損なわれていきます。これは持続不可能です。本当に存在すべき素晴らしい製品のために戦いたい気持ちはありますが、地球上最大の企業とのイタチごっこには勝てないのが現実です。」
こうした経緯から、BeeperはBeeper Miniの開発終了を決定し、アプリのコードをオープンソースとして公開しました。
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方法2:AirMessageを使用する
前述のとおりBeeper Miniは開発終了へ向かっているため、代替手段としてAirMessageアプリを利用するのも有効です。
ただし、サーバーとして常時稼働できるMac(macOS 10.10 Yosemite以降)が必要で、常にインターネットに接続されている必要があります。Macを持っていない場合は、PCにmacOSをインストール(Hackintosh)してAirMessageを利用する方法もあります。
設定手順:
1. 公式リンク先から、MacまたはmacOS仮想マシンにAirMessageサーバーをダウンロードしてインストールします。
2. アプリを開き、「Connect an Account (Recommended)(アカウントを接続・推奨)」をクリックします。

3. 画面の指示に従ってGoogleアカウントをAirMessageに接続し、「OK」ボタンをクリックして完了します。
macOS Mojave 10.14以降では、AirMessageサーバーにiMessageへのアクセス権限を許可する必要があります。
4. 「OK」をクリックしてAirMessageによる「メッセージ」アプリの操作を許可し、再度「OK」をクリックしてシステムイベントの操作も許可します。
5. 「Open System Settings」をクリックし、「AirMessage」の項目をオンに切り替えます。求められたらMacのパスワードを入力してください。

6. 「Open Full Disk Access Settings」をクリックし、「AirMessage」をオンにします。再度パスワードの入力を求められた場合は入力してください。
7. 「Quit & Reopen」をクリックし、AirMessageの再起動を待ちます。
AirMessageはMac上でサーバーとして動作するため、メッセージの送受信にはMacの電源が入り続けている必要があります。そこで、スリープ設定を無効化しておきましょう。
8. macOS Ventura以降の場合:「システム設定 > ディスプレイ」の順に進み、「詳細設定」をクリックして「ディスプレイがオフのときに自動的にスリープに入らないようにする」をオンにします。
macOS Monterey以前の場合:「システム環境設定 > 省エネルギー」を開き、「コンピュータのスリープ」のタイマーを「しない」に設定します。

注意: 省エネルギー設定を行っていても、Macは蓋を閉じるとスリープモードに移行します。常に蓋を開けておくか、Amphetamineなどのサードパーティアプリを使って、蓋を閉じた状態でもMacが稼働し続けるようにしましょう。
9. 最後に、Google PlayストアからAndroid版AirMessageアプリをダウンロードします。
10. Googleアカウントでサインインすれば、iMessageの送受信が可能になります。

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iPadなしでAndroidでiMessageを使うことはできる?
iPadやMacなしでAndroidデバイス上で直接iMessageを利用することは、Appleによって公式にはサポートされていません。iMessageはAppleエコシステム内でのみ動作するよう設計されており、AppleはAndroid向けの公式iMessageアプリをリリースしていません。ただし、AirMessageやBeeperのように、このギャップを埋めようとするサードパーティソリューションは存在します。
Android用のiMessageハックをダウンロードできる?
現時点で、iMessageを直接ハッキングして利用・ダウンロードする方法は存在しません。iMessageはAppleのメッセージングサービスであり、SamsungをはじめとするAndroidデバイス向けに公式提供されていないためです。
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サードパーティアプリでAndroid上のiMessageを使うのは安全?
サードパーティアプリを使ってAndroidでiMessageにアクセスすることには、メリットとリスクの両方があります。当サイトではそのようなサービスを提供するアプリ・ソフトウェアを推奨しておらず、ご利用はご自身の判断でお願いします。メリットもある一方で、主なデメリットは以下のとおりです。
- サードパーティサービスには、データセキュリティとプライバシーに関する潜在的な脅威が常に伴います。
- Appleは歴史的にiMessageへのサードパーティアクセスを阻止しようとしてきたため、こうしたサービスが突然利用できなくなる可能性があります。
- エンドツーエンド暗号化や特定のiMessageエフェクトなど、公式iMessageアプリの全機能を利用できない場合があります。
本ガイドが、MacなしでAndroidデバイスからiMessageを利用する際の参考になれば幸いです。ご質問やご提案があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。今後も最新のテクニックやテックガイドをお届けしていきますので、Techcultにご期待ください。
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