Androidスマホの画面がちらつく・乱れるときの直し方|原因と8つの対処法
世界には25億人以上のAndroidユーザーがおり、Androidスマホ市場は今後もさらに拡大していくと予想されています。マルチタスクを快適にこなせる多機能なデバイスである一方、Androidスマホにはいくつかの不具合が発生することもあります。その代表例が「画面のちらつき(グリッチ)」です。
「スマホの画面が乱れる・ちらつく」という症状は実はよくあるトラブルで、画面はスマホの中でも特に壊れやすい部分のため、何らかの物理的な損傷が原因になっていることが少なくありません。また、ソフトウェア側の問題が引き金になっているケースもあります。
同じような症状でお困りの方は、この記事が役立つはずです。本ガイドでは、Androidの画面ちらつきを解消するための原因と具体的な対処法を詳しく解説します。まず原因から確認していきましょう。

Androidの画面ちらつきを直す方法
Androidの画面がちらつく原因は、物理的な損傷の場合もあれば、端末内部のソフトウェア的な問題の場合もあります。ここでは、「画面が乱れる」という症状につながる代表的な原因を一覧でご紹介します。
- ハードウェアの故障
- アプリが古い(未更新)
- Android OSが古い
- GPUとCPUの表示処理が頻繁に切り替わっている
- 蓄積されたキャッシュ
- サードパーティ製アプリと端末との競合
- 水による画面の損傷
- 電源まわりの問題
- 落下などによる画面の破損
画面が何度もちらつくのは確かにストレスですが、対処自体はそれほど難しくありません。以下の方法を順番に試せば、この不具合をすばやく解消できるでしょう。簡単なものから順に紹介していくので、上から順番に試してみてください。
注意: スマートフォンの設定項目はメーカーや機種によって異なるため、設定を変更する前にご自身の端末の項目名をよく確認してください。本記事の手順はVivo 1920で実行したものです。
方法1:基本の対処法を試す
1. 端末を再起動する
当たり前のように思えますが、再起動は画面ちらつきに対して最も効果的な対処法の一つです。再起動は端末をリフレッシュするだけでなく、一時的な不具合を解消する効果もあります。さらに、サードパーティ製アプリに起因するバグやグリッチも修正できることがあります。そのため、他の方法を試す前に、まずは端末の再起動から行うのがおすすめです。詳しくは「Androidスマホを再起動する方法」のガイドをご覧ください。

2. セーフモードで起動する
セーフモードは、重要な機能以外を無効にした状態で端末を再起動できる便利なAndroidの機能です。端末の問題の切り分けに役立ちます。通常の再起動で改善しない場合は、セーフモードでの起動を試してみましょう。
1. Androidの電源ボタンを数秒間長押しします。
2. 表示された電源オフのアイコンを数秒間長押しします。

3. 「セーフモードで再起動」というポップアップが表示されたらOKをタップします。

3. インターネット速度を確認する
通信速度が端末の動作に影響している可能性も見逃せません。ビデオ通話などの利用中に画面がちらつく場合、それは通信速度の問題を示していることがあります。通話相手のいずれか一方の回線速度が遅いと、データ伝送が滞り、GPUの処理によって画面がちらつくことがあるのです。この場合は、以下の手順で通信速度を診断すると効果的です。
1. Androidスマホで設定を開きます。

2. モバイルネットワークをタップします。

3. データ通信管理をタップします。

4. ネットワーク診断をタップします。

5. 診断を開始をタップします。

4. Androidのアップデートを確認する
端末が古いOSのままになっていると、アプリの動作が不安定になり、画面のちらつきにつながることがあります。Androidは定期的にアップデートしましょう。自動更新でも手動更新でもどちらでも構いません。手動で最新版に更新する方法については、別途ガイド記事をご参照ください。

5. アプリのアップデートを確認する
OSを更新しても改善しない場合は、端末内のすべてのアプリを最新版に更新してみてください。Androidの画面トラブルを防ぐには、アプリからシステムまで、すべてを最新の状態に保つことが大切です。アプリの自動更新の設定方法がわからない場合は、「Androidアプリをまとめて自動更新する方法」のガイドをご覧ください。

方法2:端末のキャッシュを削除する
端末に蓄積されたメモリファイル(キャッシュ)が肥大化すると、動作が不安定になり、画面のちらつきを引き起こすことがあります。スマホのキャッシュは、端末のパフォーマンスを維持するために定期的に削除するのがおすすめです。キャッシュの削除方法とその重要性については、詳しいガイド記事をご参照ください。

方法3:不具合のあるアプリをアンインストールする
OSの更新とキャッシュ削除を行っても画面がちらつく場合は、インストール済みのサードパーティ製アプリに問題がある可能性があります。バグを含んだアプリは端末の動作を不安定にするため、該当アプリを削除すれば改善することがあります。問題を起こしていると思われるアプリをアンインストールしたい場合は、「Androidでアプリを削除・アンインストールする方法」のガイドを参考に、実際に端末で試してみてください。

方法4:自動輝度(アダプティブブライトネス)をオフにする
自動輝度は、ほぼすべてのAndroidスマホに搭載されている機能です。周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動調整してくれるため、日差しの強い屋外では明るく、暗い場所では暗く調整され、時間の節約にも目の保護にも役立ちます。しかし、周囲の環境が急激に変化すると、この自動輝度の処理が追いつかなくなり、画面のちらつきを招くことがあります。自動輝度をオフにすれば解決できるので、以下の手順を試してみましょう。
1. ホーム画面から設定アイコンをタップします。

2. ディスプレイと明るさをタップします。

3. 自動輝度のスイッチをオフにします。

方法5:目の保護(ナイトライト)機能を無効にする
ナイトライト(目の保護)機能は、夜間のブルーライトによる目の疲れや睡眠リズムへの影響を軽減してくれる便利な機能です。しかし、この機能が画面のちらつきを引き起こすこともあります。ちらつきを解消するには、以下の手順で無効にしてみてください。
1. Androidで設定アイコンをタップします。

2. ディスプレイと明るさをタップします。

3. 目の保護をタップします。

4. 目の保護、日の出・日の入りに連動、スケジュール設定の各スイッチをオフにします。

方法6:ハードウェアオーバーレイを無効にする
ハードウェアオーバーレイは開発者向けオプションからアクセスできる機能で、本来は端末のパフォーマンス向上を目的としたものです。しかし、これが画面ちらつきの原因になっていることもあります。ビルド番号またはソフトウェアバージョンから開発者向けオプションを有効にして、設定を変更してみましょう。
1. ホーム画面から設定アイコンをタップします。

2. システム管理をタップします。

3. 端末情報(About phone)をタップします。

4. ソフトウェアバージョンを見つけて、7回連続でタップします。

5. システム管理に戻り、開発者向けオプションを探してタップします。

6. HWオーバーレイを無効にする(Disable HW overlays)がオンになっている場合は、スイッチをオフにします。

方法7:端末を初期化(ハードリセット)する
ここまでの方法で改善しない場合は、端末の初期化(ハードリセット)が有効なことがあります。ただし、初期化を行うと端末内のすべてのデータが消去される点に注意が必要です。必ず事前に写真や連絡先などの大切なデータを安全な場所へバックアップしてから実行してください。手順がわからない場合は、「Android端末をハードリセットする方法」のガイドをご参照ください。

方法8:端末メーカーに問い合わせる
上記のすべての方法を試しても画面のちらつきが解消しない場合は、専門家への相談を検討しましょう。自分で解決できないということは、端末の故障などより深刻な問題が潜んでいる可能性があります。この場合はメーカーのサポートに連絡するのが得策です。状況に応じて修理または本体交換に対応してもらえるでしょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 水没による故障で画面がちらつくことはありますか?
答え: はい、あります。画面のちらつきは物理的な損傷によって引き起こされることがあり、スマホを水に落としてしまうとハードウェアが損傷し、その結果としてちらつきが発生することがあります。
Q2. 画面がクラッシュしたのはなぜですか?
答え: Android端末で画面がクラッシュする場合、多くは端末内のCPUとGPUの表示処理が衝突していることが原因です。「HWオーバーレイを無効にする」設定を変更することで解決できます。
Q3. 数秒間(5〜10秒ほど)だけ画面がちらつくのはなぜですか?
答え: 一時的に画面がちらつく原因として多いのが自動輝度(アダプティブブライトネス)です。画面の明るさが自動的に変化する際に端末の動作と干渉し、ちらつきが発生することがあります。
Q4. ハードウェアの問題で画面がちらつくことはありますか?
答え: はい、あります。ディスプレイドライバーの不具合や、バグを含むサードパーティ製アプリなどが原因で、画面がちらつくことがあります。
Q5. Androidのウイルス感染で画面がちらつくことはありますか?
答え: ウイルス感染がちらつきの原因になることもありますが、多くの場合、根本的な原因は端末のハードウェアまたはソフトウェアの問題です。
あわせて読みたいおすすめ記事
- TikTokでナレーションなしで音源に乗せて話す方法
- 「Phone Not Allowed MM6」エラーの直し方
- Androidでダウンロードが「保留中」のままになる問題の解決法
- Androidスマホが発熱するときの15の対策
画面のちらつきは、サードパーティ製アプリ、自動輝度、古いソフトウェアなどが原因で起こる、Androidユーザーにとって最も身近なトラブルの一つです。しかし、原因が多い分だけ解決策もたくさんあります。本ガイドが、あなたの画面ちらつき問題の解決に少しでも役立てば幸いです。どの方法が特に効果的だったか、ぜひコメント欄でお知らせください。ご質問や貴重なご意見・ご提案もお待ちしています。
-
Androidの画面ちらつき問題を解決する方法【原因と自宅でできる対処法】
画面のちらつきは、近年よく見られるスマートフォンのトラブルの一つです。画面が点滅したりちらついたりする場合、その主な原因として考えられるのは、最近端末を落としたことによる物理的なダメージです。画面は最も壊れやすい部品であり、衝撃によるダメージは時間とともに表面化することがあります。しかし、心当たりがないのに突然問題が発生した場合は、原因を突き止める必要があります。「すべての問題には解決策がある」ように、「すべての不具合にも必ず対処法がある」のです。OSをアップデートした後、特にAndroid 7.0 Nougatや8.1 Oreoのリリース以降、画面のグリッチやちらつきに悩まされるユーザーが増
-
ASUSノートパソコンの画面がちらつくときの対処法を徹底解説
画面のちらつきは、Windowsユーザーが悩まされがちな厄介なトラブルのひとつです。ちらつく画面は集中力を妨げ、目の疲れや頭痛の原因にもなります。目を休めるために何度も作業を中断しなければならず、生産性も低下してしまうでしょう。ちらつきは一瞬のこともあれば不規則に続くこともあり、多くの場合、互換性のないアプリやディスプレイドライバーが原因です。 ご安心ください。画面のちらつき問題の解決策はシンプルです。原因がアプリなのかディスプレイドライバーなのかを見分けるには、タスクマネージャーも一緒にちらついているかどうかを確認しましょう。これにより、アプリとドライバーのどちらを更新すべきかが判断できます