Androidでブロックされたサイトにアクセスする4つの方法|Tor・VPN・DNSを徹底解説
かつては何かについて詳しく知りたいとき、たくさんの本を読んだり、さまざまな人に会ったりする必要がありました。しかし今では、クリックひとつであらゆる情報にアクセスできる時代になっています。ところが、情報を集めようとウェブサイトを開いたら、そのサイトが自分の国や地域でブロックされていたらどうでしょう?人生で一度は同じような経験をして、フラストレーションを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Androidスマートフォンでブロックされたサイトにアクセスする方法を、初心者にもわかりやすくステップごとに解説します。ぜひ最後までご覧ください。
Android端末でサイトがブロックされる理由とは?
まず、なぜAndroidデバイスでサイトへのアクセスが制限されるのか、その主な理由を見ていきましょう。
- 保護者によるブロック – 年齢制限やフィルタリングの目的で、親御さんが特定のサイトをブロックしているケースです。
- 学校や大学によるブロック – 学業に集中してもらうため、教育機関の管理者がSNSや動画サイトなどを制限している場合があります。
- 政府によるブロック – 政治的・経済的な理由から、政府が特定のウェブサイトへのアクセスを規制していることがあります。
- ブラウザによるブロック – 利用規約に違反するコンテンツなどに対して、ブラウザ自体がアクセスを遮断している場合もあります。
ブロックされたサイトにお困りの方は、この記事で紹介するいずれかの方法を試してみてください。それでは、具体的な手順を見ていきましょう。
方法1: Tor Browserを使う
Tor Browserは、ChromeやFirefoxなどの通常のブラウザでは閲覧できないブロックされたサイトにアクセスするために広く使われているツールです。また、ネット上での自分の身元や位置情報、行動を隠すことにも役立ちます。Torを使ってブロックされたサイトにアクセスする手順は以下の通りです。
1. スマートフォンのアプリドロワー(アプリ一覧)またはホーム画面を開きます。
2. Playストアアプリを見つけてタップします。
3. 画面上部の検索バーに「Tor」と入力し、インストールをタップします。
補足: Tor公式サイトから直接アプリをダウンロードすることも可能です。
4. インストールが完了したらアプリを起動し、接続(Connect)をタップします。Torブラウザが起動します。
5. 「検索またはアドレスを入力」と表示された検索バーに、アクセスしたいサイト名またはURLを入力します。
6. 画面キーボードのEnterキー、またはブラウザ画面の検索アイコンをタップして検索を開始します。
注意: Tor BrowserはGoogle Chromeなどの通常のブラウザに比べて通信速度が遅くなる傾向があります。快適に利用するためには、安定したインターネット回線を用意しておきましょう。
方法2: プロキシブラウザを使う
プロキシブラウザは、Androidでブロックされたサイトにアクセスするための定番手段のひとつです。通常のブラウザと同じように使えながら、プライバシー保護機能が強化されているのが特徴です。数あるプロキシブラウザの中でも、「Private Browser – Proxy Browser」が特におすすめとされています。
1. 前述の手順と同様に、Google Playストアを起動します。
2. 検索バーに「Private Browser – Proxy Browser」と入力し、インストールをタップします。
3. アプリを起動したら、Optimal(最適)を選択します。
4. サインイン画面が表示されます。長期的に利用したい場合は、表示された4つの選択肢のいずれかでサインインしてください。
補足: スキップ(Skip)をタップすれば、このステップを省略することもできます。
5. 次の画面でGoogleを選択し、見たいウェブサイトを検索します。通常のGoogle検索と同じようにサイトが開きます。
方法3: 無料VPNクライアントを使う
VPN(Virtual Private Network/仮想プライベートネットワーク)は、インターネット上のプライバシーを守るために使われる技術です。特に、ホテルや駅、学校などの公共Wi-Fiを利用する際に、通信の盗み見やパスワードの漏洩を防ぐのに役立ちます。AndroidでブロックされたサイトにアクセスするためのVPNサービスには有料・無料のものが多数ありますが、信頼できるサービスだけを使うようにしましょう。McAfeeやNortonなどが代表的な例です。
ここでは、使いやすさと高いプライバシー性で定評のあるTunnelBearをご紹介します。毎月500MBの無料データが提供されており、お得な選択肢となっています。導入手順は以下の通りです。
1. Playストアを開きます。
2. 「TunnelBear」を検索し、インストールをタップします。
3. アプリを起動したら、メールアドレスとパスワードを入力し、無料アカウントを作成をタップします。
4. メール認証を求める画面が表示されます。
5. 自分のメールボックスを開き、TunnelBearから届いた確認メール内の「Verify my account(アカウントを認証)」をタップします。
6. TunnelBearのWebページに移動し、「Email Verified!(メール認証完了)」というメッセージが表示されれば成功です。
7. TunnelBearアプリに戻り、トグルをONにして、国を選択リストから好きな国を選びます。これにより実際の所在地が隠され、元の場所ではブロックされているサイトにもアクセスできるようになります。
8. VPN接続によるネットワーク管理の許可を求めるポップアップが表示されたら、OKをタップします。
9. これで、どのブロックされたサイトでも簡単かつ安全に閲覧できるようになります。
注意: スマートフォンがTunnelBearに接続されているか確認するには、画面を下にスワイプしてください。「デバイスはTunnelBearに接続されています」という通知が表示されれば接続完了です。
方法4: Cloudflare DNS(1.1.1.1)を使う
DNS(Domain Name System/ドメインネームシステム)は、「amazon.com」のようなドメイン名を「189.121.22.x」のようなIPアドレスに変換する仕組みです。IPアドレスは各デバイスに固有のもので、これを使えば相手を追跡したり、逆に追跡されたりする可能性があります。DNSを切り替えることで、実際の位置情報を隠しながらプライバシーを保ち、ブロックされたサイトにアクセスすることができます。数多くのDNSプロバイダの中でも、Cloudflareが提供する「1.1.1.1: Faster & Safer Internet」アプリが最も人気があります。導入手順は以下の通りです。
1. Google Playストアを開きます。
2. 検索バーに「1.1.1.1」または「Cloudflare」と入力し、インストールをタップします。
3. アプリを起動し、WARPに関する説明を読んだら次へ(Next)をタップします。
4. 「プライバシーへの取り組み」ページで同意する(Agree)をタップします。
5. WARPのメイン画面に移動したら、トグルをONにして、Androidデバイスを1.1.1.1に接続します。
6. 次の画面でVPNプロファイルをインストールをタップします。
7. 接続リクエストのポップアップが表示されたらOKをタップします。
8. 「接続されました。インターネット接続はプライベートです」というメッセージが表示されれば、準備完了です。以降はブロックされたサイトに自由にアクセスできます。
注意: TunnelBearと同様に、画面上部から下へスワイプすることで、デバイスがプライベートネットワークに接続されているかどうかを確認できます。
よくある質問
Q. VPNを使わずにAndroidでブロックされたサイトにアクセスできますか?
A. はい、可能です。本記事の方法1(Tor Browser)と方法2(プロキシブラウザ)を参考にしてください。どちらもVPN不要で、地域や国によってブロックされたサイトにアクセスする方法として広く使われています。
まとめ
この記事では、Androidでブロックされたサイトにアクセスする4つの方法(Tor Browser、プロキシブラウザ、無料VPN、Cloudflare DNS)を紹介しました。いずれも信頼性が高く、世界中で広く利用されている方法ばかりです。ご自身の用途や環境に合った方法を選んで、快適なインターネットライフをお楽しみください。ご不明な点やご意見があれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。
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