UbuntuでGNOMEテーマを変更する方法|初心者向けステップバイステップガイド

公開日:2024年2月7日 午前8時00分(EST)
著者について
Bertelは10年以上の経験を持つテクノロジー愛好家で、AndroidデバイスやLinuxなどに関する数千本の記事を執筆してきました。
MakeUseOfチームに参加する前は、MakeTechEasierやAndroid Policeなどで執筆しており、特にAndroid Policeでは3,500本以上の記事を書いています。How-To Geekでも彼の記事を読むことができます。読者がどのテクノロジーを生活に取り入れるべきか、そして逆にどれを手放すべきかを判断できるようサポートすることを何よりも喜びとしています。
2012年にウィリアム&メアリー大学で歴史学と政治学の学位を取得して卒業しました。以来、Android、Linux、ウェアラブル端末、Webアプリなどを幅広く扱うテックジャーナリストとしてキャリアを積んでいます。
目次
GNOMEテーマの入手先
アイコン・アプリ・デスクトップテーマのインストール方法
GNOME Tweaksを使ったテーマの適用方法
Snapアプリケーションのテーマ変更方法
まとめ
- アイコン、アプリ、デスクトップ用のGNOMEテーマは、GNOME-look.orgやDeviantArtで入手できます。
- テーマはTARアーカイブを適切なフォルダーに展開することでインストールします。
- GNOME Tweaksアプリを使えばテーマを適用してアプリの見た目を変更できますが、Snapアプリの場合は追加の手順が必要になる点に注意しましょう。
Ubuntuには独自の洗練された外観がありますが、すべての人のお気に入りというわけではありません。デスクトップのテーマをGNOMEのデフォルトに戻したい方も、まったく別のスタイルを試したい方も、このガイドで必要な知識をすべて確認できます。
GNOMEテーマの入手先
GNOMEテーマを探せる一元的な公式サイトは存在しませんが、実質的な中心地といえるのがGNOME-look.orgです。ここでは、アイコン、アプリ、デスクトップの3種類すべてのテーマを豊富に見つけられます。
また、DeviantArtでも多くのクリエイターがテーマを公開しているので、そちらで検索してみるのもおすすめです。
アイコン・アプリ・デスクトップテーマのインストール方法
GNOMEはフリーでオープンソースのソフトウェアであり、ディストリビューターやユーザーが自由にカスタマイズできるインターフェースです。しかし残念ながら、GNOMEは一般ユーザーにとってわかりやすいカスタマイズ体験を提供してはいません。
ほとんどのテーマは圧縮されたTARアーカイブ形式で配布されています。テーマの種類に応じて、適切なフォルダーへアーカイブを展開する必要があります。
アイコンテーマ
アイコンテーマは、アプリドロワー(アプリ一覧)やUbuntuドックに表示されるアイコンの見た目を変更します。
アイコンテーマは、ホームフォルダー内の.iconsフォルダーに保存してください。ピリオドで始まるフォルダーはデフォルトで非表示になっているため、Ctrl + Hキーを押せば表示できます。フォルダーがまだ存在しない場合は、自分で新規作成しましょう。

GNOME Shellテーマ
GNOME Shellテーマは、画面上部のパネル、パネル上の要素をクリックしたときに表示される各種メニュー、そしてアクティビティ画面(Activities Overview)の見た目を変更します。
GNOME Shellテーマは、ホームフォルダー内の.themesフォルダーに保存します。こちらもフォルダーが存在しない場合は作成してください。
GTKテーマ
GTKテーマはアプリケーション自体の見た目を変更します。ヘッダーバーやサイドバーメニューの色などが変わるため、デスクトップ全体の雰囲気が大きく変わります。
GNOME Shellテーマと同様に、GTKテーマも.themesフォルダーに保存できます。
GNOME Tweaksを使ったテーマの適用方法
テーマをダウンロードするのは作業の半分にすぎません。次はテーマを実際に有効化する必要があります。標準のシステム設定からはテーマを変更できず、Ubuntuにもその役割を担うアプリは初期状態で搭載されていません。
テーマ変更に最も手軽なのがGNOME Tweaksアプリです。Ubuntu App Centerで検索するか、ターミナルを開いて以下のコマンドを入力すればインストールできます。
sudo apt install gnome-tweaksアプリドロワーからGNOME Tweaksを起動し、サイドメニューの「外観(Appearance)」をクリックします。ここにはさまざまな種類のテーマが並んでいます。テーマを選択する際、Ubuntuに最初から同梱されているテーマに加え、.iconsおよび.themesフォルダーに手動で展開したテーマもすべて表示されます。アプリの見た目を変更したい場合は、「レガシーアプリケーション(Legacy Applications)」の横にあるテーマを選択してください。

Snapアプリケーションのテーマ変更方法
ここで気づいた方もいるかもしれません。GTKテーマは、Canonicalのsnapパッケージ形式でインストールされた(またはプリインストールされた)アプリには適用されません。GTKテーマを変更しても反映されるのはDEBファイルとしてインストールされたアプリだけです。Snapのみで構成された版のUbuntuを試している場合、テーマ変更は特に厄介ですが、通常版のUbuntuでも大量のソフトウェアがSnap形式で提供されていることを覚えておきましょう。
テーマを変更すると、「一部の必要なテーマスナップがありません。今すぐインストールしますか?」というポップアップが表示されることがあります。このポップアップをクリックすると、Snapアプリ用の対応テーマの検索とインストールが自動的に始まります。ただし、この機能の出来栄えは当たり外れがあるのが実情です。

Ubuntuが必要なSnapテーマを見つけられなかった場合は、Ubuntu App Centerで直接検索してみてください。しかし残念ながら、パッケージのインストールだけでは作業完了とはいえません。既存のSnapアプリのテーマを変更するにはターミナルコマンドの入力が必要で、さらに個別のアプリごとに別のコマンドを実行する必要があります。
例として、Orchisテーマを使う場合を考えてみましょう。まず以下のコマンドでテーマをインストールします。
sudo snap install orchis-themes続いて、既存のSnapアプリすべてにテーマを適用するには、以下のコマンドを実行します。
for i in $(snap connections | grep gtk-common-themes:gtk-3-themes | awk '{print $2}'); do sudo snap connect $i orchis-themes:gtk-3-themes; done新しいアプリをインストールした後にもう一度同じコマンドを実行すればよいのですが、特定のアプリだけテーマを変えたい場合は、以下のように個別にコマンドを実行します。
sudo snap connect [snap app name]:gtk-3-themes orchis-themes:gtk-3-themes決して理想的な仕組みとはいえません。Ubuntuが今後もSnapへの移行を進め、一方でGNOME開発側はアプリのテーマ変更を推奨していない以上、テーマのカスタマイズが面倒な状況はしばらく続くと考えられます。それでも、このガイドの手順に従えば、自分好みのデスクトップ環境を手に入れることは十分可能です。
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