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UbuntuのPPAとは?最新ソフトウェアを手軽に導入できる仕組みと使い方を解説

Ubuntuの魅力のひとつは、6ヶ月ごとに行われるリリースサイクルです。半年ごとに新しいバージョンの無料OSが公開され、お気に入りのソフトウェアもまとめてアップデートされます。これは非常に便利な仕組みですが、時には少し不満に感じることもあります。例えば、愛用しているソフトウェアの新バージョンがリリースされても、次のUbuntuの新版が登場するまで試せない場合があるのです。

この問題を解決してくれるのがPPAです。PPAとは、Ubuntuを開発するCanonical社が提供しているリポジトリで、開発者や愛好家が最新版のソフトウェアをすべてのUbuntuユーザーに提供できるようにする仕組みです。当初はプログラマーやテスター限定でしたが、2007年末には一般ユーザーにも開放されました。

筆者はUbuntu関連の記事でたびたびPPAに言及しています。最新のソフトウェアを導入したいなら、PPAを使うのが最も簡単な方法だからです。では、PPAとは一体何なのでしょうか。そして、なぜ使う価値があるのでしょうか。

PPAとは何か?

UbuntuやLinux全般を使い始めたばかりの人は、初心者にとって意味不明な略語や頭字語の数々に戸惑うことでしょう。Ubuntuがとても敷居の高い環境に感じられるかもしれませんが、心配はいりません。どれも理解すれば簡単なものばかりです。

Ubuntuへのソフトウェアのインストールは、MacやWindowsとは異なり、むしろ「より優れている」と言う人もいます。ウェブサイトからパッケージをダウンロードしてくるのではなく、インストールしたいプログラムはまず「Ubuntuソフトウェアセンター」で探すのが基本です。これらのソフトウェアはリポジトリと呼ばれる場所に格納されており、Ubuntuが素早く簡単にダウンロードできるよう整理されたソフトウェアのコレクションです。

リポジトリは、見知らぬサイトからEXEファイルを拾ってくるよりも、はるかに信頼性の高いソフトウェア入手方法です。デフォルトのリポジトリにあるものはすべて、公開前にUbuntuチームによって審査されているため、システムに対して安全であることが保証されています。

ただし、デメリットがないわけではありません。新しいソフトウェアを試すには、通常、次のUbuntuのバージョンを待つ必要があります。Firefoxがアップデートされても、次のUbuntuリリースまで新バージョンに触れられないかもしれないのです。

ここで登場するのがPPAです。PPA(Personal Package Archive:個人パッケージアーカイブ)とは、Ubuntuに標準で含まれていないソフトウェアのコレクションです。通常は単一のプログラムに焦点を当てたリポジトリですが、管理者によっては複数のソフトウェアを扱うこともあります。PPAには、Linux向け最高のTwitterクライアントとして知られるHototのような未リリースのソフトウェアが含まれていることもあれば、FirefoxのようにすでにUbuntuに収録されているソフトウェアの更新版を配布していることもあります。

いずれの場合でも、PPAはお気に入りのソフトウェアの更新を、Ubuntu本体よりもはるかに早く届けてくれます。これが大きな利点で、どのソフトウェアを常に最新に保つかを自分で選び、残りはUbuntuに任せることができるのです。

新しいソフトウェアをインストールすれば、以降のアップデートはUbuntuのアップデートマネージャーを通じて自動的に通知されます。

これが素晴らしいのは、すべての更新がひとつのインターフェースから管理できる点です。Windowsのように、インストール済みの各プログラムが個別にポップアップを表示することはありません!

PPAの追加方法

インストールしたいプログラムを見つけたのに、「Download」リンクをクリックすると、よく分からないページに飛ばされて困ったことはありませんか?

慌てないでください。PPAの追加は簡単ですが、少しだけコマンドラインを使う必要があります。

「アプリケーション」→「アクセサリ」→「端末」からターミナルを開きましょう。あとは「sudo add-apt-repository」に続けてPPAの名前を入力するだけです。その後、パッケージマネージャーを更新し、目的のプログラムをインストールします。例えば、Hototをインストールする手順は以下の通りです。

sudo add-apt-repository ppa:hotot-team
sudo apt-get update
sudo apt-get install hotot

以上で完了です。これで新しいソフトウェア、あるいは既存のお気に入りソフトの最新版を楽しめます。

まとめ

Ubuntuの6ヶ月ごとのリリースサイクルは完璧ではありませんが、筆者個人としてはWindows方式のリリースよりも好みです。PPAがあれば、Ubuntuユーザーは最先端のソフトウェアにアクセスできます。PPAを追加しすぎるとシステムが不安定になる可能性がありますが、1〜2個程度なら通常は問題ありません。

あなたのお気に入りのPPAは何ですか?ぜひコメント欄で共有してください。また、Ubuntuのリリースサイクルについての意見交換や、FedoraやLinux Mintについてあまり書かないことへのお叱りも大歓迎です。

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