もっと新しいソフトウェアが欲しい?Ubuntuに入れたいおすすめPPA 7選
お気に入りのUbuntuベースLinuxディストリビューションを、HDDやSSDに直接インストールしたばかり、あるいは仮想マシンにセットアップしたところでしょうか。標準リポジトリだけでも十分に使えますが、PPA(Personal Package Archive)などのリポジトリを追加すれば、ソフトウェアの選択肢はさらに大きく広がります。
インターネット上で最適なPPAを探し回るのは時間の無駄。そこで今回は、調査済みのおすすめPPAをシンプルなリストにまとめました。ぜひ参考にしてください。
Oibaf と Xorg-Edgers
最新のオープンソース・グラフィックドライバーをお探しなら、まずこの2つをチェックしましょう。
Oibafは、最新のグラフィックスドライバーをほぼ毎日更新しているPPAです。ただし、役立つのはオープンソースドライバーを使用している場合のみで、NVIDIAやAMDのプロプライエタリ(専有)ドライバーは含まれていません。とはいえ、主要なオープンソースドライバーには新ハードウェアへの対応やパフォーマンス改善のアップデートが頻繁に行われるため、それらをいち早く試すには最適な手段です。追加するには、次のコマンドを実行します。
sudo add-apt-repository ppa:oibaf/graphics-drivers && sudo apt-get update
同様に、グラフィックス性能を重視するならXorg-Edgers PPAも追加できます。このPPAでは、グラフィックススタックの一部であるX.orgディスプレイサーバーの最新版を入手可能です。グラフィックス性能を最大限に引き出すには、スタック全体を最新の状態に保つことが重要です。ただし、プロプライエタリドライバーを使っている場合は、新しいカーネルやX.orgバージョンへの対応が遅れることがあるため、このPPAは使用しないでください。追加コマンドは以下の通りです。
sudo add-apt-repository ppa:xorg-edgers/ppa && sudo apt-get update
また、両方のPPAを併用する予定があるなら、入手可能な最新カーネルも自分でダウンロードしてインストールしておきましょう。
筆者の個人的な経験では、これら2つのPPAは同時に使用しても良好に動作しました。ただし、どちらも最先端(ブリーディングエッジ)のソフトウェアを含んでおり、安定性は保証されません。万が一システムがクラッシュしても責任は負いかねますので、導入は自己責任でお願いします。
GetDeb と PlayDeb
GetDebとPlayDebは、パッケージマネージャーに追加のアプリケーションやゲーム(既存ソフトの新しいバージョンを含む)を提供する2つのリポジトリでした。各公式サイトから個別にダウンロードできるソフトも多いものの、すべてが一箇所に集約され、インストールしやすい形でパッケージ化されている点が大きな魅力でした。
両リポジトリを追加するには、GetDebとPlayDebそれぞれのサイトから設定用パッケージをダウンロードしてインストールし、その後、次のコマンドでシステムに新しいパッケージ情報を認識させていました。
sudo apt-get update
※なお、これらのサービスは現在公開を終了しており、利用できない可能性がある点にご注意ください。
WebUpd8 Java
Ubuntuの公式リポジトリからは、Oracle Javaが提供されなくなりました。Javaを手動でダウンロードしてインストールするのは想像以上に手間がかかりますが、WebUpd8 Java PPAを追加すれば解決です。この便利なPPAには、Java 6、7、8のインストーラーが含まれていました。
まず、次のコマンドでPPAを追加し、パッケージリストを更新します。
sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/java && sudo apt-get update
続いて、以下のコマンドでJavaをインストールします。バージョン7や6が必要な場合は、「8」の部分を読み替えてください。
sudo apt-get install oracle-java8-installer
※Oracle Javaのライセンス変更に伴い、このPPAは現在メンテナンスされていません。最近の環境ではOpenJDKの利用が推奨されます。
LibreOffice
Ubuntuは、リリースサイクルの途中でLibreOfficeを次のメジャーバージョンへアップグレードしない傾向があります(例:4.1から4.2へ)。そのため、新機能やMicrosoft Officeとの相互運用性の向上といったメリットを受けられません。これは、LibreOfficeスイートの最新安定版を提供する公式LibreOffice PPAを追加することで簡単に解決できます。追加するには、ターミナルで次のコマンドを実行します。
sudo add-apt-repository ppa:libreoffice/ppa && sudo apt-get update
Pipelight
Pipelightは、Linux上でSilverlightを動作させるためのプラグインフレームワークです。かつてNetflixを視聴するにはSilverlightが必須でした。Pipelightは非常に快調に動作するため、追加をおすすめしたいPPAの一つです。追加するには、ターミナルで次のコマンドを実行します。
sudo add-apt-repository ppa:pipelight/stable && sudo apt-get update
※現在NetflixはHTML5プレイヤーへ移行済みのため、Silverlightは不要になっています。Pipelight自体も開発が停止しており、過去の資料としてご覧ください。
まとめ
これらのPPAは、誰にとっても役立つ実用的なソフトウェアを提供してくれます。しかも便利なことに、一度セットアップして必要なソフトをインストールしてしまえば、以降は他のソフトウェアとまったく同じように自動的にアップデートされます。
ほかにも有用なPPAは数多く存在するはずです。あなたのおすすめのPPAがあれば、ぜひコメント欄で教えてください!
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