コマンドラインでUbuntuを更新する方法 – aptコマンドの基本を徹底解説
Linuxのコマンドライン操作に慣れた上級者にとって、システムをコマンドラインから更新するスキルは必須です。常に最新の状態を保つことで、システムの安全性とセキュリティが確保され、最新機能もすぐに利用できるようになります。この記事では、Ubuntuデスクトップやサーバーをターミナル、またはSSH接続経由でアップデートする方法をわかりやすく解説します。
なぜコマンドラインで更新すべきなのか
GUIツールではなく、あえてコマンドラインを使ってUbuntuを更新する理由は何でしょうか?
最大のメリットは、「ソフトウェアの更新」などのGUIツールよりも処理が速く、更新の進行状況をリアルタイムで確認できる点です。さらに、コマンド自体も非常にシンプルなので、Linux初心者が最初に覚えるのに最適なコマンドの一つといえます。
また、ここで紹介する手順はUbuntuだけでなく、Linux MintやKali Linuxなど、Ubuntuベースの多くのディストリビューションでもそのまま使えます。
ただし注意点として、Ubuntuのソフトウェアをアップグレードする際には必ず管理者権限が必要です。そのため、コマンドを実行するたびにパスワードの入力を求められます。
ターミナルでUbuntuを更新する方法
Ubuntuの更新に使うコマンドはapt、場合によってはapt-getです。aptはUbuntuの標準パッケージマネージャーです。
updateオプションを付けると、aptは/etc/apt/sources.listに記載されたすべてのソフトウェアリポジトリを検索し、利用可能なパッケージ更新の情報を取得します。
sudo apt update
補足: 一部のLinux解説記事では「sudo apt-get update」のようにapt-getの使用を推奨していることがあります。混乱しないようにしましょう。どちらのコマンドも同じ機能を持ちますが、より使いやすいaptの使用をおすすめします。
updateコマンドが完了したら、upgradeオプションを使って実際にパッケージの更新を適用します。
sudo apt upgrade
このコマンドは、先ほどのupdateで見つかったアップグレードのうち、インストール済みパッケージの削除を伴わないものをすべて適用します。もし一部のパッケージがどうしてもアップグレードされない場合は、パッケージの削除も許容するfull-upgradeオプションを試すと問題が解決することがあります。
いずれのコマンドでも、適用可能なアップグレード一覧が表示された後、インストールの確認を求められます。yまたはyesを入力して続行してください。
upgradeコマンドの末尾に-yフラグを付けると確認をスキップできます。また、&&演算子を使えば、updateとupgradeを1つのコマンドにまとめることも可能です。
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
コマンドラインでUbuntuサーバーを更新する方法
Ubuntuサーバーの更新は、コマンドラインからUbuntuデスクトップを更新する場合と基本的には同じ流れです。
ただしサーバーの場合は、aptではなくapt-getを使用し、その後にdist-upgradeオプションを実行することで、サーバーを完全に最新の状態に保てます。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get dist-upgrade
SSH経由でUbuntuを更新する方法
UbuntuシステムにSSH接続を設定済みであれば、SSHでログインした後、リモートから安全にアップグレードを実行できます。
ssh username@REMOTE.IP.ADDRESS.HERE
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
「username」と「REMOTE.IP.ADDRESS.HERE」は、実際のユーザー名と接続先のIPアドレスに置き換えてください。
Ubuntuのパッケージ更新を完了させよう
これでUbuntuシステムは最新の状態になり、最新のLinux機能を備えた安全な環境で作業を続けられるようになりました。
なお、一部のLinuxアプリはソフトウェアストアやaptリポジトリでは提供されていません。Ubuntuで動作する高品質なDEBパッケージを配布しているおすすめサイトも、あわせてチェックしてみてください。
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