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ISOファイルをUSBメモリに書き込む方法|UNetbootinで起動可能なLinuxインストールメディアを作成

Linuxのインストールは、実はそれほど難しい作業ではありません。最初のステップは、ISOイメージ(ISOファイル)をダウンロードすることです。ISOファイルには、Linuxをインストールして起動するために必要なデータがすべて含まれています。

ただし注意が必要なのは、ISOファイルをUSBフラッシュドライブにそのままコピーしても起動ディスクにはならないという点です。PCがUSBから起動できるようにするには、専用ツールを使ってISOイメージをドライブに「書き込む(焼く)」必要があります。

この記事では、Windows・macOS・Linuxに対応した無料ツール「UNetbootin」を使って、ISOファイルをUSBメモリに書き込む手順をわかりやすく解説します。

用意するもの

  • 空き容量が8GB以上あるUSBフラッシュドライブ
  • インストールしたいLinuxディストリビューションのISOイメージ
  • デスクトップまたはノートパソコン

ポイント:UNetbootinを使えば、CDに焼くことなくUbuntuをはじめとする各種Linuxディストリビューションの起動可能なUSBドライブを作成できます。対応ディストリビューションを自動ダウンロードする機能もあるため、ISOファイルをまだ持っていない場合でも安心です。もちろん、自分で用意した.isoファイルを読み込ませることも可能です。

本チュートリアルでは、System76社が開発したLinuxディストリビューション「Pop!_OS」を例に説明しますが、どのディストリビューションでも基本的な手順はほぼ同じです。

ステップ1:ISOファイルをダウンロードする

まず、試したいLinuxディストリビューションのISOイメージを公式サイトからダウンロードします。たとえばUbuntu Linuxであれば、Ubuntu Desktopのダウンロードページにアクセスし、拡張子が「.iso」のイメージファイルを保存してください。

ISOファイルはサイズが大きめで、最大4GB程度になることもありますが、多くの場合は1GB未満に収まっています。回線速度にもよりますが、数分〜十数分ほどでダウンロードできるでしょう。

ステップ2:UNetbootinを入手する

UNetbootinはインストール不要のアプリケーションです。実行ファイルとして配布されているため、ダウンロード後にそのまま起動できます。WindowsやmacOSをお使いの場合は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックするだけでUNetbootinが立ち上がります。

注意:一部のLinuxディストリビューションでは、UNetbootinを起動すると画面がグレー表示になり操作できないことがあります。この場合は、ターミナルで以下のコマンドを実行すると回避できます。
sudo QT_X11_NO_MITSHM=1 unetbootin

ステップ3:ISOイメージをUSBドライブに書き込む

UNetbootinを起動したら、以下の手順で書き込みを行います。

  1. UNetbootinのウィンドウ上部にある「Diskimage」のラジオボタンを選択し、隣にあるファイルボタン(横3点のアイコン)をクリックします。

    ISOファイルをUSBメモリに書き込む方法|UNetbootinで起動可能なLinuxインストールメディアを作成
  2. ダウンロード済みのISOファイルを選択し、「Open(開く)」をクリックします。

    ISOファイルをUSBメモリに書き込む方法|UNetbootinで起動可能なLinuxインストールメディアを作成
  3. UNetbootinを実行しているパソコンに、USBドライブを挿入します。

  4. Type」ドロップダウンから「USB Drive」を選択し、「Drive」ドロップダウンから今挿入したUSBドライブを指定します。

    ISOファイルをUSBメモリに書き込む方法|UNetbootinで起動可能なLinuxインストールメディアを作成
  5. OK」をクリックして書き込みを開始し、完了の通知が表示されたら「Exit」で終了します。

重要:書き込みを行うと、USBドライブ内の既存データはすべて消去されます。必要なファイルが保存されていないか、必ず事前に確認・バックアップをしてください。

書き込みにかかる時間は、パソコンの性能やISOファイルのサイズによって異なります。処理が完了したらUNetbootinを終了し、USBドライブを取り外しましょう。

ステップ4:USBドライブからLinuxを起動する

作成したUSBメモリを、Linuxをインストールしたいマシンに挿入し、電源を入れます。あとは画面の指示に従ってインストール作業を進めるだけです。

補足:USBドライブから起動するには、お使いのパソコンでBootメニュー(起動メニュー)を開く方法を知っておく必要があります。この操作方法はメーカーや機種によって異なります。Googleなどの検索エンジンで、パソコンのメーカー名・型番に「boot menu」や「起動メニュー」というキーワードを組み合わせて検索してみてください。たとえばSystem76 Thelioをお使いなら、「System76 Thelio 起動メニュー 開き方」のように調べると具体的な手順が見つかります。

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