Windows 10とLinux Mintをデュアルブートする方法【初心者向け完全ガイド】
1台のパソコンでWindowsとLinuxの両方を動かすことは可能です。この記事では、最も人気のあるLinuxディストリビューションのひとつ「Linux Mint」を、Windows 10と共存させる形でインストールし、デュアルブート環境を構築する手順を詳しく解説します。
なお、本ガイドの手順は、Windows 10/8.1/8がインストールされたPCに、Linux Mint 19・18・17を導入する場合を想定しています。
Linux Mint導入前の準備
まずは、LinuxとWindowsのデュアルブートに向けてPCを準備しましょう。Linuxのインストール中にトラブルが発生した場合に備え、Windowsの回復ドライブを作成しておくことをおすすめします。また、ハードディスクには少なくとも10GB以上(できればそれ以上)の空き容量が必要です。
次に、Linux Mintの起動用USBメモリを作成し、PCがUSBデバイスから起動できるよう設定します。USBメモリ上でLinuxをそのまま持ち運んで使うことも可能ですが、両方のOSを切り替えて使いたい場合は、PC本体にMintをインストールする必要があります。その場合、いくつか追加の手順が必要になります。
Windows 10との共存環境にLinux Mintをインストールする手順
USBメモリからLinux Mintを起動したら、デスクトップ右下のネットワークアイコンを選択してWi-Fiに接続するか、LANケーブルでインターネットに接続します。接続できたら、Windowsブートマネージャーと共存させる形でMintをインストールしていきましょう。
MintのデスクトップにあるInstall Linux Mintを選択します。

言語を選択して続けるをクリックします。
コーデック非搭載版のISOイメージをダウンロードした場合は、音楽の再生やDVDの視聴などに必要なサードパーティ製パッケージのインストールを求められることがあります。
Install Linux Mint alongside Windows Boot Managerを選択し、Install Nowをクリックします。
もしWindowsと共存するインストールオプションが選択できない場合は、Something Elseを選び、この記事の最後にある「パーティションを手動で作成する方法」のセクションを参照してください。
地図からタイムゾーンを選ぶか、入力欄に都市名を入力して続けるをクリックします。

キーボードの言語とレイアウトを選択して続けるをクリックします。
Detect keyboard layoutを選べば、キーボードに適したレイアウトを自動的に検出できます。テスト用の入力欄に文字を打ってみて、キーの配置が正しいか確認しましょう。
Linux Mintのユーザープロファイルを設定します。ユーザー名と強固なパスワードを決め、必要に応じてホームフォルダの暗号化を選択して続けるをクリックします。
同じネットワーク上の別のPCから共有フォルダへアクセスしやすくするため、コンピューター名も自分が識別しやすい名前にしておくと便利です。
インストールが完了したら、PCを再起動し、再起動が始まったタイミングでLinux MintのUSBメモリを取り外します。これで、起動時にWindowsかLinuxかを選択できるようになり、PCを再起動するだけでいつでもOSを切り替えられるようになります。
もしPCが直接Windowsで起動してしまう場合は、システムBIOSで起動順序を変更する必要があるかもしれません。
Linux Mintのパーティションを手動で作成する方法
Windowsとの共存インストールのオプションが選択できない場合は、Linux Mint用のディスクパーティションを手動で作成する必要があります。
インストールタイプの画面でSomething Elseを選択し、続けるをクリックします。

空き領域(Free Space)を選択し、プラス記号(+)をクリックして新しいパーティションを作成します。

以下の設定を入力してOKをクリックします。
- サイズ:10,000MB以上を入力
- 新しいパーティションのタイプ:基本パーティション(Primary)を選択
- 新しいパーティションの場所:この領域の始点(Beginning of this space)を選択
- 利用方法:Ext4ジャーナリングファイルシステムに設定
- マウントポイント:/を選択
パーティションのサイズは、ソフトウェアをインストールできる容量を左右するため、できるだけ大きめに設定しておきましょう。

再び空き領域を選択し、プラス記号(+)をクリックします。

以下の設定を入力してOKをクリックします。
- サイズ:2,000MBを入力
- 新しいパーティションのタイプ:基本パーティション(Primary)を選択
- 新しいパーティションの場所:この領域の始点(Beginning of this space)を選択
- 利用方法:スワップ領域(swap area)に設定
このステップは技術的には任意ですが、予期しないクラッシュを防ぐためにスワップ領域を作成しておくことが推奨されます。

Install Nowをクリックします。
ブートローダーをインストールするデバイスが、タイプがEFIのデバイスに設定されていることを確認してください。
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