Windows 10
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Windows 10とUbuntuをデュアルブートする方法【初心者向け完全ガイド】

Windows 10は現在、世界で最も普及しているPC向けオペレーティングシステムです。全世界で10億人を超えるユーザーに利用され、アップデートを重ねるごとに進化を続けています。しかし一方で、動作が不安定に感じられたり、予期しない不具合に悩まされたりすることもあるのが実情です。そこで注目したいのが「Ubuntu Linux」です。


Ubuntuは無料で利用できるオープンソースのLinuxディストリビューションで、Windows 10よりも軽量で、システムリソースへの負荷が少ない点が大きな魅力です。プライバシーとセキュリティの高さ、自由度の高いカスタマイズ性、クラウドコンピューティングとの相性の良さから、多くのクリエイターやプログラマーがUbuntuを愛用しています。技術的な作業を行うなら、Ubuntuが最適な環境といえるでしょう。


Windows 10とUbuntuをデュアルブートする方法【初心者向け完全ガイド】

もちろん、Windows 10にもUbuntuにはない強みがあります。単純にいえば、Windows 10ではできるのにUbuntuでは難しいことも少なくありません。


その代表例が、ゲーム、ウェブブラウジング、動画視聴などのメディア・エンターテインメントといった日常的な用途です。こうした使い方であれば、Windows 10の方が適しています。


こうした背景から、近年では両方のOSを1台のPCで切り替えて使う「デュアルブート」環境を構築するのが一般的になりつつあります。技術的な作業にはUbuntuを、日常的な使用にはWindows 10を使う——これが今後のスタンダードになっていくでしょう。


Windows 10 PCにUbuntuをインストールする方法


すでにWindows 10がインストールされているPCであれば、Ubuntuの導入は比較的簡単です。UbuntuはWindows 10の「上に」インストールする形になるため、逆のケース(後述)よりも手順がシンプルになります。


Ubuntuの動作要件


インストール作業を始める前に、必ず重要なデータのバックアップを取っておきましょう。また、ブートドライブとして使うための8GB以上の容量があるUSBメモリを用意してください。さらに、PCが以下の要件を満たしているか確認します。


  • 2GHzのデュアルコアプロセッサ
  • 2GB以上のRAM(快適に使うなら4GB以上を推奨)
  • 25GB以上のハードディスク空き容量
  • 1024×768の画面解像度に対応したVGA

デュアルブート環境の構築手順


まず、Ubuntuの公式サイトにアクセスし、最新版のUbuntu ISOファイルをダウンロードします。


次に、起動可能なUSBメモリを作成します。用意したUSBメモリを挿した状態で、公式サイトから「Rufus」をダウンロードしましょう。RufusはUEFIに対応しているため、Ubuntu用の起動USBを簡単に作成できます。


Windows 10とUbuntuをデュアルブートする方法【初心者向け完全ガイド】

Rufusを起動したら、「ブータブルディスクの作成に使用」の項目で「ISOイメージ」を選択し、先ほどダウンロードしたUbuntuのISOファイルを指定します。


続いて、Ubuntu用のディスクパーティションを作成します。Windows 10のスタートメニューを右クリックして「ディスクの管理」を開き、分割したいドライブを右クリックして「ボリュームの縮小」を選択します。Ubuntuが正常に動作するよう、最低でも64GBの空き容量を確保しておくのがおすすめです。


最後に、PCを再起動して「ブートメニュー」または「UEFIファームウェア設定」を開き、Ubuntuが入ったUSBメモリから起動します。Ubuntuのインストールメニューで言語を選択し、「Install Ubuntu alongside Windows 10(Windows 10とは別にUbuntuをインストール)」を選べば、デュアルブート環境を構築できます。


セットアップが完了したらPCを再起動しましょう。以降、電源を入れるたびに「Ubuntu」か「Windows 10」のどちらで起動するかを選択できるようになります。


UbuntuマシンにWindows 10をインストールする方法


Windows 10とUbuntuをデュアルブートする方法【初心者向け完全ガイド】

Ubuntuを先にインストールした環境へ後からWindows 10を入れるのは、やや難易度が高く、基本的にはおすすめできません。ただし、どうしても必要な場合の手順は確立されているので、以下の流れに沿って進めれば対応可能です。


Windows 10用パーティションの準備


まず、Windows OSをインストールする予定のパーティションが「基本NTFSパーティション」になっていることを確認します。このパーティションは、Ubuntu上でWindowsインストール専用として新規作成する必要があります。


パーティションの作成には「gParted」や「ディスクユーティリティ」といったツールを使用します。すでに論理パーティションや拡張パーティションが存在する場合は一度削除し、新しく「基本パーティション」を作成してください。この操作によりパーティション内の既存データはすべて消去されるため、必要なデータは事前にバックアップしておきましょう。


Windows 10のインストール


Windows 10のインストールを開始するには、あらかじめWindows 10が書き込まれたUSBメモリまたはDVDが必要です。また、インストールの認証には有効なWindowsプロダクトキーも必要になります。


用意したメディアからPCを起動します。


インストールの種類を選択する画面では、必ず「カスタムインストール」を選びましょう。後続の手順を正確に進めるうえで、この選択がトラブル回避のポイントになります。


インストール先としては、先ほど作成した「NTFS基本パーティション」を指定します。インストールが完了すると、WindowsのブートローダーがGRUBを上書きするため、起動時にGRUBメニューが表示されなくなります。しかし心配はいりません。後述の手順でGRUBを再インストールすれば元に戻せます。


Windows 10とUbuntuをデュアルブートする方法【初心者向け完全ガイド】

GRUBの再インストール


UbuntuのLiveCDまたはLiveUSBを用意して起動し、ターミナルを開いて以下のコマンドを順に入力します。


sudo add-apt-repository ppa:yannubuntu/boot-repair && sudo apt-get update

sudo apt-get install -y boot-repair && boot-repair

インストールが完了すると「Boot-Repair」が自動的に起動します。「推奨される修復(Recommended repair)」オプションを選択し、GRUBのインストールが完了するまで待ちましょう。処理が終わったらPCを再起動します。


これでGRUBメニューが再び表示されるようになり、起動時にUbuntuとWindows 10のどちらのOSで立ち上げるかを選択できるようになります。

  1. Windows 10とWindows 11をデュアルブートする方法|初心者向け完全ガイド

    デュアルブート環境の最大の魅力は、既存のWindows 10をアンインストールせずに、同じPC上にWindows 11をインストールできる点にあります。 これにより、新しいOSを実際に試しながら、自分の使い方に合っているかどうかをじっくり判断できます。古いバージョンと新しいバージョンの両方を、1台のデバイスで同時に体験できるのがデュアルブートの大きなメリットです。 デュアルブート前に確認すべき要件 作業を始める前に、以下の条件を満たしているか必ず確認しましょう。 システム要件:お使いのデバイスがWindows 11の動作要件(TPM 2.0、UEFI対応など)を満たしていること ISOイメー

  2. Windows 7とWindows 8をデュアルブートする方法【パーティション作成からインストールまで完全解説】

    Windows 8に興味はあるけれど、今使っているWindows 7は手放したくない――そんな悩みを抱えている方は少なくありません。特に新旧で変更点が大きい場合、旧バージョンに慣れきったユーザーほど戸惑いを感じやすいものです。しかし、Windows 7とWindows 8は、どちらか一方を諦めることなく両方試すことができます。そう、1台のPCに両方のOSを共存させられるのです。 この仕組みは「デュアルブート」と呼ばれます。デュアルブート環境では、PCの電源を入れるたびに、起動するOSとしてWindows 7とWindows 8のどちらかを選択する画面が表示されます。これにより、Windows