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【完全ガイド】Windows Server 2016用の起動可能なUSBメモリを作成する方法

物理サーバーにWindows Server 2016をインストールするための起動可能なUSBメモリを作成する最も簡単で直感的な方法は、Windows USB/DVD Download Toolを使用することです。このツールを使えば、既存の*.isoイメージをUSBドライブに書き込み、起動可能な状態にできます。ただし、このツールはドライブをNTFS形式でフォーマットするため、BIOSシステムへのWindowsインストールには適していますが、EFIシステムではサポートされていません。

本記事では、サードパーティ製ツールを使用せずに、Windows Server 2016のイメージを収めた起動可能なUSBメモリを作成する方法を詳しく解説します。

注意: FAT、FAT32、exFAT、NTFSのブートパーティションから起動できるBIOSシステムとは異なり、EFIシステムはFAT32のブートパーティションからのみ起動できます。

サーバーのUEFI/BIOSアーキテクチャに応じて、以下のいずれかの方法でインストール用USBメモリを作成してください。

重要: 以下の手順に従う際は、ディスクのパスとディスク番号を必ず確認してください。確認を怠ると、データが保存されたディスクを誤ってフォーマットしてしまう恐れがあります。なお、USBメモリはいずれの場合もフォーマットされ、すべてのデータが消去される点にご留意ください。

UEFI起動対応のUSBメモリを作成する

EFIサーバーでWindows Server 2016を起動・インストールするためにUSBメモリを使用する場合、USBメモリには以下の要件があります。

  1. USBメモリの最小容量は8GB
  2. パーティションテーブルの種類はGPT
  3. ファイルシステムはFAT32

それでは、USBメモリをパソコン(本記事の例ではWindows 10が動作するPC)に接続し、管理者権限でコマンドプロンプトを起動して、以下のコマンドでDISKPARTを実行します。

list disk

ディスクの一覧が表示されます。筆者の環境では、USBメモリは「ディスク1」でした。これを選択します。

select disk 1

ドライブの内容を消去します。

clean

パーティションテーブルをGPTに変換します。

convert gpt

新しいパーティションを作成します(16GB未満のサイズで作成してください)。

create partition primary

ヒント: USBメモリの容量が16GBを超える場合は、16GB未満のパーティションを作成してください。

create partition primary size=16000

このパーティションをFAT32でフォーマットします。

format fs=FAT32 quick

新しいパーティションにドライブ文字を割り当てます。

assign letter=M

diskpartを終了します。

exit

マウントしたWindows Server 2016のISOイメージから、インストールファイルをUSBメモリにコピーします(ここでは、ISOイメージがEドライブとしてマウントされていると仮定します)。

xcopy e:\* m:\ /H /F /E

BIOSとUEFI両対応のMBRパーティションテーブルで起動可能なUSBメモリを作成する

MBRパーティションテーブルを使用したWindows Server 2016の起動可能なUSBメモリは、BIOSシステムとUEFIシステムの両方で使用できます。この場合、USBメモリには以下の要件があります。

  • USBメモリの最小容量は8GB
  • パーティションテーブルの種類はMBR
  • ファイルシステムはFAT32

同様にdiskpartセッションを開始し、以下のコマンドを順番に実行します。

システム内のディスク一覧を表示します。

list disk

USBディスクを選択します(この例ではディスク1)。

select disk 1

ドライブを消去します。

clean

新しいパーティションを作成します。USBメモリの容量が16GB未満の場合:

create partition primary

16GBを超える場合:

create partition primary size=16000

USBメモリをFAT32でフォーマットします。

format fs=FAT32 quick

パーティションをアクティブにし、ドライブ文字Mを割り当てます。

active
assign letter=M

exitコマンドでdiskpartを終了し、インストールファイルをUSBメモリにコピーします。

xcopy e:\* m:\ /H /F /E

Install.wimのサイズが4GBを超える場合の対処法

Install.wimのサイズが4GBを超えている場合、ファイルシステムの最大ファイルサイズが4GBに制限されているため、そのままUSBメモリにコピーすることができません。この場合は、DISMコマンドを使用してWIMファイルを複数の小さなファイルに分割する必要があります。

dism /Split-Image /ImageFile:e:\sources\install.wim /SWMFile:m:\sources\install.swm /FileSize:4096

このコマンドを実行すると、install.wimが4GBごとに分割されたinstall.swmファイルとしてUSBメモリに保存されます。Windows Server 2016のセットアップは、分割されたSWMファイルを自動的に認識してインストールを進めることができます。

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