【解決策】Windowsでフォルダ削除時に「アイテムが見つかりません」エラーが出る原因と対処法
Windowsで発生する「アイテムが見つかりません」エラーの症状
Windowsでフォルダを削除したり名前を変更しようとした際に、奇妙なエラーに遭遇することがあります。エクスプローラーからローカルフォルダを削除しようとすると、次のようなエラーメッセージが表示されるのです。
アイテムが見つかりません このアイテムは見つかりませんでした。このアイテムは フォルダパス には存在しなくなっています。 アイテムの場所を確認して、もう一度実行してください。

エクスプローラーは「そのフォルダは存在しない」と主張しているのに、実際にはユーザーがそのフォルダを開いて中のファイルを普通に操作できる、という矛盾した状態になります。
原因:ファイル名・フォルダ名の末尾にある空白やドット
この問題は、NTFS形式のドライブ上で、ファイル名やフォルダ名の末尾に半角スペースやドット(.)が付いている場合に発生することがあります。
まず、該当するフォルダ(ファイル)のプロパティを開いてみてください。プロパティの各項目が空になっているはずです。

さらに、フォルダのプロパティで「セキュリティ」タブを開くと、次のようなエラーが表示されることがあります。
要求されたセキュリティ情報を表示できないか、利用できません。

無効な文字が含まれているか確認する方法
フォルダ名に無効な文字が含まれており、Windowsが正しくアクセスできていないかどうかは、コマンドプロンプトで次のコマンドを実行すると確認できます。
dir /x c:\tools
結果を見ると、これはごく普通のフォルダであり、シンボリックリンクなどの特殊なものではありません。しかし、Windowsは8.3形式(短いファイル名)として TESTFO~1 という別の短い名前を割り当てて表示しています。

対処法1:8.3形式の短い名前を使って削除する
8.3形式の短い名前を使えば、フォルダの名前変更や削除が可能です。
例えば、フォルダを削除するには、次のコマンドを実行します。
rd c:\tools\TESTFO~1 /s

対処法2:UNCパスを使って削除する
末尾にスペースが付いた完全な名前のままでも、「\\?\」で始まるUNCパスを使えばフォルダを削除できます。例:
rd /s "\\?\c:\tools\testfolder "
フォルダ名の末尾のスペースを取り除いてリネームしたい場合は、次のコマンドを実行します。
cd c:\tools
rename TESTFO~1 TESTNEW
対処法3:専用ツールやアーカイバを活用する
なお、フォルダ内のファイルが他のWindowsプロセスによって使用中(ロック)されている場合は、名前変更も削除もできません。その場合は、Unlockerなどのツールを使って使用中のファイルを特定し、閉じてから操作してください。
また、Total Commander、Far、7-Zipといったサードパーティ製ファイラーを使えば、こうした特殊な名前のファイルやフォルダでもリネーム・削除できることがあります。
特に7-Zipがインストールされている環境では、次の手順が便利です。
- 対象のフォルダを右クリックし、「7-Zip > 圧縮...」を選択します。
- 表示されたウィンドウで「圧縮後に元のファイルを削除」にチェックを入れます。
- 「OK」をクリックします。
これにより、7-Zipがフォルダの中身を新しいアーカイブファイルにまとめ、名前にスペースが含まれる元のフォルダを自動的に削除してくれます。

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