【保存版】削除したGoogle Chromeの履歴を復元する3つの方法と事前バックアップ術
Google Chromeは、間違いなく世界で最も人気のあるウェブブラウザの一つです。毎日インターネットを利用する人にとって、Chromeの閲覧履歴は重要な情報源となります。例えば、先日あるウェブサイトを訪れた際、その豊富な製品ラインナップ、洗練されたデザイン、そして製品に関する充実したガイド記事に感銘を受けたとしましょう。
ところが数日後、再びそのサイトにアクセスしようとしたとき、サイト名をどうしても思い出せませんでした。しかも初回訪問時にブックマークするのを忘れていたのです。幸い、訪れた日付だけは正確に覚えていたため、その日の履歴から無事にサイトを見つけられました。
しかし、誰もが私のように幸運とは限りません。急いでいるときにうっかりChromeの履歴を削除してしまい、大切なウェブサイトの記録を失ってしまうことも珍しくありません。もしそうなってしまった方には朗報です。この記事では、削除されたGoogle Chromeの履歴を復元する方法を、事前のバックアップ対策とあわせて詳しくご紹介します。
まずは事前準備:Chromeの履歴をバックアップしておこう
重要なウェブサイトの記録をうっかり削除してしまうリスクがあると分かった今こそ、バックアップを取っておきましょう。この方法なら、Googleアカウントにサインインしていなくても、Chromeの履歴を含む設定データ一式をバックアップ・復元できます。
- Windows + R キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- 「%appdata%」と入力して Enter キーを押します。
- アドレスバーに次のパスを入力します:
C:\Users\Admin\AppData\Local\Google\Chrome
ここで「Admin」の部分はご自身のユーザー名に置き換えてください。例えばユーザー名が「John」であれば、パスは C:\Users\John\AppData\Local\Google\Chrome となります。
- 「User Data」フォルダを丸ごとコピーします。すべてをコピーしたくない場合は、「User Data」内の「Default」フォルダだけをコピーしても構いません。履歴だけを対象にしたい場合は、「Default」フォルダを開き、中にある「History」ファイルをコピーしましょう。
- 外付けハードディスクや共有ドライブなど、バックアップ用に確保した場所へ貼り付けます。
- 履歴を削除してしまった場合は、バックアップしておいたフォルダ(または「History」ファイル)をコピーし、再度「C:\Users\Admin\AppData\Local\Google\Chrome」フォルダへ移動して貼り付けます。履歴のみを復元したい場合は「Default」フォルダ内にペーストしてください。
- 「宛先のファイルを置き換えますか?」というメッセージが表示されたら、「置き換える」を選択します。
- 完了したらChromeを開き、画面右上の縦に並んだ3点メニューから「履歴」を選ぶか、ショートカットキーの Ctrl + H を押して履歴画面を表示します。以前の履歴が戻っていることを確認できます。
バックアップがない場合:削除したChromeの履歴を復元する3つの方法
バックアップを取っていなかった場合でも、諦める必要はありません。以下に、削除された履歴を取り戻すための現実的な方法を3つご紹介します。
方法1:Googleアカウントのアクティビティを確認する
Chromeの履歴からウェブサイトを削除しても、Googleの「マイアクティビティ」には記録が残っている可能性があります。ここからアクセス履歴を辿れることが多く、復元に近い形で情報を回収できます。
- Google Chromeを開き、「google.com」にアクセスします。
- 画面右上で、履歴を確認したいアカウントにログインしていることを確認してください。未ログインの状態では履歴は一切表示されません。
- マイアクティビティのページで全件をスクロールして確認するか、日付や期間で絞り込みます。
- 目的のウェブサイトを見つけたら開き、必要に応じてブックマークに登録すれば、二度と失くす心配はありません。
方法2:データ復元ツールを使う
Chromeの履歴データは、実はハードディスク上の次の場所に保存されています。
C:\Users\Admin\AppData\Local\Google\Chrome
まず、このパスをメモ帳などに控えておきましょう。次に、Windows向けの定番データ復元ソフト「Advanced Disk Recovery」などのツールをダウンロードします。シンプルな操作性で評判の高いソフトです。
具体的な復元手順は以下の通りです。
- Advanced Disk Recoveryをダウンロード・インストールして起動します。 先ほどのパスをメモ帳や付箋アプリに控えておくと作業がスムーズです。
- Chromeの履歴は「C:」ドライブに存在するため、ソフトを起動したらスキャン対象として「Hard Drive」の「C:」を選択します。
- 「Start Scan Now(今すぐスキャン開始)」をクリックします。
- ハードディスクをセクター単位で詳細に調査できる「Deep Scan(ディープスキャン)」を選択し、「Scan now」を実行します。
- スキャン完了までしばらく待ちます。
- パス「C:\Users\Admin\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default」を参考に、結果一覧から該当するフォルダ構造を探します。
- 「Default」の横にあるチェックボックスにチェックを入れ、「Recover(復元)」をクリックして完了です。
方法3:DNSキャッシュを活用する
DNSキャッシュには、これまでに訪問したウェブサイトの情報が一時的に保存されています。再訪問を高速化するための仕組みですが、これを利用して履歴の痕跡を確認できます。ただし、PCを再起動するたびにキャッシュは消去されるため、成功率は決して高くありません。とはいえ、試してみる価値は十分にあります。
- Windowsの検索バーに「CMD」と入力します。
- 検索結果の右側にある「管理者として実行」を選択します。
- コマンドプロンプトが開いたら、「ipconfig /displaydns」と入力して Enter キーを押します。
- 表示された訪問済みサイトのURLをコピーし、Chromeで開いてブックマークに登録すれば、情報を再び保存できます。
まとめ
今回は、削除したGoogle Chromeの履歴を復元する方法として、事前バックアップの重要性と、Googleアカウントのアクティビティ確認、データ復元ツール、DNSキャッシュという3つのアプローチを解説しました。最も確実なのは日頃からのバックアップ習慣ですが、万が一の際も諦めずにこれらの方法を試してみてください。復元に成功した方は、どの方法が役立ったのかコメントでお知らせいただけると嬉しいです。同じトラブルを抱える友人や同僚にも、ぜひこの記事をシェアしてください。
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