Windows 10で「リモート プロシージャ呼び出しに失敗しました」エラーを解決する方法
Windows 10では、さまざまなシステムエラーや不具合が発生することがありますが、その多くは適切な対処法によって解決できます。Windows 10で「リモート プロシージャ呼び出しに失敗しました(The remote procedure call failed)」というエラーに悩んでいる方もご安心ください。この記事では、この問題の原因と具体的な解決方法をわかりやすく解説します。
リモート プロシージャ コール(RPC)とは?
RPC(Remote Procedure Call:リモート プロシージャ コール)とは、異なるコンピュータ上で動作するプログラム同士が、互いの手続き(サブルーチン)を呼び出して結果を受け取れるようにするための標準規格です。
また、RPCはCOMおよびDCOMサーバーの管理も担っています。そのため、RPCが無効化されたり停止したりすると、COMやDCOMを使用するプログラムは正常に動作しなくなります。「リモート プロシージャ呼び出しに失敗しました」というエラーが表示される場合は、RPCが無効になっている可能性があるため、再度有効化する必要があります。
このエラーは、ローカルネットワーク上の別のコンピュータから音楽を再生するときや、アプリ経由でストリーミングラジオを聴くときなど、さまざまな場面で発生することが報告されています。Windowsのバージョンに関係なく起こりうる厄介な問題ですが、以下の方法で解決できます。
Windows 10でリモート プロシージャ エラーを修正する3つの方法
専門用語が多く難しく感じるかもしれませんが、トラブルシューティングの際に細かい知識を覚える必要はありません。ここでは、初心者の方でも実践できる簡単な方法を3つ紹介します。
方法1:SFCスキャンを実行する
システム ファイル チェッカー(SFC)は、Windowsに標準搭載されているユーティリティツールで、システムファイルの破損をチェックし、損傷したファイルを自動修復してくれます。SFCスキャンの実行手順は以下のとおりです。
- 「Windows」キーを押し、検索バーに「コマンド プロンプト」と入力します。
- 「管理者として実行」を選択してコマンド プロンプトを開きます。

- 次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。「sfc /scannow」

- SFCスキャンが開始され、完了までにある程度時間がかかります。スキャンが終了したら、パソコンを再起動してください。
再起動後、「リモート プロシージャ呼び出しに失敗しました」というエラーが解消されているかどうかを確認しましょう。
方法2:Windowsトラブルシューティング ツールを利用する
Windowsには、さまざまな問題を自動的に検出・修復できるトラブルシューティング ツールが複数用意されています。これを活用することで、エラーの原因を特定できる場合があります。手順は以下のとおりです。
- 「Windows」キーと「I」キーを同時に押して「設定」を開きます。
- 左上のプロフィール画像の下にある検索バーに「トラブルシューティング」と入力します。
- 「トラブルシューティングの設定」をクリックします。

- トラブルシューティングのページで「その他のトラブルシューティング ツール」をクリックします。

- 「その他」セクションの中から「Windows ストア アプリ」を見つけ、横にある「実行する」ボタンをクリックします。

- 処理が完了するまで待ちます。

完了したら、同じエラーメッセージがまだ表示されるかどうかを確認してください。エラーが続く場合は、次の方法を試してみましょう。
方法3:RPCの設定を確認・変更する
- 「Windows」キーと「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- 「services.msc」と入力してEnterキーを押します。

- 「サービス」ウィンドウが開きます。
- 一覧を下にスクロールし、「Remote Procedure Call (RPC)」を探します。
- 「スタートアップの種類」が「自動」に設定されていることを確認します。

- 続いて、一覧を上にスクロールして「DCOM Server Process Launcher」をクリックします。こちらも「スタートアップの種類」が「自動」になっていることを確認してください。

- 次に、一覧から「Remote Procedure Call (RPC) Locator」を探します。
- 右クリックして、ドロップダウンメニューから「プロパティ」を選択します。

- 「スタートアップの種類」が「手動」に設定されていることを確認します。

- 変更を適用するために、パソコンを再起動します。
まとめ
以上が、Windows 10で「リモート プロシージャ呼び出しに失敗しました」エラーを解決する方法です。まずはSFCスキャン、次にトラブルシューティング ツール、最後にRPC設定の確認という順番で試してみてください。どの方法で解決できたか、ぜひコメント欄でお聞かせください。他にも有効な対処法をご存じの方は、ぜひ情報を共有していただければ幸いです。
-
Windowsエラー1408の原因と解決方法をわかりやすく解説
1408エラーは、Windowsがソフトウェアを正しく操作できないことで発生する問題です。主な原因は、ソフトウェア側またはWindows側が使用するファイルや設定に潜むさまざまな不具合にあります。幸い、本記事で紹介する手順に従えば、1408エラーは比較的簡単に解決できます。 このエラーは、以下のような形式で表示されます。 Windows エラーコード 1408:「ERROR_WINDOW_OF_OTHER_THREAD」 Windows 1408エラーの原因とは? このエラーは通常、プログラムの使用中に突然表示されます。発生時には、以下のような状態が考えられます。 使用中のソフトウ
-
Windowsエラー1603の原因と解決方法を徹底解説
Windowsエラー1603は、ソフトウェアのインストールがシステム上で正しく実行できない場合に発生するエラーです。PCの設定や環境に起因するさまざまな問題がインストール処理を妨げている可能性があり、これらの問題を早期に解消することが重要です。この記事では、エラー1603を引き起こす主な原因と、誰でも実践できる具体的な解決手順をわかりやすく解説します。 Windowsエラー1603の原因は? Windowsエラー1603は、以下のような形式のメッセージとして表示されます。 「Error 1603: A fatal error occurred during installation(エラー1