「ディスプレイドライバーが応答を停止し、回復しました」エラーの対処法8選【Windows】
ゲーム中やソフトの実行中に「ディスプレイドライバーが応答を停止しましたが、回復しました(Display driver stopped responding and has recovered)」というエラーメッセージが表示され、お困りのWindowsユーザーは多いのではないでしょうか。
本記事では、このエラーの主な原因と、実践的な解決策を8つわかりやすく解説します。まずは、なぜこのエラーが発生するのか、その原因から見ていきましょう。
「ディスプレイドライバーが応答を停止」エラーの主な原因
このエラーの原因はさまざまですが、特によく見られるものは以下の通りです。
- PC上で同時に起動しているアプリケーションやサービスが多すぎる
- ディスプレイドライバーの破損・欠落・不具合
- GPU(グラフィックボード)の過熱
- GPUが許容範囲を超えるリソースをグラフィックス処理に消費している
- グラフィックカードドライバーの陳腐化または破損
以下の対処法を一つずつ試して、ご自身の環境に合った解決策を見つけてください。
方法1:不要なアプリケーションやプログラムを終了する
システム上で動作しているアプリケーションやサービスの数がGPUの処理能力を超えると、このエラーが発生しやすくなります。
まずは不要なプログラムを閉じることから始めましょう。Ctrl + Shift + Escキーを押してタスクマネージャーを開き、「プロセス」タブから不要なプロセスを選択して「タスクの終了」をクリックします。

その後、PCを再起動してゲームなどを起動してみてください。エラーが発生しなくなっているはずです。
方法2:視覚効果(グラフィック設定)を調整する
Windowsの視覚効果を軽くすることでエラーが改善したケースもあります。以下の手順で設定を変更してみてください。
1. Windowsの検索バーに「Windows の外観とパフォーマンスの調整」と入力します。

2. 開いたウィンドウで「視覚効果」タブを選択し、「パフォーマンスを優先する」のラジオボタンを選んで「OK」をクリックします。

ポイント:「コンピューターに最適なものをWindowsで選択する」を選んでも構いません。
3. 「適用」→「OK」をクリックして完了です。
エラーが解消されたか確認し、改善しない場合は次の方法へ進みましょう。
方法3:グラフィックドライバーを更新・再インストールする
グラフィックドライバーが古いか破損していると、このエラーが起こりやすくなります。まずはドライバーの更新を試みてください。自動更新ツール(Smart Driver Careなど)を使えば、スキャンから更新まで簡単に行えます。
手動で行う場合は、デバイスマネージャーから一度ドライバーをアンインストールし、再インストールするのが確実です。
1. Windows + Rキーを押し、「devmgmt.msc」と入力してEnterを押します。
2. 「ディスプレイ アダプター」をダブルクリックして展開します。

3. グラフィックドライバーを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。

4. 表示されるすべてのグラフィックドライバーに対して同じ操作を行い、PCを再起動します。再起動後、Windowsが自動的に最新のドライバーをインストールします。
注意:手動でメーカー公式サイトからドライバーを入手する場合は、必ずNVIDIA・AMD・Intelなどの正規サイトから、自分のGPUとOSに合ったドライバーをダウンロードしてください。
方法4:GPUの処理時間(TdrDelay)を変更する
レジストリの「Timeout Detection & Recovery(TDR)」の待機時間を延ばすことで、エラーを解消できることがあります。
重要:この方法はレジストリの編集を伴います。誤った変更はシステムに深刻な影響を与える可能性があるため、作業前に必ずレジストリのバックアップを取ってください。
1. 実行中のすべてのプログラムを閉じます。
2. Windowsの検索バーに「regedit」と入力してレジストリエディターを開きます。
3. 次のキーへ移動します:
HKEY_LOCAL_MACHINE > SYSTEM > CurrentControlSet > Control > GraphicsDrivers

4. 右側ペインの空いている場所を右クリックし、「新規」から値を作成します。
・32ビットOSの場合:DWORD (32ビット) 値
・64ビットOSの場合:QWORD (64ビット) 値
ヒント:OSのビット数は「PC > プロパティ」のシステム情報で確認できます。
5. 作成した値の名前を「TdrDelay」に変更します。

6. TdrDelayをダブルクリックし、「値のデータ」に「8」を入力して「OK」をクリックします。

7. レジストリエディターを閉じて、PCを再起動します。
方法5:GPUの過熱をチェックする
グラフィックカードの温度が上限を超えると、ドライバーが応答を停止することがあります。温度監視ソフトを導入して、日常的にGPUの温度を確認することをおすすめします。
また、放熱部分(ラジエーターやファン)にホコリが溜まっているとGPUが過熱しやすくなります。PCの電源を切り、冷却機構のホコリを清掃してから使用してみてください。
方法6:ハードウェアをデフォルト設定に戻す
CPUやGPUをオーバークロックしている場合、このエラーが頻発することがあります。すべてのハードウェアを標準(デフォルト)設定に戻して動作させてみてください。
設定変更後、PCを再起動し、エラーが解消されたかを確認しましょう。
方法7:システムファイルチェッカー(SFC)を実行する
1. Windowsの検索バーに「コマンド プロンプト」と入力します。
2. 検索結果を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
3. 「SFC /scannow」と入力してEnterを押します。
4. スキャンの完了を待ちます。
この組み込みツールにより、破損したWindowsシステムファイルが自動修復されます。完了後にゲームやアプリケーションを起動して、エラーが解消されたか確認してください。
方法8:Windows Updateを適用する
Windows本体が古いと、ドライバーやシステムコンポーネントとの互換性の問題が生じることがあります。
1. Windows + Iキーで「設定」を開きます。
2. 「Windows Update」を選択し、「更新プログラムのチェック」をクリックします。
3. 利用可能な更新プログラムがあればインストールし、PCを再起動します。
まとめ
以上、8つの方法で「ディスプレイドライバーが応答を停止し、回復しました」エラーを解消できます。多くの場合、ドライバーの更新や不要なアプリの終了で改善しますので、ぜひ順番に試してみてください。ご自身の環境で特に効果的だった方法があれば、ぜひ共有してください。
よくある質問(FAQ)
ディスプレイドライバーが応答を停止する原因は?
最も多い原因は、古いドライバーとGPUの過熱です。不要なアプリケーションやサービスの終了、そしてドライバーの更新を試すことをおすすめします。
ディスプレイドライバーを更新するにはどうすればいい?
デバイスマネージャーから更新するか、NVIDIA・AMD・IntelなどGPUメーカーの公式サイトから最新ドライバーをダウンロードしてインストールするのが基本です。ドライバー更新ユーティリティを利用すれば、より手軽に管理できます。
自分のディスプレイドライバーの情報を確認するには?
Windows + Rキーを押して「devmgmt.msc」と入力し、「ディスプレイ アダプター」を展開します。対象デバイスを右クリックして「プロパティ」>「ドライバー」タブを開くと、ドライバーのバージョンや日付などの詳細情報を確認できます。
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