WinSxSフォルダーをクリーンアップしてWindows 10のディスク容量を解放する方法
Windows 10のWinSxSフォルダーを初めて確認したとき、そのサイズに驚かされる方は多いのではないでしょうか。このフォルダーはC:\Windows\WinSxSにあり、多くの場合5GB以上の容量を占めています。WinSxSフォルダーは、システムコンポーネントや各種一時ファイル・バックアップファイルを保存するために設けられたものですが、時間が経つにつれてどんどん肥大化し、ディスク容量を大きく圧迫していきます。
本記事では、Windows 10でWinSxSフォルダーをクリーンアップし、不要に占有されたストレージ領域を取り戻すためのさまざまな方法をご紹介します。
クリーンアップ前に知っておきたいポイント
まず、WinSxSフォルダーについて押さえておくべき重要な点を確認しておきましょう。
- フォルダー自体は削除できない: WinSxSフォルダーを丸ごと削除することはできませんが、クリーンアップを行ってサイズを縮小することは可能です。
- 重要なファイルを含む: OSの重要なコンポーネントや更新ファイルが格納されており、システムトラブルの解決に必要になる場合があります。
- 安易に触らない: システムの安全性と安定性を保つため、むやみに手を加えるべきではない場所の一つです。
- 日々肥大化する: 放置していると徐々に大きくなり、ドライブ容量の約40%を占めることもあります。
- 更新ファイルの保管場所: 新しい更新プログラムをインストールするたびに関連ファイルがここに保存され、必要なときにすぐ参照できる仕組みになっています。
- 安全に縮小できる: 重要なファイルを多数含むものの、システムの安定性を損なうことなくサイズを減らすことは十分可能です。
それでは早速、WinSxSクリーンアップの具体的な手順を見ていきましょう。
方法1:ディスククリーンアップツールを使う
Windowsに標準搭載されている「ディスククリーンアップ」を利用すれば、古いWindows更新ファイルなど、WinSxSフォルダー内の不要なファイルを安全に削除できます。
ステップ1: スタートメニューを開き、「ディスククリーンアップ」と検索します。
ステップ2: ディスククリーンアップを起動し、クリーンアップしたいドライブを選択します。
ステップ3: 「システムファイルのクリーンアップ」ボタンをクリックし、「Windows Update のクリーンアップ」にチェックを入れて「OK」をクリックします。これにより、WinSxSフォルダーに保存されたシステムファイルが削除され、空き容量が確保されます。
もし「Windows Update のクリーンアップ」の項目が表示されない場合は、現時点で安全に削除できるWinSxSフォルダー内のファイルがない可能性があります。
方法2:DISMコマンドを使う
コマンドラインツール「DISM」を使えば、WinSxSフォルダーからさらに多くの貴重なディスク領域を解放できます。
ステップ1: スタートメニューで「コマンドプロンプト」と検索し、表示された結果を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
ステップ2: 以下のコマンドをコピー&ペーストしてEnterキーを押します。
Dism.exe /online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup
ステップ3: DISMによるスキャンが完了すると、WinSxSフォルダーに保存されているコンポーネントやファイルの情報が表示され、クリーンアップを推奨するかどうかも確認できます。
ステップ4: 内容を確認したら、目的に応じて以下のコマンドを実行してください。
Dism.exe /online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup
(更新済みコンポーネントの旧バージョンをすべて削除します)
DISM.exe /online /Cleanup-Image /SPSuperseded
(アンインストール処理のために保持されているファイルを削除します。現在インストール済みのサービスパックが削除されることはありません)
DISM.exe /online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup /ResetBase
(WinSxSフォルダーに保存されている全コンポーネントの旧バージョンを削除します。なお、このコマンド実行後は既存の更新プログラムをアンインストールできなくなる点にご注意ください)
クリーンアップには、システム環境や削除するデータ量に応じてある程度の時間がかかりますが、その分だけ空き容量が増えるので、待つ価値は十分にあります。
さらにディスク容量を増やしたい方へ
Windows 10の空き容量をもっと増やしたい場合は、専用のPCクリーナーツールの活用がおすすめです。ディスククリーナー、Windowsオプティマイザー、レジストリ最適化、よくある問題の修復、定期メンテナンスなど、多彩な機能モジュールを備えています。さらに、シュレッダー(完全削除)、重複ファイルクリーナー、ドライバーアップデーター、ゲームオプティマイザー、スタートアップマネージャー、アンインストーラーなど、さまざまな最適化ツールに分類された機能を利用できます。
本ツールの詳細な機能については、こちらのレビュー記事もぜひご覧ください。
ご不明な点やお困りのことがあれば、お気軽にコメント欄でお知らせください。喜んでサポートいたします。また、Facebook・Instagram・YouTubeでも最新情報を発信していますので、ぜひフォローしてみてください。
-
Gmailの空き容量を増やす方法|ストレージ不足を解消する3つのテクニック
受信トレイに何千通ものメールが溜まっているのを見て、「いつからこんなことに?」と思ったことはありませんか?実はあなただけではありません。多くのユーザーが同じ悩みを抱えています。Googleが提供するストレージ容量は時代とともに拡大してきましたが、それでも「足りない」と感じることは少なくありません。 通常のGmailアカウントには、Googleドライブと共有で約15GBの無料ストレージが割り当てられており、ビジネス向けのGoogle Workspace(旧G Suite)なら30GB以上が利用可能です。しかし長年使い続けると、「Gmailのストレージが満杯です」という通知が表示されることもありま
-
Windows 11 でストレージの空き容量を増やす方法を徹底解説
「Windows 11 の空き容量をどうやって確保すればいいのだろう?」――そんなふうに日々悩んでいる方は、まさに今この記事を読むべきタイミングです。 少し大げさに聞こえるかもしれませんが、「ストレージ容量が多すぎる」ということは実は存在しませんよね。リビングの収納でもクローゼットでも、そしてノートパソコンでも、私たち人間は常にさらなる保管スペースを求めているものです。スマートフォン、タブレット、ノート PC、その他のガジェットには、写真、動画、ドキュメントなど、かけがえのないデジタルデータが詰め込まれています。ほぼすべてがデジタル形式で保存されている現代では、ストレージ不足に陥るのはごく自然